ハラボジの履歴書

祖父が日本に渡って来なければならなかった物語を記憶に基づき
在日100年が過ぎようとしているいま書き留めておく。

鷹取東地区のこのごろ

2007年10月07日 | Weblog
 震災から早13年が経過したここ鷹取東地区、旧鷹取商店街。
街づくりはほぼ終わった。これからは人間関係の復興と構築が始まる。

写真の喫茶店グラスアンカーの経営者松原さん。
震災では娘さん、息子さんとお母さんが犠牲となり、全焼したあと、自らカナダにとんで、現地の材料とカナダの大工さんの手によって、店と自宅を再建。

今は地域の中でも繁盛するカフェでもある。
松原さんにとっては、毎年来る1月17日にはこの場所を離れるという。

思い出したくないのか、それとも当時のことをまだ事実としうけいれることができないのか、このあたりに対しては、触れたくもないが、親族をなくした人にあっては、何年経ようが、過去のことではないとの思いがあると思う。

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