ハラボジの履歴書

祖父が日本に渡って来なければならなかった物語を記憶に基づき
在日100年が過ぎようとしているいま書き留めておく。

新長田再開発地区の今

2007年04月27日 | Weblog
 JR新長田南側の再開発地区は建物はたくさん出来たが、震災前の活気からは程遠い。小さな店舗が密集していた、二葉地区は地域唯一の繁華街ともいうべきかその名残りの再生とも言うべく、飲み屋横丁がビルの一角にある。
特にこの地域は在日韓国人、奄美、徳之島の出身者が多く住んでおり、持ち寄りの文化の交流が日常から行われていて、コミュニティーが少なくなっている今日にあっても、この地域だけは、人同志の関わりが深く、互いに敷居のない付き合いが毎日のように続く。
徳之島出身の女性がこの場所で経営するスナック「紅」。早速故郷の歌が飛び交いいつしか時間を忘れる活気に溢れている。
この屈託のない陽気な人たちがいるから、長田復興の原動力をみた思いがする。

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