『 HARD & LOOSE 』 れいめい塾 津市久居

塾頭の『れいめい塾発 25時』
三重県津市久居にある学習塾『れいめい塾』の塾頭のブログです。

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3月18日

2008年03月18日 22時07分58秒 | Weblog

久しぶりのツアー。
ここ10年ほど悩まされている耳鳴りも、不思議なことに旅の空では見事なほどクリアー。
昨日の午前1時に久居を出発。
山陽道を西条で降りる予定だったが、直前のSAで尾道ラーメンを食ったのが運のツキで少々仮眠。
これで呉の広に入るあたりから大渋滞。
とりあえずは開業時間の午前10時には間に合ったが・・・。

「今日はどうなるか、一体何人になるか分かりませんが、・・・え~と、皆さん頑張りましょう」
橋本ドクターがスタッフに語りかける風景を新鮮な気持ちで眺める。
こんな光景を脳裏に焼き付けるために俺はここまでやって来た。

俺の診察券の番号は9番。
しかし、なぜか診察順では2番。
俺のあとに娘のれいとめいが続く。
診察が終わって、呉の駅周辺と大和ミュージアムを探索。
午後4時にホテルにチェックイン。
睡眠時間1時間程度で450kmほど走ってきたので、とりあえずは睡眠を。

午後8時に橋本ドクターと落ち合い、呉一番とのお墨付きの寿司屋『寿司京』へ。
成人前の娘たちにすりゃ、若いうちからあんな豪勢な寿司を食べるのは不幸だ。
なにしろ「松」の値段、一の位から千の位までどの桁を四捨五入しても一万円なのだ。
この道50年のご主人、それでもなお貪欲な好奇心を寿司に対して燃やし続けている。
そして、ついに到達した境地・・・寿司を作るうえで「わび」「さび」が不可欠であるということ。
それを踏まえたうえで今は「わび」「さび」を極めようとしているとか。
そんなご主人が機嫌よく自分の人生を振り返っては俺達に面白おかしく話をしてくれる。
瀬戸内の旬の織り成す寿司を食らい、かなりのビール瓶を空けた。
それでも開業初日の高揚感や焦燥感が勝ったのだろう。
さらにスナックへと繰り出す。

今日は午前9時ホテルをチェックアウト。
渋滞を避けるつもりだったが、以前来たときにはなかったはずの広島・呉間の高速に乗るとこれが速い速い。
呉を出て20分後には広島市内を走っている。

娘たちが広島平和記念資料館を見学している間、俺は平和公園のベンチで横になっている。
小さな子供が叫ぶ、「このおじちゃん、死んでるの」
「寝てるだけでしょ」とお母さん、・・・愛情ある無視をありがとう。

原爆ドームから尾道へ。
尾道ラーメンの老舗は避け、新幹線「新尾道駅」近くの『餃子館』で尾道ラーメンを味わう。
かつて鳥羽の先生と食べた『壱番館』・・・どこがうまいのか全く分からなかったが、長蛇の列・・・体質改善でも図ったんかいな。
俺とすれば『餃子館』で尾道ラーメンから撤収するつもりだったが、どうしてもはずせなくなったのが尾道駅近くの『しみず食堂』
『しみず食堂』の海を臨むテーブルで、かつて『男たちの大和』の撮影中に反町なんとかと中村獅童が毎日のように食事していたとか。
反町なんとかの大ファンの奥さん、どうしても『しみず食堂』が譲れずに尾道ラーメンの2連戦となる。

30数年前に友達と倉敷を訪れたことがあると奥さんが言ってたっけ。
こんなときくらいは家庭サービスをするべきだろう。
懐かしいと喜んでくれたらしめたもの、いや、奥さんのことだからその向こうにある気配に耳をすませるかもしれないが・・・。
尾道ラーメン2杯できしんでいる胃を労わりながら国道2号線を倉敷に向かう。
俺は・・・倉敷なんて小綺麗な、綾奈的に言えばチャライ街は好きになれないが。

1時間ほどの散策のあと午後5時、アイヴィー・スクエアを出発。
倉敷インターに入り、山陽道から中国道、名神を経由して新名神へ。
噂通りに新名阪は速い。
倉敷を出た3時間後の午後8時20分には久居インターを出ている。


午後9時、真奈に数学Ⅰの因数分解と二次関数を教えている。
祐と慎也(ともに津高2年)がやってきては、明日の段取りに耳を傾けている。
ウチの22期生の受験番号表に見入っていた慎也、仰々しく言う。
「先生、落ち着いて聞いてほしいんですが」
「なんや、あらたまって」
「良幸が受けた高校は松阪高校ではなく津西です」
「なんやって!」
俺の声が震えている。
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