60代 スッキリ行こう🐦

還暦過ぎた!
これからも、心の向くままケセラセラ。

途方もない被害

2011-03-22 08:42:26 | 震災後の日々
こんにちワン、
ありがとウサギ!!
私は今日も元気に朝を迎えています。



地震から、10日以上過ぎて、なんだか夢見てるような日々だったと気づく。
私なんかでも疲れがたまってるのがわかるのだから、
家に帰れない人達の疲れは、察するに余りある。

時が経つにつれて、仙台市、多賀城市、塩釜市の、私が仕事で担当していた地域も
広く波につかり、波が来てなくても、仕事場が崩れているところも多いことがわかってきた。

漁業関係者もそうだけど、
この地震で家族を失った人、家を失った人、
そして、仕事の場を失った人は途方に暮れている。

生き残っていても、どうやって暮らしていこう・・ということになる。

担当していた車屋さんや整備工場も、車も店も流されたり、工場がグチャグチャになっていたり。
途方に暮れているはずだ。
そうでなくも、経営は元々どこも苦しかったのだ。。

娘が最初に勤めていた病院も崩れて天井が抜けていて、
病人収容どころか、入院していた人達も搬送されていったとのこと。
看護師さんたちも自宅待機で、今月のお給料が入るのか、来月はどうなのか。。
今、すぐの暮らしを心配しなければならなくなっていると言う。


仕事場を失った人のなんと多いことか。

仕事場が残っていて、頑張らなきゃと思うのと、
仕事場が残っていなくて、どうやって頑張ろうか・・と思うのとでは
天と地の差があるはずだ。

だからと言って、自分だけここを去るなんてことも考えない。
まだ多くの人が見つかっていない。

逃げ場を探す気持ちになんて至らなくて
茫然としている人達がめちゃくちゃたくさんいることがわかってくる。

そうやっている間に健康を害していく・・なんてことをなんとしてでも防がなければと思うけど、
その人数の多さといったら。。。。

そういうことがわかってくる。

復興なんてことには、まだまだ至らない。
東北の太平洋側が大きく傷んでしまった。
その全容は、考えるだに恐ろしいくらいだ。

そのことに、やっと思いが行って、
ただ、ただ、
言葉がないのである。


とにかく、生き抜く気力を届けたいなあ。。。






コメント (2)
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