眺める空に描くもの

高齢者女子のおひとりさま暮らしノート

緑茶のフリーズドライの特許取得と紫芋のグラニュール

2025-02-18 08:59:05 | かごしまのお話
2月17日(月)のあさ空。
形のある雲はよく見えないながらも薄く白いもやがかかっているような空。
日の出も隠れています。

連続して出かけたら、今日はついにダウン。情けないことに体力が全くなくなっていて、仕事復帰にはまだ遠い状況だと反省。一日寝たり寝たり。のたり。

こんな日は地産地消サポーターとしての話題をご紹介。
緑茶をきゅうすでいれるのは、おいしいお茶をいただくのに欠かせないとは思うものの、忙しいときは、ちょっと面倒に感じることも多いので、緑茶のペットボトルが人気の昨今ですが、鹿児島県では緑茶飲料のフリーズドライの製造技術を開発して、特許を取得したそうです。

以下、サポーター向け通信から抜粋
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1 「緑茶飲料フリーズドライ」が特許を取得しました!

 鹿児島県大隅加工技術研究センターでは,急須で丁寧に淹れたような美味しい緑茶を手軽に飲んでいただくため,緑茶飲料を高品質に粉末・成型化した「フリーズドライ緑茶」の製造技術を開発し,令和7年1月に特許登録されました!
 ○ 発明の名称
 緑茶飲料成型物の製造方法
 ○ 内容
 緑茶と水を混合して冷凍した後,解凍した浸出液を真空凍結乾燥して製造した茶飲料成型物の製造方法
 ○ 特徴
 この技術により,うま味成分のアミノ酸や渋み成分のカテキンが多く含まれるフリーズドライ緑茶が製造でき,湯を注ぐだけで,手軽に鮮やかで美味しい緑茶が楽しむことができます。

 詳細は,大隅加工技術研究センターホームページを参照ください!!
 http://www.oosumi-kakou.com/topics/6062/

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研究センターホームページから写真をお借りしました。
緑茶のフリーズドライ

様々な種類の緑茶に対応

緑茶はいれてから時間がたつと、風味やうまみが飛んでしまい、味わいが変わるのが難点ですが、この方法だといれたての味わいが簡単に再現できるということになるのかと思います。そのまま使うのも便利ですが、お茶製品の加工にも役立つのではないかと期待。

このような加工技術のニュースには、40年ほど前のさつまいもの取材を思い出します。当時、紫芋のグラニュールを開発なさった研究者の方がいらして、私は取材にうかがったことがあるのです。当時はさほど品種が多くはなく、さまざまな品種のさつまいもの研究をなさっていたのですが、紫芋のグラニュールは人工的な色素を使わず、紫芋の色素で加工が可能になるという画期的な技術でした。お菓子や食品加工に色は重要な要素。けれども、自然の物は加工すると色が飛んでしまうので、人工的な色素を加わえなければなりませんが、紫芋のグラニュールはそれがない。そのままの色が使えるので、加工品の幅を広げる新たな技術でした。ただ、当時の鹿児島の方たちは紫芋の栽培には手がかかるので、あまり冒険したくないと弱腰なのだとおっしゃっていました。それを見かねた商社の方が「それじゃ中国で大量栽培させる」と開発者の先生に言われたそうですが、「私は鹿児島の方に栽培させたい」と断っていると。

技術が日々の暮らしに大きな影響を与えることと、開発者の方の「地元の農業に貢献したい」という思いに感動したことを昨日のことのように思い出します。

午後からはすっきりとした青空が広がりました。

遠くはかすんでいますが、雲はない青空。


昨日、書いたことで思い出しましたが、兄のフットワークの軽さは、母の姿を思い出します。兄同様、母もとにかく外出が大好き。ほぼ家にいる姿を思い出せないくらい、外に出ていました。そのおかげで、私が早く(小学生のとき)から自然に家事をするようになったという経緯もあるくらい。休日の父と私は基本的に家にいることが多かったと思います。ただ、成長してからの私は外に出かけたくないというわけではなく、毎日、知らない人と会い、行ったことのない場所に足を運ぶのを仕事にしていたので、休日はくたくたという状態で出かけないことが多かったわけで。父も同業者だったので、外に出るのは厭わないけれど、家でやることも多いという状況だったと思います。定年退職後の父は書斎で執筆活動をしていることが多かった記憶があります、思い返すと、友人知人との交流が多い兄は母似、個人的な友人知人よりも、仕事上のお付き合いが多かった私は父似だったのかなと。両親のことを懐かしく思います。









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