◆今だけの展示会◆
こんにちは、山梨大学の川合です。
先日、山梨県立美術館と山梨県立文学館へ期間限定の展示を見に行ってきました!
他の学生レポーターも美術館、文学館をとりあげているので、また違った目線でお届けしたいと思います!
特別展「動く!光る?魔法の芸術 キネティック・アート」
先ず、キネティック・アートとは「動く芸術」。
動いているものや動いているように見えるもので、
機械仕掛け、色や形の変化、光を使った作品や目の錯覚を利用した作品たちです。
美術館ではこれらを総合的に紹介するため、種類ごとで4つのエリアに分けられており、
下の写真のようにエリアの説明を掲示しています。
それぞれ視覚の効果を計算した絵画、アルミニウムやガラスなどさまざまな素材の特性を用いた作品、
機械仕掛けで不思議な動きと光を見せる作品、人の知覚を刺激する立体的でおもしろい作品たちが並んでいます
見る角度で変わる作品を歩きながら眺めたり、
スイッチを押して実際に動かしてみたりすることで楽しめます
上の写真の右下、足元にあるスイッチを押してみることで作品によって動き出したり、光り出したりします
作品たちはとても古いので注意書き通りに動かして楽しみましょう
また一部の作品で撮影可能です
中でも面白いのは展示品の中でも角度によって見え方が変わるもの
人それぞれで作品の印象が変わるので角度を固定させずにじっくり見て、
たまに動きながら見てみると楽しめると思います
展示品は電動のものが多かったですが、まちなかに置く場合は自然の力で動くもの、
不規則でその時にしかみられないなんて作品があるといつみても面白そうですね
キネティック・アートは同じものを大量に生産できることを重視しているそうで、
商店街の道に同じ作品をいくつも並べてみるのも見てみたいと思いました
これらの作品は山梨では6月15日(日曜日)まで公開されます。
今後新宿や広島などを巡り、1年後にイタリアへ戻っていきます
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続いて山梨県立文学館の企画展、
NHK朝ドラで話題の「村岡花子展 ことばの虹を架ける~山梨からアンの世界へ~」。
山梨県甲府市で生まれた村岡花子さんの生涯と
文学との関係を、写真、書籍、解説文、年表などで紹介しています
なかには「赤毛のアン」の部屋を再現したものや村岡花子さんが実際に着ていた着物、
お話しされている映像も展示されています。
6か月以上前から準備が進められ、これらの展示品は全国から集められました。
ドラマのシーンを思い浮かべながら展示品を見ていくと、
本物とドラマとの違いを発見できるためじっくりと眺める面白さがありました
特にドラマの登場人物のモデルとなった方の写真を見ることが出来て、
村岡花子さんと友人との手紙からどんな関係だったかなどを知ることができます
また、甲府市中心の古い地図も展示されていたので、
実際に村岡花子さんがいた場所を探して見に行くのも楽しいと思います
この展示は6月29日(日曜日)までとなっており、
イベントが重なると週末はとてもたくさんの人で賑わうそうです
また村岡花子さんをテーマにした講座やワークショップなども行われています。
ぜひ訪れることをお勧めします
以上、レポートでした。
※会場内の写真は文学館の了解を得て撮影しました。本来展示室内は撮影禁止です。
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【開館時間】
- 9:00~17:00(入館は16:30まで)
【休館日】
- 月曜日(祝日の場合はその翌日)
- 祝日の翌日(日曜日の場合は開館)
- 年末年始
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[開館時間]
- 9:00~17:00
[休館日]
- 月曜日(祝日の場合はその翌日)
- 祝日の翌日(日曜日の場合は開館)
- 年末年始