眺める空に描くもの

高齢者女子のおひとりさま暮らしノート

炊飯器で作るりんごケーキと料理企画の思い出

2024-08-31 05:57:27 | 料理 スイーツ
ケーキをしばらく作っていないと書いたのに、先日、ヨーグルトケーキを作っていたことを
思い出しました。そういえば、作ったんだった。

でも、あれは本格的なケーキのうちには入らず。オーブンを使っていないので。
こちらもりんごケーキですが、オーブンなしで作ったので。ケーキとは言い難し。
おやつケーキとでも言えばいいかも。

炊飯器にホットケーキミックスで作った生地を流し込んで作りました。
りんごを刻んだものを混ぜ込んでいます。

まあ、はかりが壊れているくらいなので、ちゃんとしたケーキはトライできないのが
残念な状況です。

炊飯器を使ったケーキといえば、30数年前、女性向け月刊誌の編集部で働いていたとき、
チーズケーキを炊飯器で作るという企画を提案したことがありました。

そのときの編集部内には料理企画専門スタッフとして栄養大卒の人たちがいて、
新しく加わった部員に、テレビで活躍されている有名な料理研究家のお弟子さんとして
仕事をしていたAさんがいました。

私は彼女にレシピ出しをお願いして、それはそれは何度も試作を繰り返して、レシピを
考案してくれたことをよく覚えています。全国的に名前を知られている先生の
もとで仕事をしていただけあって、真摯に向き合う姿がすごかった。さすがです。
ものすごくおいしいチーズケーキができあがりました。
あのレシピ、どこかにあるかな。

Aさんの先生は基本に対して忠実で厳しかったとか。テレビ収録でもAさんたちは
現場で働いていたとかで、その実力はもんくなし。その後の私の手作りおやつを
はかりいらずで作るシリーズに大活躍していただいたことを思い出します。

甘いものは極力避けている血糖値対策隊員ですが、先日の血糖値管理病院で
「血糖値のことは気にしないで食べたいものを食べてください」と言われたので、
ちょっと調子に乗って作ってしまった、あ。ひとりで1ホール食べたわけでは
ありませんので、ご安心ください。残りはカットして冷凍庫にインしています。
忘れて食べないことがあるのから要注意ですよね。

Aさんはその後、料理研究家として独立した様子ですが、その前にお世話になった
栄養大卒のBさんも本当に料理が上手でした。
料理企画では私が企画を考えて料理研究家の先生に持ち込んで、レシピ提案を
していただくという流れでしたが、先生方はもちろん、AさんやBさんたちの
料理力には刺激を受け、本当に勉強になりました。
Bさんとはいまだに年賀状のやり取りを続ける間柄です。当時は新婚さんでしたが、
夫さんの転勤で転居され、お子さんふたりが生まれと順風な人生です。

一緒に仕事をした先生方には、「(私)さんとの仕事は本当に楽しかった」と言って
いただけて、病気療養で私が離脱したときは、残念に思っていただき、すでに
提案していた私の料理企画を「使わせていただいてもいいかしら?」と打診が
あったので「どうぞどうぞ」と。その後、私の料理企画が1冊の本として出版された
とき、わざわざ送っていただいたのもうれしいできごとでした。

母が料理を教えていたとは言え、私は指導を受けられず、あくまで自己流なので、
そこまでの領域にないのは恥ずかしいのですが、あの編集部で料理企画担当になって
出会ったカメラマンさんやアシスタントさん、スタイリストさん、器を貸して
くださったお店の方等々、出会いがあったことは貴重な経験です。

みなさん、どうしていらっしゃるのかなと思うと、テレビで再会することがあり、
一方的にですが、ご活躍を知ってうれしくなります。

波乱だらけの私の人生、今は全く料理とは関係ない仕事で、またもや病気になって
療養の身ですが、私はとりあえず、りんごケーキを作るくらい元気です!

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