中学時代から42年!同級生コンビのつぶやき

日々の生活の中での雑想文。時代の狭間に在するアラフィフの想い・・・。

朝の電話  ~年老いた母から学ぶ~

2009年11月12日 00時30分58秒 | Over 65 years
朝8時半頃、携帯電話が鳴った。


ディスプレイには、介護施設の電話番号が打ち出されている。

この時間にかかってくるのは、これで4度目。


「もしもし」


電話に出ると、母のデイサービス先を決めるときに

新設丁寧に説明、案内をして下さったNさんだった。


「おはようございます」

と明るい7割、残り3割は「困惑」したような感じが伝わってきた。


こちらも用件はだいたい察しがついていたので

あまりテンションは高めず、冷静に普通のトーンで挨拶をした。

Nさんは続けて


「お母様を今お迎えに上がったのですが、

    今日は娘さんのところに行くので休むとおっしゃられていますが

          その予定で宜しいですか?」


と確認をしてきた。


即答で「いいえ、その予定はありません」と返事をする。

Nさんにはこちらから母に電話をして説明するので、

迎えの車には少し待ってもらうようにお願いし、

すぐに母に電話をした。


結局なぜこのような事態になるかというと・・・・。

11月16日が母のかかりつけの病院の定期診察になっており、

その予定をこの前の8日、日曜日に実家に帰ったおりに伝えた。


病院は実家大田区ではなく、娘達の住む豊島区に近い病院になり、

定期診察の際は前日に誰かしら母を迎えに行き、

娘の家に1泊してから病院へ行く。


16日もそのように迎えに行くから、また連絡する。


という流れを説明してきたのだが、

大きな勘違いをして、母は火曜日に娘の家に行く・・・

と思い込んでしまっていたのだ。


母に電話をしてみると

「あれ、今日じゃなかったっけ??」と

キョトンとした話かた。

「違うよ」

と冷静に説明をして、最終的にはデイサービスに行くということで落ち着いた。


姉にその話をすると

「事前に予定を知らせるとそうなる。だから用事のある時は、

   前日、もしくは当日に突然言うようにしないと本人混乱する」

という意見。


朝のデイサービス事件は今年で4回目。


火曜日と金曜日の朝の携帯への電話は、ほとんど察しがつくほど。


日にちが分からないのか、違うように解釈してしまうのか

理由は分からない。


こうやって勘違いをしてしまうシルバー世代のお世話をされている

介護関係の方々が本当に大変だと思う。

いつも申し訳なく思うと共に、なんとかしてスタッフのヤキモキを

解消できたら・・・・と。


ですが実際ヤキモキしているのは、介護スタッフではなく

肉親なんだといいう事も分かっています。


年老いた母からも、まだいろいろな事を学びつつ、

自分の「老い」と向き合っていかなければ・・・・。

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