60代 スッキリ行こう🐦

還暦過ぎた!
これからも、心の向くままケセラセラ。

震災について

2011-03-18 08:15:57 | 震災後の日々
阪神・淡路大震災で実家を失った西宮市の議員さんのブログです。
13日と14日の記事を読むことが重要と思いました。

私は、阪神・淡路大震災の時に北大阪の豊中にいました。
その年の三月に仙台に移り住むことが決まっていて、住んでいたマンションも売却先が決まっており、
三月に明け渡すだけでした。
なので、本当の被災地の実態は知らないのです。
1月17日の阪神・淡路大震災。私のマンションは大きく揺れましたが、ライフラインは保てました。

あの日の朝、テレビに映し出された神戸の町。
涙が止まらなかったし、もうその後どうしたのかも覚えてないくらいです。

仙台に移り、16年。
親戚も友達もいなかった所だけど、いろんな知り合いはたくさんできました。
そして、またこの震災。
安否の確認をとれた人達は皆、とっても元気。がんばろうと言ってます。
まだ多くの知り合いが今、どうしているのかわからないけど、
静かに戦っているのだと思います。
静かに耐えているのです。



私の生活の不便はあの時と比べ物にならないくらいだけど、
またしても、被災地のど真ん中ではありませんでした。
不便だけど、家や家族を失った人達からは部外者になります。

今回の震災では、直後に生きてる高速道路は、プロ限定になり、一般車は走れません。
そのことは、阪神・淡路を教訓とされていることがわかります。

今回の津波の被災地は、普段からでも交通が不便でなかなか行けない所が多いです。
今でも物資が届きにくいのはそういう理由からと思います。

でも、阪神・淡路の時よりも、本当に救援の訓練がされてきた事を感じます。
阪神・淡路の時から、たくさんの地震への対応のシュミレーションが繰り返されてきたけど、
それを上回る地震が起こり、原発の危機も抱えている。
誰を責める訳にもいかない大自然の脅威です。


私のできることは、
自分の目の前のことだけで、
全ての現実をやんわりと受け止めることだけです。

いつになったら前と一緒の生活が・・・・なんてことは思うべくもない状況なのは
関東も含め、日本の今の現状なのだということなのです。

被災地のど真ん中の人達の心は、本当には私にはわからないのだと思っています。

昨日は雪が降りしきり、お店の前の行列で冷え切りました。
被災地の体育館には、お年寄りがいっぱい。

地震自体と、地震以後に亡くなる方は、半々だと聞きました。

全てを受け入れなければなりません。
私にできることは、とりあえず自分の家族の為に、今日も食料を買いに
行列に並ぶだけ。給水車に並ぶだけ。

それぞれの人の心の中には、本当には入っていけないけれど、
起こるすべての事は、静かに受け入れなければと
思うだけです。


今日は晴れています。
明日、あさっては少し暖かくなるとのこと。
暖かいということは、
人にとって、とっても大きな恩恵なのだと思い知ります。

お日様が少しでも長く出ていてくれますようにと祈ります。







コメント (2)
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