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留学生と秋の昇仙峡ツアー!

2024-11-18 09:50:50 | 山梨県立大学のレポート

大自然と信仰の歴史に触れる


こんにちは!甲府市学生レポーター山梨県立大学4年岩田輝東條友貴です。

朝晩の空気がひんやりと澄みわたる頃となりましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
今回は山々の緑が少しずつ色を変え始め秋の訪れを感じる昇仙峡を紹介します😊

私たちは10月31日に、今年の9月に山梨県立大学にやってきたばかりの中国人留学生2人と昇仙峡に行ってきました!

甲府駅北口から車で約30分~40分程度の場所にある昇仙峡は、山梨県が誇る美しい渓谷で、特に秋の紅葉シーズンに見ることができる景色は圧巻です。これから本格的に始まる紅葉シーズンは、鮮やかな赤や黄色に染まった木々が渓流に沿って色づき、まるで絵画のような景色が広がります。

険しい岩肌と澄んだ清流に、鮮やかな紅葉が映える様子はまさに絶景です。特に、仙娥滝(せんがたき)や弥三郎岳(やさぶろうだけ)周辺は、紅葉スポットとしても人気があります!☺

【仙娥滝と紅葉】
まず、最初に私たちが訪れたのは仙娥滝です。(「滝上駐車場」に車を止め、そこから歩いて約10分で仙娥滝にたどり着きました。)静かな山々に囲まれた自然豊かな滝で、落差約30メートルの滝は、岩肌を流れ落ちる水が繊細で美しく見えます。私たちが訪れた際は虹が架かっており、滝の水と鮮やかな美しいコントラストを生み出していました。

10月31日の時点ではまだ紅葉は始まっていませんでしたが、木々をよーく見てみるとほんのり色づき始めていることが分かります!

【覚円峰】
次に、仙娥滝から遊歩道を15分ほど下り、昇仙峡を象徴する奇岩である「覚円峰(かくえんぽう)」が望めるスポットに行きました。覚円峰という名前の由来は、平安時代後期までさかのぼるそうで、覚円と呼ばれた僧侶が、この花崗岩でできた白い岩の頂上で修行したことから名づけられたと言われています。秋が深まるこの季節、覚円峰の迫力と燃えるような紅葉のコラボレーションは必見です!

【ロープウェイから弥三郎岳山頂】
覚円峰を折り返し地点に、滝上駐車場まで戻ってきました。今度は、ロープウェイに乗り、昇仙峡で一番の絶景を見るために「弥三郎岳山頂」を目指します。ロープウェイ乗り場で往復1500円のチケットを購入。

20分に1本の間隔で運行しているロープウェイ。約5分でパノラマ台駅に到着です。駅を出ると展望台になっており、そこからの景色も最高なのですが、私たちはさらに15分ほど歩き山頂を目指しました。そして山頂からの景色がこちら!

弥三郎岳山頂は大きな一枚岩になっており、座りながら360度の大パノラマを楽しむことができます!(高所恐怖症の方は要注意!)
この日は好天にも恵まれ、富士山や南アルプスなど、息をのむ大絶景を楽しめました。「ここでおにぎりを食べたらおいしいだろうなあ。」と想像してしまいます(笑)
ただ、山頂にたどり着くまでの道は想像よりも険しく、不安定な足場を何か所も乗り越える必要がありました。汚れても良い服装、歩きやすく滑りにくい靴、そしてなによりも覚悟は必須。そのうえでみなさんもチャレンジしてみてください!

【金櫻神社】
弥三郎岳を無事に下山し、ロープウェイで滝上駐車場まで戻ってきました。ここからはさらに車で5分ほど北に登り、金櫻神社を参拝します。

昇仙峡はその昔、現在の長野県との県境に位置する霊山・金峰山という山に修行僧が向かう際の通り道でもありました。金櫻神社はその金峰山を御神体とし、本宮は金峰山山頂にあります。古くから甲府市の水道水として使われている荒川は金峰山を水源とし、昇仙峡を通って甲府盆地に流れ込んでいます。昔の人は、山や木、岩などの自然に神様が宿ると考え、大切にすることで自然と共生してきました。私たちはこのことを大学のゼミで、実際に昇仙峡を歩く中で学んできました。古くからの信仰や由縁を知ると、また一味違った昇仙峡の楽しみ方が出来そうです。

留学生2人にとっては、神社に参拝するのは今回が初めての事だったそうで、「神社へのお参りの仕方を体験出来てとても興味深かった」と嬉しい感想を頂きました。

この日、4人で昇仙峡の大自然を歩く中で、中国と日本の文化の違いや大学での生活など様々なことを話しました。私たち2人も海外に1年間、留学した経験があります。そこでは異国の地で周りの人に大いに助けられながら充実した生活を送りました。今回の昇仙峡の訪問は、大自然と歴史を楽しむだけのものではありませんでした。私たちの留学生活を思い出させ、彼らの留学生活が刺激に満ち溢れ、充実したものになって欲しいと強く感じさせてくれるものになりました。

【おわりに】
昇仙峡にはいくつかの無料・有料駐車場があり、観光スポット近くに停められる駐車場もあります。しかし、紅葉シーズンは駐車場が混み合うことがあるため、少し早めに到着するか公共交通機関の利用も検討してみてください!

昇仙峡への道のりは、渓谷沿いの美しい風景が広がるので、到着前からワクワクすること間違いありません。自然の美しさを楽しみながら、ぜひ訪れてみてください!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

 


甲府市の大学生の活動を紹介します!

2024-10-15 11:04:40 | 山梨県立大学のレポート

ユニバーサルデザインで、誰もが安心して楽しめる観光地へ!(その2)


みなさん、こんにちは!

甲府市学生レポーターとして活動している山梨県立大学国際政策学部櫻林那菜菅野真世です。今回も、甲府市からもアクセスのしやすい、笛吹市の「ユニバーサルツーリズム」の取り組みと、私たちの活動についてご紹介します!

 

【宿泊施設の調査】

現在、笛吹市石和温泉の旅館では、ユニバーサルツーリズムの実現に向けて、各宿泊施設でのスロープや手すりを取り付けるなど、多様なバリアフリー改修工事が行われています。

 

現在私たちも、関係機関と連携して、石和温泉の宿泊施設にあるバリアフリー情報を発信するWebサイトの開設を目指しています。

特にバリアフリー情報を発信するためには、各宿泊施設の詳細な情報が必要不可欠です。例えば、手すりの位置やオストメイトトイレ、館内の段差などは、介助を必要とする人々にとって、旅館選びをする上で、非常に重要な情報源となります。

私たちは、このような情報を収集・発信するため、ゼミ生などと分担し、調査票を作成し、現地調査を進めています。

 

現地調査の第1弾は、9月30日に実施しました。「石和名湯館糸柳」様にご協力いただき、支配人の小池様が館内を丁寧に案内してくださいました。私たちは今回の調査で、初めて糸柳様の館内を拝見しましたが、全く違和感のない、とても美しいデザインでした!

宿泊施設への調査は時間が限られており、お客様への配慮も必要になるため、簡単ではありません。しかし、支配人の小池様を始めとする館内スタッフの方々のご厚意により、スムーズに実地調査を進めることができました!

 

では「石和名湯館糸柳」様で私たちが驚いた、さりげない思いやリのユニバーサルなデザインをいくつかご紹介します!

まずは、客室の洗面台です。一般的に、洗面台の下には物が収納できるように、戸棚が設置されています。しかし車いす利用者は、そのスペースに前進を阻まれ、蛇口に手が届きません。これは、大きなバリアとなっています。しかし糸柳様では、洗面台の下の空間に何も作らず、車椅子に座ったまま洗面台を利用できるようにしてあります。また、すだれで目隠しをし、景観を損ねない美しいデザインとなっていました。

〈洗面台下〉

 

次に貸出備品です。

共同浴場では入浴用イス、共同多目的トイレではベビーベッドなど、多くのバリアフリー用品がさりげなく配置されていました。そのほか貸し出し用の備品もたくさん拝見しました。

私は、施設の改装ができない場合でも、備品の貸出で解決できるバリアも非常に多いことを、初めてここで学びました。貸出備品があるというだけで、使用者本人だけでなく、補助する方も安心できると感じました。また健常者のお客さん様にとっても、多様な人々がこの社会にいることを伝える、重要なメッセージとなると思いました。

〈入浴用イス〉

〈ベビーベッド〉

 

最後は、食事処です。

食事処の入口は、緩やかなスロープになっており、敢えて気にしなければわからないように解消されていました。また、全ての個室がテーブルとイス仕様で、かつレイアウトも自由に変更できるようになっていました。 イスは、車いすと代替可能で、車いす利用者も不自由なく食事をとることができます。テーブルから壁までの幅が、広く確保されているため、移動もしやすく、すっきりとした落ち着く空間に設計されていました。

〈食堂の個室全体〉

 

これら以外にも、多くのバリアフリー改修が行われており、ただただ驚くばかりでした。

今回、調査に協力してくださった「石和名湯館糸柳」のスタッフの皆様には、心より感謝を申し上げます。甲府を含む多くのホテルで、ユニバーサルデザインが進むことを願ってやみません!

 

なお私たちは、今後も笛吹市でのユニバーサルツーリズムの調査をし、情報発信を行っていきます。新聞はもちろん、山梨県立大学の吉田ゼミで運営しているFacebook(『開府500年 Switch to the Future 』)なども使用していきます。もちろん、この「甲府市学生レポーター」のブログもその媒体の一つです。

私たちは、この情報発信を通じて、地域の人々と観光客の皆様の関心を集めていきたいと願っています。そしてユニバーサルツーリズムのことや、まちの変化を知っていただける機会になることを願い、活動を続けています!

 

(その1)はこちら  https://blog.goo.ne.jp/reporter-university/e/62d2aae55d27907ba38f491459d90a24


甲府市の大学生の活動を紹介します!

2024-10-15 11:04:20 | 山梨県立大学のレポート

ユニバーサルデザインで、誰もが安心して楽しめる観光地へ!(その1)


みなさん、こんにちは!

甲府市学生レポーターとして活動している山梨県立大学国際政策学部櫻林那菜菅野真世です。今回は、甲府市からもアクセスのしやすい、笛吹市の「ユニバーサルツーリズム」の取り組みと、私たちの活動についてご紹介します!

 

みなさんは、「ユニバーサルツーリズム」を知っていますか?

ユニバーサルツーリズムとは、障害の有無や年齢、国籍、性別に関わらず、すべての人が安心して楽しめる旅行のことを指します。

現在甲府市や近隣の市町村では、誰もが安心して楽しめる観光地を作るべく、多くの人々が努力し始めています。例えば、甲府市の歴史文化財課や観光課では、市民散策会にハンディーキャップのある人々にも参加してもらえるような方法を模索しています。また信玄ミュージアムの誘導標記にも、ユニバーサルデザインが多く取り入れられています。そして私たち大学生も、この事業に関わり、甲府市や笛吹市でのユニバーサルツーリズムを実現したいという思いから、ずっと様々な活動に参加してきました。

 

「県央ネットやまなし」で、甲府市と連携協力している笛吹市でも、この動きは加速されています。笛吹市の観光商工課、石和温泉旅館協同組合、甲州リハビリテーション病院などが連携して、ユニバーサルツーリズムを前に押し出すため、事業を進めています。今回は、私たちが垣間見た、笛吹市でユニバーサルツーリズムの活動をお伝えしたいと思います!

 

 

【「福祉のまち笛吹市 基礎研修プログラム」への参加】

ユニバーサルツーリズムを実現するための第一歩として、甲州リハビリテーション病院のご厚意のもと、石和温泉旅館協同組合の宿泊施設の従業員を対象とした研修会が開催されました。私たちもこの研修会を見学させていただき、ユニバーサルツーリズムの基礎知識から、車椅子の操作方法、認知症など、様々なことを学んできました。

これらの研修は、ユニバーサルツーリズムを五感で感じる第一歩となりました。困っている人への配慮、ハンディーキャップに対する考え方の変革など、”心のバリアフリー”について学び、車椅子の試乗体験も行いました。五感を通して学び、経験したことは、まちを訪れる人に対して、「どう声をかけるべきか」という不安な気持ちを、「まずは声をかけてみよう」という気持ちに変化させていきました。

参加者の方々や講師の先生が、真剣に研修に取り組んでいる様子を見て、私たちも身の引き締まる思いを感じるとともに、この事業で私たち大学生にも、できることは何かということを深く考えさせられるきっかけになりました。

続き(その2)はこちら   https://blog.goo.ne.jp/reporter-university/e/bdaf6a821d1bbe2774064f57518f7c3c


小江戸甲府の夏祭りでのボランティアスタッフ体験!【第二弾】

2024-09-13 12:55:28 | 山梨県立大学のレポート

小江戸甲府の夏祭りで外国人留学生と一緒に、ブース運営と盆踊りを体験しました!


第二弾では、外国人留学生と一緒に運営した甲府市の出展ブースと、盆踊りの様子をご紹介します。

第一弾の記事では、宝石の研磨体験、留学生との交流をご紹介しています。

是非こちらもご覧ください!

第一弾記事

 

3.「シャンブルテゥー」の出展

こんにちは!第二弾の担当は、山梨県立大学国際政策学部の今津真麻と飯島瑞希です。

8月11日の小江戸甲府の夏祭りでは、甲府市役所の職員の方や留学生たちと一緒にブースを出展しました。出展内容は「シャンブルテゥー」という、フランスで子どもに人気の缶倒しゲームです。お手玉を投げて、並べてある缶を倒して遊びます。

【当日のブースの様子①です】

私たちの仕事は、缶倒しゲームで投げるお手玉を渡し、景品を渡たすこと。そして倒れた缶を並べ直し、お客さんの呼び込みをすること。

何度も繰り返しゲームに参加してくださったお子さんも多く、とても嬉しかったです。

一見単純な作業ですが、酷暑の中でもたくさんのお客さんが来てくださったため、想像以上に大変でした!冷感スプレー・飲料水・差し入れのアイスバーが、なんと嬉しかったことか!!

【当日のブースの様子②です】

ゲームに参加してくださった方には、甲府市在住の外国人の、出身国とその国旗が書かれたカードもプレゼントしました。

いろいろな国籍の方が身近にいること、そして異文化に興味を持ってもらいたいと願い、カードを渡し続けました。

 

4.浴衣で盆踊り

ブース運営で汗を流した後は、お楽しみの盆踊りと花火です。
みんなで浴衣や甚平に着替えました。
如何にも涼し気で、お上品!日本の夏に早変わりです!

【留学生の浴衣姿】

【留学生の甚平姿】

学生レポーターとしてはここで解散の予定でしたが、私は留学生の方たちとメインステージでの盆踊りにご一緒させていただきました。

ステージは、老若男女、国籍も超えた大勢の人でいっぱいでした。

留学生のほとんどは、盆踊りの経験がありません。しかし、みんな楽しそうに輪の中に飛び込んでいきます。私もつられて、「やぐら」の踊り手を真似して踊りました。

懐かしい曲もかかり、おじいちゃんやおばあちゃんも楽しんでいる様子でした。

【盆踊りを楽しむ留学生】

うまく踊れなくても、みんなで合いの手を入れたり、見知らぬ人たちと肩を並べて踊って、歌って、すごく盛り上がりました!これぞ夏祭りの醍醐味!コロナ禍で忘れていた、一緒に盛り上がる楽しさと、不思議な恍惚感を体感できました!

【盆踊りの櫓】

盆踊りの後は、みんなで屋台で食べ物を買って、自由に会場を散策しました。
そして、フィナーレは花火です。
花火が上がるたびに、留学生はもちろん、私たちも歓声を上げていました。会場の人々全員と、花火に釘付けになり、閃光と爆音を浴びていました。特にお城の花火は真上で開くため、とてもとても素晴らしかったです。

花火を見終えた留学生達も、きらきら光っていました。

【盆踊りの後の留学生】

【フィナーレの花火】

今回、甲府の魅力や国際交流の楽しさを五感で味わいました。

私たちの出展が、一人でも多くの子どもたちにとって、異文化交流への関心を持つきっかけになればいいなと思います。

また私自身も宝石の研磨体験を通じて、地場産業の魅力、職人さんの技術を目の当たりにし、甲府という町を再認識できた気がします。

そして何より一番の収穫は、出展や研磨体験、盆踊りや花火を通じて、文化を超えて留学生の方々の思いを知り、抜群のチームワークで活動できたことです。

 

やはり国際交流はおもしろいです。

久しく参加できなかったお祭りも楽しめて、最高でした!

これからも国際交流やボランティアを続けていきたいです。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!


小江戸甲府の夏祭りでのボランティアスタッフ体験!【第一弾】

2024-09-13 12:54:27 | 山梨県立大学のレポート

甲府市と連携して、外国人留学生と交流を楽しみ、宝石研磨も体験しました!


皆さんこんにちは。

私たちは、甲府市学生レポーターとして活動している山梨県立大学国際政策学部の吉田龍、権守七映、今津真麻、飯島瑞希です。今回のブログでは、先日開催された「小江戸甲府の夏祭り」に学生ボランティアとして参加してきた感想を、2本のブログに分けて投稿します。

 

第1弾の担当は、山梨県立大学 国際政策学部 4年の吉田龍と権守七映です。

 

連日のように暑い日が続いていますが、皆さんいかがお過ごしですか?

暑い中でも、青空にむかって凛と咲いているひまわりをみると、清々しく、一層素敵に感じます。

8月11日に私たちは、学生レポーターの活動の一環として、「小江戸甲府の夏祭り」に参加しました。主な活動は、甲府市が出展するブースの運営でしたが、他にも山梨ジュエリーミュージアムでの宝石の研磨体験もさせていただきました。そして、ブース運営終了後は、盆踊りも楽しみました。

 

当日は、山梨県立大学の学生4名と外国人留学生4名の計8名がボランティアスタッフとして参加しました。AチームとBチームに分かれ、交代で休憩を取り、ブースを運営しました。そして17:00にブース運営が終了し、みんなで盆踊りなど、お祭りを楽しみました。

【第一弾】のブログでは、宝石の研磨体験と外国人留学生との交流についてお伝えします。

【お祭りに参加したメンバー達】

【山梨ジュエリーミュージアムの入口】

 

1.山梨ジュエリーミュージアムでの宝石研磨体験

ブースでのお手伝いの合間に、山梨ジュエリーミュージアムにて宝石の研磨体験をさせてもらいました。用意されていた宝石はメノウという種類で、赤や青、緑、白など、さまざまな色がありました。皆美しく迷いましたが、最終的に私は青色の宝石を選びました。太陽の光にかざすと、メノウの模様が波のように見えました。

宝石研磨には、「ろくろ」に似た研磨専用の機械を使います。研磨剤を付けた羊毛の円盤に宝石をこすりつけて磨いていきます。最初はどう磨けば良いのか分からず戸惑いましたが、プロの宝石職人の方や美術館のスタッフの方が丁寧にコツを教えてくださいました。磨き方が不十分だと、光の反射が鈍くなると言われ、時間を忘れて無我夢中で磨いていました。

【研磨体験中の様子】

磨き終わった後は、宝石に穴を開けてもらい、金か銀のチェーンを選んでペンダントの完成です。

【作成したメノウのペンダント】

私は山梨県の出身ですが、今までジュエリー産業について全く知りませんでした。今回の体験を通して、宝石加工の楽しさや難しさを実感することができてよかったです。また、身近に地場産業の魅力を体験する施設があることは、とても素晴らしいと改めて思いました。

宝石研磨体験は予約が必要ですが、誰でも気軽にジュエリー産業への理解を深めることができ、とてもおすすめです!多くの人に、ジュエリー産業のすばらしさが伝わると嬉しいです。

 

2.外国人留学生との交流

その後は、留学生の皆さんと一緒にお昼ご飯を食べました!

【お昼に食べたお弁当】

 

彼・彼女らの故郷である中国のこと、日本での生活について話し、楽しくエネルギーチャージができました。

特にこれまでの訪問国の話や、日本への留学のきっかけの話が印象的でした。

私自身も留学や海外での暮らしに関心があり、留学生の姿を見ながら、いつか自分もとより一層強く思いました。

 

「友だちになりたい!」という中国語も教えてもらいました。しかし今回は共同作業が多かったため、言葉を超えて仲良くなれました!

「この言葉を使う度に、きっとこの瞬間を思い出すのだろうな」そんなふうに思えた不思議な時間でした。

 

第2弾では、ボランティアブースの様子と盆踊り体験を紹介します。

第2弾記事

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!