Adoration of the Shepherds by Dutch painter Matthias Stomer, 1632
この二週間私はハッシュタグ #LightTheWorld(世界に光を)を付けてブログを書いている。その理由は次のヴィデオ#1に凝縮されている。一年のうちでどの日も大切で重要で有意義に過ごしたいと心がけているが、この季節、クリスマスの季節が一番好きだ。
そして今日のハッシュタグ#Social Sing and Serve(歌って仕える)にも深い思い入れがある。毎年クリスマスに、我が家を訪れてクリスマス・キャロリングを家族で、あるいは友人たちとなさる方達に感謝するのは、Good Tiding(よき知らせ)をお運びになられるからである。もう一つのヴィデオ#2でお分かりになると思うが、これは300名プラスを擁するテンプル・スクエア・タバナクル合唱団に加えて世界中の1700名のプロやアマチュアの人々がヴァーチャルで参加し、総勢2000名のコーラスで、ヘンデルのメサイヤからハレルヤ・コーラスをするものである。4年前に製作されたが、4年後にこのヴァーチャル形式がノームになるなど誰が想像したことだろうか。
ヘンデルのメサイヤについては様々な逸話があるが、その一つ、1743年に、初めてロンドンで演奏された際、非常に感動した英国王ジョージ2世が涙を流し、「ハレルヤ」の途中で起立し、後に観客総立ちで敬意を表した、と言うものである。現在ではこれは史実ではないという意見もあるが、これによって、英国では全知全能の神を讃える歌が演奏される際には起立する習慣があったのである。
ドイツから英国に帰化し、名前も英語読みにしたジョージ・フレデリック・ヘンデルは、英国でオラトリオ作家の天才として成功した。私はこのオラトリオの第12番、For Unto Us A Child Is Born(幼子我らに生まれ)が特に気にっている。これは新約聖書からではなく、イザヤ書(9:6)引用である。ヴィデオ#3でご覧あれ。
それではクリスマスヴィデオ三昧の月曜日、お楽しみあれ。
#1
#2
#3
音大生だった時、オーケストラのバックで
ハレルヤを歌っていたことを思い出し、一緒に歌ってしまいました。
日々の生活に追われ、すっかり忘れていたことです。
立ち止まって、我を振り返りことができました。過去のことが未来にもつながることを意識して日々大切に過ごしたいです。
ままちゃん、いつもありがとうございます💕
音大生!マンマ様は実に才能豊かなお方です。そして頑張り屋さん!クリスマス市のお写真などとても楽しいです。私は父が写真家でしたが、全く写真撮影はうまくもないし、いたって才能ゼロです。マンマ様のブログにいつも魅入ってしまいます。