(ツイッターに書いた文章の再構成です)
『シティーハンター』映画『エンジェルダスト』を劇場へ見に行く。
予備知識ほぼゼロで突撃。
「(最終回でなく)最終章」
「エンジェルダストはナノマシン」
「ゲストキャラの美女がエンジェルダストを打たれる」
知っていたのは、この程度。
おかげで初見の驚きに浸れた。
一番驚かされたのは、なぜかルパン三世が出た事。
つまり、ついに『シティーハンター』と『名探偵コナン』が同一世界になってしまった。
なんてセンシティブな所を攻めるのか。
本作はある種、『コナン』と同様のアプローチが成されている。
原作とアニメとの致命的な齟齬を消そうとしている点だ。
だが、そうやってスタッフが尽力しても、「エンジェルダスト」を原作通りに出来なかった事は、残念。
分かる人には、その名称から、本来は薬物だと気づけるのが救いか。
ストーリーは、前作と打って変わって陰鬱だ。
前半はギャグが強い一方、後半は悲劇ありきの脚本になっている。
奪われたADMがそのまま本物で、アンジーがあっさり狙撃されて、そして、獠と香は、あの決断を下すしかなくて。
悔しかった。
ああいう惨劇を回避するのがシティーハンターじゃないのかよ!
(↑厄介なオタクの一意見です)
ただ、結局、本作への評価は保留せざるを得ない。
物語が中途で切られた未完成品の上、次作も未定というのは、いかがなものか?
(↑厄介なオタクの一意見です)
けれど、そもそもこうしてCHへの思いを語れるようになった事自体、2019年から始まった奇跡だ。
全てを楽しもう。4D版行きますかね。
それでは。また次回。