◆7年ぶりの御開帳でした!◆
学生レポーター、山梨学院大学の清水美里と清水裕介です。
7月になり、夏空がまぶしく輝く季節となりました
4月3日から6月29日まで甲斐善光寺で御開帳が開催されました。
本来は昨年に開催される予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大のため1年延期され、7年ぶりの開催となりました
金堂の前に建てられてある回向柱は御本尊様と繋がっているということで、回向柱に手を当ててお祈りしている方もたくさんいました。
金堂の中に実際に入ってみると、天井に大きな龍が二匹描かれている部分があり、そこで手をたたくと反響現象で音が返って聞こえました。これは鳴き龍といい、日本一の規模を持ち参拝者に親しまれているそうです
金堂の中では、お戒壇廻りも体験できました。お戒壇廻りとは、金堂の下にある「心」の字をかたどる真っ暗な通路を通って鍵を探し、その鍵に触ると御本尊と縁が結ばれて極楽浄土へいけるというものです。実際に歩いてみたところ、想像以上に真っ暗で何も見えなくて壁に手をつけないと歩けないほどでしたが、無事に鍵を触ることができたのでよかったです
また、普段は公開されてないですが、御開帳のときにだけ姿を見せる御本尊の善光寺如来像も見てきました。撮影禁止で残念ながら写真は撮ることはできなかったのですが、周りが金箔で囲まれており、ものすごく迫力ある大きくて立派な御本尊でした
この日は御開帳最終日ということで、7年に1度の御開帳を締めくくる結願大法要が行われました。
88日間にわたる善光寺御開帳は、この結願大法要によって終わりを告げました。
多くの人々が見守る中、たくさんの僧侶によって法要が営まれました。
次回の御開帳は元のスケジュールに戻って5年後の2027年に行うか、6年後の2028年に行うかは長野市の善光寺と話し合って今後決めるそうです。
機会があれば、ぜひ甲斐善光寺に足を運んでみてはいかがでしょうか