ハラボジの履歴書

祖父が日本に渡って来なければならなかった物語を記憶に基づき
在日100年が過ぎようとしているいま書き留めておく。

なぜ逃げる地方参政権問題

2010年06月22日 | Weblog
 定住外国人に対しての地方参政権問題、すでに議論されて20年あまり経過し
未だ実現にはいたっていない。
とりわけ、この権利については、地域住民である在日韓国人がこれまで、日本政府に
要請してきた経緯があって、最高裁においてもこの権利は憲法にてらしても、なんら
問題はないとの判断が示されているにも関わらず、一部の議員の猛烈な反対のよって、未だ
審議がとまっている。

 選挙権がほしいいのであれば、帰化すればよいとの、政治に定住外国人の口出しを盛んに
恐れている考えが、根っこにある、日本が持つ排他的な要素が見え隠れし、そのような議論を持ち出せば、「いやなら、自分の国に帰れ」といった、閉鎖性について、今後、新たな議論の課題を持ち出すので、道のりは険しいのであるが、特に民主党は一環し、地方参政権の
実現を表明してきたが、政権与党になってからは、かなり消極的かつ、慎重な態度と共に、むしろ民主党内の参政権反対議員の意見がむしろ台頭してきたのは否めない。

 こんなところにおいても、民主党のマニフェストはなんら信頼できないことを証明しているようで、政権だけをとればとの乏しい政権といわざるをえない。