映画『アラモ』のDVDを見る。
因みに1960年作。
(『アラモ』の映画は、他にもバージョン違いが複数あります)
きっかけは不純。
『うみねこのなく頃に』の台詞に「アラモの砦」という言葉を見かけた事。
いい機会だから、改めて勉強しようと見た次第。
1836年、当時メキシコ領だったテキサスの独立を巡る「テキサス独立戦争」の顛末を描いた作品。
生真面目な指揮官トラビスと、規律にルーズなボウイと、そんな二人の間を取り持つクロケット。
特にクロケットは、まさに清濁併せ飲む好漢であり、仲間たちの戦意を見事にまとめ上げる。
マリアという女性と通じ合うも、安全のために彼女を遠くへ送り出す。
皆で、必要な火薬を敵地から持ってったり、敵地から必要な牛を敵地から持ってったり、大砲に泥詰めてったりという作戦を見るのは興味深かった。
終盤、非戦闘員が避難していく中、盲目の女性が夫へ叱咤と鼓舞を向ける場面も印象に残る。
……という、以上の覚え書きは、実はネタバレレビューサイトから参考にさせていただいた部分が少なくない。
と言うのは、見終えた直後は、ほぼ内容を思い出せず、忘れている事に気づいたからだ。
見た端から記憶が抜けていき、見たはずなのに感想が浮かばない。
理由は明白。
最後は、皆死ぬから。
元より負け戦。
作戦における時間稼ぎのための砦だったのだから、当然だが。
戦争は避けられないのだと分かっていても、やっぱり、嫌だ。嫌なんだ。
それでは。また次回。