零士の旅行記にようこそ。緊急事態宣言解除後初のひとり旅、行先は仙台の温泉地を選びました!まさか日本一周の最後の地が最初の行先となるとは思いもしませんでしたが・・・
向かったのは上野駅。ここから、新たに全線復旧した常磐線の特急ひたち号で仙台に向かいました。10年近くの歳月を経てようやく全線がつながり、4時間半かけて仙台まで行けるようになっていました。
車内には上野発車時点では二人だけしか乗っておらず、前と後ろに一人ずつ座っているような感じでした。
マスクと消毒液を装備し、安全の体制で出発。コロナを正面から防げるような体制をとりました。
仙台直通に備えて去年こしらえられた新しい車両でした。
列車は勿来海岸を眺めながらいわき方面に向かいました。
久ノ浜海岸には、津波を防ぐための松がたくさん植えてありました。
目的地の観光スポットを暇つぶしに再確認していましたが、思ったより休業中の施設の多さに驚き、ずっと調べ続けてしまいました。新しく復旧した区間の景色は眺められませんでしたが、これから何度も利用することとなるので、この日はあきらめました。
終点の仙台に到着し、温泉街へ向かうバス停へ移動。意外と気温が高く、暑く感じました。
お土産に、零士の旅行記では久しぶりの登場となった萩の月を購入。もったいないのでまだ食べずに、家で冷やしています。
牛たんがご当地グルメとして人気になる前からあったんだとか。小学校の先生から聞いた覚えがあります。
仙台駅の広瀬通沿いバス停から乗車したのは、タケヤ交通バスの秋保川崎仙台西部ライナー。これに乗ってこの日の目的地、秋保温泉を目指しました。
しばらくは、杜の都の象徴とも言える並木の通りを進みました。新緑が美しく、仙台に来たことを実感させてくれました。
バスは仙台市の天文台を経由し、秋保温泉では各ホテルを経由。グランドホテル前で下車し、観光を始めました。
バスが秋保地区に入ると、都会的な景観から一気に自然豊かな渓谷の眺めが広がりだしました。早速、ひたち号での長旅の疲れを癒してくれました。
ずっと待ち望んでいた常磐線の全線が復旧し実際に乗車が出来たり、仙台の秘湯の景色に感動したりと、楽しい旅の良いスタートを切れました。
零士の旅行記、次回までごきげんよう。