ロックミシンで縁かがり中、針の辺りからカチカチと金属の嫌な音がする。針が何かにぶつかっている感じの音。
気にしながらも、そのままやり続けていると、案の定針が折れた。
「ロックミシンの針って、どれだっけ?針の太さは11以外でも使えるのかなぁ。」と思いながら、取説を確認した。すると、「オルガン(メーカー名) HA×1SP」(この針はニット専用針)以外使用できませんとなっている。
でも、その下に小さい字で、針通りの悪い生地は、「オルガンHA×1」の使用をお勧めするとなっていた。
「こんな針って、有ったっけ?」と思ったら、有る有る!!
有るじゃないの~~。
家庭用ミシンで使っていた、普通の針のことだったのねぇ~。
職業用ミシンを買ったので使わなくなってたんだけど、良かった。家庭用ミシンでのボタンホール以外にも使い道が有ったのね! 家でのボタンホールも、めったにしないから余計に嬉しい。
写真の生地は、ウールでボアが付いてて、けっこう分厚い。なので、針も中厚生地用の14番を使用した。
普通地ニット用の針11番から、中厚地用(伸びない生地用)14番に替えたことで、断然縫いやすくなった。
生地に適した針を使うって大事ね♪
ここで、ちょっと疑問。
「ニットはニット用針で、伸びない生地はそれ用の針で。」ってことには、ならないのかなぁ。
今まで、何の疑問も持たずに伸びない生地の縁かがりを、ニット用の針を使ってやってたんだけど。
ちょっと、暇なときに実験してみよう。
(今日も暇だけど、作りたいものが有るから・・・と言い、やらない言い訳。)
↓ ロックミシンの糸が1本空いた。これも嬉しい。オークションで「工場処分品の糸」を買ってしまった人は、この達成感に共感してくれることでしょう。