『時代の変化』

景気が悪い！

この認識はもはや社会人のほとんどが共有するところでしょう。

複数の経営者の方々から

「過去にも何度か急激な景気の悪化を経験したが、ここまでのはなかった。」

というお話を聞いてます。中には例年の９割減になったというお話も。


当事務所は佐賀市の中心街に事務所を構えており、周囲には様々なお店が営業をされてます。

百貨店などをはじめとした小売店や飲食店の売り上げも弱含んでます。

これを書いている私自身もご多分に洩れずそうですが、節約の毎日ですし、

新しくモノを買ったり、外食を楽しんだりってのはだいぶ控えてます。

新聞では「節約疲れ」なんて言葉も見かけるようになってしまっています。


一方で、ネット通販などＩＴを駆使した業種やユニクロ、ニトリなどの一部では

好業績なところがあるのも事実。

こんな世の中の状況をみて、『時代の変化』

という表現をつかった意見や論評を見聞きすることがあります。

そして『変化への対応』が必要であると。

私は特にここ２年ほどよく耳にし、目にしてます。

で、『時代の変化』ってなんですの？

時代の何がどう変化したというのか、具体性があればもっとイメージもわくし、

単なる問題意識というレベルが当事者意識的に変わって議論の展開に変化がでるんじゃなかろうか。

過去の安定した業績や好調だった業績といった『過去の成功体験』みたいなものがかえって

思考の活性化の妨げになっちゃいないだろうか。

時代の移り変わりの中でイノベーションにより人の意識や行動が必然的に変わっていくことを

歴史が証明してくれそうに思います。

抽象的な議論にとどめず、

具体性を導くアイデア発信をしたいと常々考えてます。