ままちゃんのアメリカ

結婚42年目のAZ生まれと東京生まれの空の巣夫婦の思い出/アメリカ事情と家族や社会について。

将来は明るい

2020-11-14 | アメリカ事情 人間性

Credit: Courtney Thomas / Facebook

この看板には、「素敵なコスチューム! ごめんなさい、うちにはがんと闘う子供がいますのでキャンデイはありません。来年お会いしましょう!」と書いてある。

 

 

これはジョージア州アトランタで先月のハロウィーンの夜あったことである。

コートニー・トーマスは、ガンと闘っている子供を持つ母親で、このハロウィーンの前に前庭に看板を立て、せっかくやってくる子供たちがハロウィーン・キャンディーを求めてドアをノックした時に失望しないように、と意図するためだった。そしてその看板を見た子供達は誰一人ドアをノックしなかった。

その夜遅くに外に出た折に、彼女は看板の下にキャンディーの山を見つけた。

下は彼女がフェイスブックに書いたものである:

「私は泣きやみません。

誰かが今の子供や十代の若者たちには、希望がないと思ったら、あなたは間違っています。

今晩うちの庭にこの看板を置く唯一の目的は、子供たちが私たちのドアに駆け寄ってキャンデイを渡されずに失望しないようにすることでした(私たちの近所には通常300〜400人の子供がいます)。

今夜ドアベルカメラを見ると、子供たちが看板に立ち止まっていたのがわかりました。 夫と私は外に出て、これ(キャンデイの山)を見つけました。

写真はそれを正しく伝えてはいません。キャンデイは写真で見るよりももっとたくさんであり、そして良いものですらあります。

キャンデイを置いていった子供達の両親がこれを見たら、それが私たちと私たちの子供たちにとってどれほど意味があるかを彼らに伝えてください。一年で最高のキャンディーナイトでは、子供たちは見知らぬ人と自由にそして寛大に共有し、たくさんの愛と優しさを示しました。本当に素晴らしいことです。」

 

 

 

 

 

 


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5 コメント

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ハロウィン (ジュリア)
2020-11-14 04:32:03
初めまして
いつも楽しくブログを見せていただいています

我が市(埼玉県)はオレゴンと
姉妹都市交流の関係で
そこの事務局をやっていたので
アメリカの生活に興味があり、
フォローさせていただいている者です

今日の記事を読んで朝から涙が出ました
なんて素敵な話なんでしょう
辛い状況でも こんな風に温かい気持ちを持てたら前に進めますね
記事にしていただいてありがとうございました
今日も頑張れそうです
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愛が一杯詰まったキャンディですね (ムベ)
2020-11-14 08:28:56
私はハロウィンが嫌いでしたが、
今朝、自分が浅はかだったと知りました。

初めに一個のキャンディを置いた子の願いが、
次々と広がって行ったのでしょうね。

この看板を立てられた親ごさんの配慮が、
素敵な子どもたちを生んだのですね。
愛は何処でも育つのだと教わりました。
返信する
ハロウィンとキャンディ (Balaton620)
2020-11-14 11:14:32
初めてお便り致します。
すごく心温まる、未来の地球に期待の持てるお話でした。 ありがとうございました。 私は日米自動車戦争の最中にデトロイトに数年住んでおりましたが、ハロウィンの夜に近所の子供達が 「Trick or Treat」と言って訪ねて来てくれたことを嬉しく思ったものでした、当時は貿易戦争であまり良い日米関係ではありませんでしたが、同じイベントを共有出来た喜びもあり、翌年からは、あそこの日本人のお菓子はとても美味しいと云われるように、ちょっと張り込んだ物を用意したものでした。 子供達にも温かい思いやりの気持ちがあるのだと嬉しくなりました。
いつも愚拙のブログへのリアクションにも感謝致しております。
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日本の子だったら。。。 (マンマ♪)
2020-11-14 20:37:05
ままちゃん、お帰りなさい!!
また、コメント&いっぱいのぽち、いつもありがとうございます❣️

さて、この子供たちのお話、久々に心温まるいいお話、嬉しいですね✨

日本の子供は、まず土俵が違うのでなんとも言えませんが、(イベントとはいえ知らないお家にお菓子をいただいきに行かない気がします)メッセージを読んでまず
逃げてしまう気がします。
お菓子を置くという行為は考えもつかない。
優しさ以前の問題。悲しいけど考えすら浮かばず、怖くなって逃げちゃう。
私の勝手な推測です。アメリカ人の優しさ以前の日本人の気の弱さ。子供たちをみていると日本の将来心配になりますね
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コメントをありがとうございます (ままちゃん)
2020-11-19 05:39:45
ジュリア様、

願わくば、このお母さんのお子さんのガンが退くことを祈っています。子供だから、こうした行いができるのだとも思えます。


ムベ様、

ハロウィーンはそれ自体私もあまり好みませんが、仮装行事のようなもので、幼い子供達が参加するのは、楽しいです。大人が大騒ぎしても構いませんが、私は退きます。

Balaton620様、

デトロイトは今はだいぶかつてより様変わりしていることでしょうか。ハロウインの楽しい思い出、目に浮かびます。


マンマ♪様、

アメリカでも、見知らぬ家へ回ることはしないように普通言われています。たとえ親がついていっても、です。そして中にはひどい大人もいて、キャンデイに縫い針を入れたり、怪我や病気になるような仕掛けをして子供に渡す不届き者もいます。よく病院などで、子供達の「収穫」をレントゲンで調べるというサーヴィスも流行ったりしました。我が家では決して見知らぬ家へ行かぬこと、よく知った方の家へ伺うこと、と言い聞かせ、夫や私はついて回りました。そして時間を決めて一時間だけ回るなどとしていました。



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