60代 スッキリ行こう🐦

還暦過ぎた!
これからも、心の向くままケセラセラ。

地震後に活躍したもの

2011-03-25 10:05:48 | 震災後の日々
また、水が止まった。
昨日夕方、チョロチョロお湯を必死で少し貯めて、13日ぶりにお風呂に入った。
洗髪、体拭きはしていたものの、やっぱり少しの湯でもお湯に体をつけられるということは
日本人にとって、かかせないことだと思う。
お風呂好きの私にとっては、本当に生き返った思いだった。
なので、今日水が止まっても、満足感がある。。。

また水を汲みに行けばいいだけだもん。




大地震から二週間が経った。
この二週間で、我が家にあってよかったものを思いつくまま、書いてみます。


☆ ローソク
☆ 懐中電灯 ヘッドランプ
   停電中の灯りは生命線です。ローソクは部屋の灯り。懐中電灯、山用のヘッドランプは夜のトイレに行く際などに
   一部屋一つはいるでしょう。うちでは懐中電灯二つが生きてました。山用のヘッドランプは両手が空くので
   とっても便利でした。

☆ ラップ
☆ 紙コップ、紙皿
   洗い物の水を節約する為に便利でした。

☆ シュラフ、断熱マット
   アウトドア用のものがあって、停電中、暖をとれないリビングにマットを敷き、シュラフにくるまってました。

☆ ポリタンク、空きペットボトル
   生活用水用に二缶、飲料水用に一缶と、その他各種空き容器が給水に活躍しています。
   ポリタンクがあっても、わが町では、最初は一人2ℓ、今は一人18ℓの給水制限があります。

☆ カート
   ポリタンクをくくり、給水に活躍しています。台車があれば、それも役に立つ場面が多いと思いました。

☆ 自転車二台
   ガソリン節約のため、子供たちの自転車が活躍しています。
   大きなカゴ付き、荷台付きが、給水、買い物の時に役立ちます。
   開いたホームセンターでは、自転車が飛ぶように売れてました。

☆ カセットコンロ、ボンベ
   停電中の必需品でした。地震直後は手に入らなくなりました。

☆ お米、乾麺
   お米、乾麺があると、とっても安心します。産直の店でお米を買い足せました。
   粉類も、本当は在庫があったらよかったのに・・と思ってます。

☆ ラジオ
   乾電池をいつも入れていました。停電の時の唯一の情報源です。
   息子が学校で作っていた、災害用の手巻き充電のラジオは、グルグル回し続けるのがちょっと大変でした。

☆ ペーバー類
   並んでトイレットペーバー、ティッシュペーバー買い足しました。
   何かと活躍します。

☆ マスク
   旦那が公民館でインフルエンザをもらってきました。暖かいし、放射線の問題もあり、マスクは必需品です。



とにかく、停電中の時は、いつになったら復旧するか、とっても不安になりました。
ボンベも、食料も限りがあったので、先が読めない時はとっても不安です。
ローソクは地震の日、もらったものがなければ在庫はほとんどなかったし、
ラップや紙皿も並んで買い足しました。
ガソリンもバンの方は、たまたま、あまりなく、軽自動車には四分の一ぐらい、バイクもそんなにガソリンが入ってなくて
三日目ぐらいでしたか、5時間かけて軽にガソリンを20リットル入れられた時は、とってもほっとしました。
こういう時は、ガソリンを食う燃費の悪い車は役に立たない気がしました。


十分な用意をすべて整えておくことは不可能です。
着の身着のままで家を離れた人には、全く役にたちません。
お年寄りだけのご家庭では、水汲み、買い物などは大変な重労働です。

これからもどこで、誰が被災することになるかわからない時、
ご自分の場合の、ほんの少しの参考にしていただければなと思います。 


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