ハラボジの履歴書

祖父が日本に渡って来なければならなかった物語を記憶に基づき
在日100年が過ぎようとしているいま書き留めておく。

尖閣諸島窮地に立つ日本外交

2012年09月17日 | Weblog
 尖閣諸島をめぐる領土問題で中国で反日運動が連日激しくなり
80箇所の都市でデモが繰り広げられ、日系企業の工場などが標的に
放火、破壊が行なわれており現地の日本人も危険にさらされており、これまでと
違う規模の大きいものとなっている。
また明日にでも中国の漁船団が尖閣諸島に向うとの情報もあって元寇を彷彿とさせる。
日中開戦前夜ともいえる様相に発展しており、予断ができない状況である。

 石原都知事のこれまでの中国に対しての挑発的行動もあり、結果子のような形に
発展してきたこと、先を見据えることのできない政治家のおろかな言動が
このような事態を生み出す結果となり、また覇権を目指す中国の思惑にはまった
格好になってしまった。

 中国の権力構造も変わるなか、これまでの日中関係は維持することが
困難であり、日本もまた大きく政治の構造が変わっているなか、この領土問題から
今後どのような結果にいたるのか、南西の海波高しといえる。