この3ヶ月ほどの間に複数の不動産オーナー(大家さん)から
「建物はこんなに古くてタダでも要らんて言われるくらいなのに固定資産税が高くって」
といった嘆きをお聞きしてます。特に建物の方の話。
不動産を担保として金融機関が査定するときは鉄筋コンクリート造(RC造)のマンションでも30~40年あたりを
耐用年数として捉えることが通常。
対して、固定資産課税のための家屋評価においては「非木造家屋経年減点補正率」という聞き慣れない
割合を使って経年減価を反映します。
RC造アパートの場合の経年減点補正率表はこんな感じ
あっ、見えない すみません。
表の一番左の列がRC用なんですが、60年経ったところでまだ2割の価値が残ってます。
しかも、60年以上は2割から落ちません。
「高い」と嘆かれていた建物はいずれも年季が入っており30年程度は経った建物。
確かに担保評価のときに原価法でみるときはあまり価値を見てもらえないことがほとんど。
上の表だと46%ほど残ります。
この差が不動産経営者に著しい違和感を感じさせ、「高い」と言わしめる主因ではないかと感じました。
例えば東京の一等地では築後40年以上経ってもなかなかいい賃料の取れてるビルがあります。
でも全国的視野でみればこんなケースは例外というか、少数派。
課税たるもの公平である必要があるわけですが、水平的な公平と垂直的な公平ってやつが求められたりするわけです。
応益課税とか応能課税とか言いましたっけ。
固定資産税は国ではなく、地方自治体が徴収します。(総務省が監督的立場)
難しい問題ですが、
「改善点は一点もない」
と言えますかね?
「建物はこんなに古くてタダでも要らんて言われるくらいなのに固定資産税が高くって」
といった嘆きをお聞きしてます。特に建物の方の話。
不動産を担保として金融機関が査定するときは鉄筋コンクリート造(RC造)のマンションでも30~40年あたりを
耐用年数として捉えることが通常。
対して、固定資産課税のための家屋評価においては「非木造家屋経年減点補正率」という聞き慣れない
割合を使って経年減価を反映します。
RC造アパートの場合の経年減点補正率表はこんな感じ
あっ、見えない すみません。
表の一番左の列がRC用なんですが、60年経ったところでまだ2割の価値が残ってます。
しかも、60年以上は2割から落ちません。
「高い」と嘆かれていた建物はいずれも年季が入っており30年程度は経った建物。
確かに担保評価のときに原価法でみるときはあまり価値を見てもらえないことがほとんど。
上の表だと46%ほど残ります。
この差が不動産経営者に著しい違和感を感じさせ、「高い」と言わしめる主因ではないかと感じました。
例えば東京の一等地では築後40年以上経ってもなかなかいい賃料の取れてるビルがあります。
でも全国的視野でみればこんなケースは例外というか、少数派。
課税たるもの公平である必要があるわけですが、水平的な公平と垂直的な公平ってやつが求められたりするわけです。
応益課税とか応能課税とか言いましたっけ。
固定資産税は国ではなく、地方自治体が徴収します。(総務省が監督的立場)
難しい問題ですが、
「改善点は一点もない」
と言えますかね?