中学時代から42年!同級生コンビのつぶやき

日々の生活の中での雑想文。時代の狭間に在するアラフィフの想い・・・。

冬の空

2009年11月26日 22時22分24秒 | 五感
冬・・・になったのか、微妙な時期ですが、

空はすっかり冬空でした。


空気が澄んだような、とても美しい夜空。

東京で「美しい夜空」などと言うと、疑問に感じるかもしませんが、

でも美しい空でした。


今ベランダで見上げた空は、

雲ひとつなく、右側に月、そして左側にはオリオン座が輝いていました。


気温は「寒い」とまで感じる事はなく、

むしろ心地よい涼しさ。


星を眺めていると、都電が左手から走り抜け、

線路の向こう側のマンションの通路には、

2歳ぐらいの子どもさんが、パパに抱っこされながら

外を眺めていました。


きっと眠れずにいて、気分転換に屋外に出て、

パパに抱っこしてもらいながら、

寝かしつけてもらっているものと思います。


微笑ましい光景をしばらくじっと眺めいました。

親子もこちらを見ているような気がしました。


月は半月。

月を眺めながら、そういえば昔海外にいた頃、

日本にいる恋人と、毎日決まった同じ時間に月を眺めよう。

そう約束した事がありました。


離れていてもその時間は同じ景色を眺めていられるように・・・。

なんて、ちょっとロマンチックな約束を思い出しました。

その頃はまだメールもそれほど普及していませんでしたので、

そんなリアルタイムな時間の共有が、お互い欲しかったのかもしれません。


ベランダで眺める10分間の冬の空が、昔にタイムスリップさせてくれました。


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