まずは沙都からスタート、英語だ。
続いて光咲の古典、これで中間試験の範囲は潰した。
あとは光咲がどこまで覚えることができるかだ。
2階では雅樹(31期生・三重大学工学部3年)の第1ラウンド、沙都の数学。
沙都の場合、志望大学はほぼ決まっている。数Ⅲはいらない以上は、今から全国の入試問題を解き始めればいい・・・そんなことを久居駅に送るプリウスの中で話す。
中学生は泰輝(32期生・三重大学工学部2年)と蓮(34期生・三重大学人文1年)に任せる。試験範囲が発表になった。
微調整が始まる。中1なら社会の72~73ページ、数学の36ページと39ページだ。他は終わっているはず、少なくとも今日中に終わる。
問題は中3・・・終わるのかどうか。この形式の授業にすると立ち歩いて同級生と話し込む。質問をしている雰囲気じゃなく、和気あいあいと日向ぼっこしている好々爺の風情やな。
いらっとするが、俺には高1の英語がある。とりあえずは二人に任せて高校生の部屋へ。