★We Love KOFU 学生レポート★

学生たちがこうふの話題をお届け!

甲府の魅力発見ツアー

2014-07-28 10:07:23 | 留学生のレポート

印傳博物館の見学


こんにちは、学生レポーターの侯(コウ)です。

今日は、甲府を代表する印傳博物館を見学に行きました。

印伝は、一説にはインド伝来ともいわれるなめし革の技術で、今では「甲州印伝」として伝統工芸品にも指定されています

甲州印傳博物館は、平成11年10月、印傳屋本店2階に開設されました。

江戸時代以降から昭和初期に至る古典作品をはじめ、復元模造品、現代作品、道具、資料などを収蔵指定しています。

博物館の館員に教えて頂いて、印伝は、三つの技法があって、

「燻(ふすべ)技法」「漆付(うるしつ)け技法」「更紗(さらさ)技法」をはじめとする熟練の技を駆使した様々な品物が作られ、

それぞれの時代を生きる人々に愛用 されてきました

「燻(ふすべ)技法」:印伝のルーツと言われる燻は、鹿皮をタイコに張り、藁をたいてその煙でふすべた後、
更に松脂でふすべて自然な色を付ける技法です。ふすべる工程を数回繰り返すことにより、
黄褐色から褐色に変化します。燻は熟練の職人だけ駆使できる、日本唯一の革工芸技法です。

「漆付(うるしつ)け技法」は、古来様々な最奥物や工芸品に用いられてきました。漆の持つ接着力、
膜面の強さ、防水性、独特の光沢。これらの優れた性質の中でも、現在では装飾性が重視され、印伝を美し彩る柄付けの素材として用いられています。

「更紗(さらさ)技法」は、インド伝来の更紗の模様に似ていることからこう呼ばれている。
一色ごとに型かみをかえて色を重ねていくことによって、鮮やかな色のハーモニーとなります。均等に色を乗せるには、
高度な技術と手間を要します。主に漆付け前の下地模様として使われ、ブランド品にも活かされています。

 

その後は、色々な古代印伝作品を見させてもらって、非常にうれしかった

日本人は、結構前でも、こんな素晴らしい技術を持っているのは、びっくりして、すっごいと思いました


▲古代の高級な財布

 

 
▲武士の革羽織               ▲騎兵の用具

今度の印伝の見学は、本当に限りない美の探究であり、日本は伝統の技法を受け継ぎながら、
新しい美を求めるという情熱を追い続けている。

色々な印伝のことを教えてもらって、いい勉強になりました

 

印傳博物館資料などを参考に作成しました。

写真は、印傳博物館展示写真より。 

≫≫中国語のレポートはこちらからご覧ください!

 

 


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甲府の魅力発見ツアー

2014-07-25 13:15:05 | 留学生のレポート

鳥もつ煮屋の訪ね


こんにちは、学生レポーターの侯(コウ)です。

皆さんは昼飯はいつもどちらで食べますか

今日、友達と食事処を探したら、いい店を見つけました-甲府名物鳥もつ煮を食べられるお店を発見しました。

外国人としては、鳥もつはなんなんでしょか?

鳥肉の臓物(内臓)のことです。えー?

それは食えるの。初めて聞いたわ。その疑問を持ちながら、店に入りました。

店は、そんな大きくはないですが、雰囲気がすごくいい店でした

何故鳥もつ煮を作るのかと、店のオーナーに聞いたら、この地域における鳥もつ煮の発祥は、1950年(昭和25年)頃に

「鳥のもつが捨てられていてもったいない。なにか安くて美味しいものができないものか」と考えて、

その時期の人々達に飢えさせないように、鳥もつと総称される部位のうち、主に砂肝、ハツ、レバー、キンカンなど、

以前は捨てていた部位を活用・工夫した料理を発明しました

今度注文したのは、力(りき)定食です。ひと口カツ、エビフライ、カニクリームコロッケ、あと、お漬物とおだし付き。

ひと口カツは非常に柔らかく、美味しいですエビとカニクリームコロッケの食感もよいと感じました。

量もちょうど良いと思って、お腹がいっぱいになりました。本当に大満足でした

 

≫≫中国語のレポートはこちらからご覧ください!


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山梨で生み出す自然エネルギー

2014-07-24 11:53:10 | 山梨大学のレポート

太陽光発電から学ぶ


 こんにちは、山梨大学の川合徹と申します。

甲府市役所の方が企画してくださった甲府の魅力発見ツアーで見つけた

米倉山太陽光発電所と「ゆめソーラー館やまなし」についてレポートしたいと思います

7/10掲載の山梨大学のレポートでも小松さんが米倉山太陽光発電所について、また違った視点でご紹介しています。

そちらと合わせて読んでいただけるともっと面白くなると思います

 

先ず、なぜ山梨で太陽光発電

と思いますので簡単に説明しますと、地球温暖化対策を推進するため山梨県の持つ地域特性、全国平均より日照時間が長いこと、

急流の多い地形、県土の約8割を占める森林などを活かして4つのクリーンエネルギー

太陽光発電、小水力発電、バイオマス利活用、燃料電池の技術開発などの推進をしているからです。 

米倉山太陽光発電所は甲府市南部の山の中にあり、太陽光発電施設とそのPR施設が設置されています。

PR施設のゆめソーラー館やまなし

そのすぐそばに太陽光パネルが設置されており、この建物の屋根にもパネルが設置されています。

建物脇になぜかゴーヤーが植えられており、以前遊びに行ったときには受付の方からゴーヤーをいただいた思い出があります

 

施設の中は2つのゾーンに分けられており、模型やパネル映像、実機展示で地球温暖化と

再生可能エネルギーを学ぶことができます。

太陽エネルギーのゾーンでは、球体スクリーンに地球や太陽を映写させて人口密度、

気温変遷など地球温暖化に関わる変化を目でみることができます。

色付きのアニメーションでとてもわかりやすいです

山梨のエネルギーゾーンでは、県内のエネルギーを今までの歴史や実機展示で学ぶことができます。

昔から山梨では地形を活かして水力発電が多く造られ、かつては県内の発電だけで県全体の電気をカバーしていたそうです

部屋の中にはその他に水力発電、燃料電気、蓄電装置が設置されています。

 

そしてこのクイズマシン、非常に難しいです遊びに来る際はぜひチャレンジしてください

 

ゆめソーラー館やまなしを出て、階段を上がれば、

展望台から周囲を見渡せます

 

生活に欠かせない電気を発電する現場を見ることで、

これからのエネルギー利用や自分たちが使う電気がどういった経緯でできているのかを知ることや、

利用者としてエネルギーを無駄にしないように日々意識することの大切さを感じました

最近は徒歩や自転車で出かけやすいようにまちなか整備が進み、

緑化や風通しをよくした建物が増えるなど目に見えるところで省エネな環境が整ってきたように感じます

 

入館料は無料ですので勉強やエネルギーを考えるきっかけとして、

気軽に寄って見て回ることをぜひおすすめします


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『右左口』読めますか?

2014-07-18 11:07:17 | 山梨大学のレポート

みんなで散策へ!


こんにちは!山梨学院のなかむらです。

暑かったり寒かったり…甲府の天気は変わりやすいですねえ。

皆さんも体調には十分お気を付けください。

 

早速ですが、皆さん、「右左口」ご存知ですか?

「うばぐち」と読みます。

 

今回は、ほかの学生レポーターさんと一緒に、甲府市右左口に行って来ました。

散策をする前に、地元の方に説明を受けました。

皆さん気さくな方で、熱心に説明してくださいました。

暑い中、説明をしていただいたことに、感謝です。

ご覧ください!この長い坂

この道は中道往還と呼ばれ、かつて宿場として、
駿河(静岡)の海産物や甲斐(山梨)の名産物を販売していたことで、
重要な経済・物流の拠点だったそうです。
そのため、人馬の行き来が盛んに行われていました

そんなにすごいところが甲府にあったんですねー

坂道の途中で道祖神さんを発見

これは丸石道祖神と呼ばれ、上宿、中宿、下宿の3か所にあります。

丸石は女性を表しており、子宝、繁栄を願っています

 

〇パワースポット!?

坂を降り切ると、お地蔵さん

なんでも、治したいところを触ると、治るとか

治したいところの石をせんじて飲んだ人もいるとか。

有名なのか、顔や肩はあちこちへこんでいます

私もちゃんと、肩と頭を撫でてきました

 

いかがでしたか?

甲府にこんな歴史的な場所があったとは、知りませんでした

まだまだレポーターとしての勉強が足りませんね。

また一つ甲府を知って利口になった、なかむらでした


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魅力発見ツアー

2014-07-17 11:16:29 | 山梨大学のレポート

中道往還の散策!!


こんにちは!山梨大学の水野です。

6月29日(日)に魅力発見ツアーに参加しました。

その行先の一つである、中道往還について紹介したいと思います。

 

中道往還とは、甲斐と駿河を最短で結んだ古道であり、

この道ができたことで、

静岡で取れた魚を山梨に運ぶのに4日かかっていたのが、

1日で運べるようになり、より新鮮な魚を山梨に運べるようになったのだそう

また、中道往還は五街道など旅人が行き交う街道というより、

塩、魚などの荷物を運んだり、軍用道路として、使われていたようです

この蔵は、徳川の家紋を瓦にもち、徳川家康に関わる、

朱印状や資料が保存されていたみたいです

この地域には、きれいなわき水が流れているみたいで

水温は常に14度に保たれており、泳いでいる金魚たちも

気持ちよさそうでした

この地域の建物の造りには特徴的な部分があり、

この屋根に積もった雪は前の家の所有地に落ちてしまうのですが、

ご近所どうしの仲ゆえ、

前の家の土地に落としても良いという決まりになっているそう

古くからの付き合いっていいものですね

天気にも恵まれ、大変暑い中での散策だったにも関わらず、

ガイドの右左口宿歴史文化村推進委員会の方々

徳川の時代の歴史に関わる神社や建物について紹介してくれました

こうして振り返ってみてみると、古き良き時代を感じさせる、

風情ある街並みです

最後に立ち寄った、このお地蔵さんには、なでた部分の病を治したり、

痛みを和らげてくれる効果があると信じられていたようで、

医療があまり発達していなかった時代に、多くの人が

このお地蔵さんをなでにきていたようです

そのおかげで、体の至るところがへこんでいました

長い間、みんなの病を癒し続けたお地蔵さん、お疲れ様です

 

明治37年の中央線の開通により、魚や塩などの海産物は東京方面に

運ばれるようになり、中道往還は物資の輸送としては、

使われなくなったようです

しかし、この地域には、歴史を感じさせる建物が今もなお、

姿を変えずに残っており、

この中道を昔の人も同じように通っていたと思うと

何だか不思議な感じがしました


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