がなる われる だれる

チバユウスケ　休養のお知らせ

>このたびチバユウスケが食道がんと診断され、治療に専念すべく当面の間休養させていただくことをお知らせいたします。

今日は外出して外で昼食をとっていたんですが、
この報せを見て放心状態になっておりました。

酒も飲むし煙草も吸うし、というロッカーであり
がなりたてる、という表現がぴったりの歌い方をする人であるわけで
この所ライブでも調子が悪い日があったりということも聞いていたので
「チバがガンなんかに負けるわけねえだろ」と思っていても
最近の渋かっこいい路線のビジュアルを見ていると
ちょっと心配だったりもしたわけで。

治してまたフェスのステージで暴れる姿を見たいし
生ではThe Birthdayで一回見れているだけなので
もう一回くらい生で見る機会があればいいなぁ…。

2/3

坂本龍一が亡くなり、YMOの2/3が鬼籍に入りました。
教授も幸宏さんも闘病の報は聞いていたので、
何故…という気持ちはないわけですが
親と同世代が亡くなると、
やはり残った時間の少なさを実感いたします。

YMO自体は実はそこまで熱心なリスナーではなく
勉強程度に触れた経験しかないのですが
それでも幼いころに触れていた「RYDEEN」や「君に、胸キュン。」は
しっかりと体に染みついた音ですし、
教授ソロで言えば「戦メリ」や「ENERGY FLOW」あたりは
しっかりと染みついた音になっているということで
当然のことながら非凡なミュージシャンであったのだなぁ、と
改めて思い返しております。

最後に残った細野さんが少しでも長く現役であり、
面白い音楽を生み出し続けることができることを
二人の冥福とともに祈りたくなる、そんな夜です。

渋谷系は終わった。

アートディレクター信藤三雄が死去、ピチカートやミスチルなど数々の名ジャケットを残す

ピチカート・ファイブ、オリジナル・ラブ、フリッパーズ・ギター、コーネリアス…
サザンオールスターズやMr.Children、SMAP、MISIAなどなど、
90年代の「おしゃれなジャケット」は、ほとんどがこの人のデザインでした。
90年代に青春を送った世代にとって、この人のデザインしたCDを1枚も持ってなかった、という人は
けっこうな少数派だったのでは？と思うほどに。

一時デザイナー（Webメインでしたが）という肩書の仕事をしてた身としても
この巨匠から受けた影響は決して小さいものではなかった、と思います。
それほどに、ある意味体にしみ込んだデザイン、だったのかもしれません。

近年は音楽関連は野宮さんやMISIAを中心に、
他には政府関係の仕事などもされていたようですが
音楽が形のない配信と形に残るアナログレコードに二極化する時代に
LPサイズで所有しておきたいデザイン、というものを生み出せる
そんなデザイナーであっただけに、やはり残念でなりません。

ふと思う 過ぎた年月を

チャートをビーイングが席捲していた1993年から30年、
ということに本日改めて気が付いたりしました。

当時の証言を関係者に聴けるうちにしっかりと取材し
なんらかの形にしてほしい、という気持ちはありますが
海外ドキュメンタリーとかで実現してくれるのが
一番変なバイアスとか入らなくていいのかな、という気も。
日本の音楽業界のいろいろな「歪み」、
わりと面白そうな題材だと思うのですけどね。
それこそ、モータウンに負けないくらいにも。

暮らしに追われていると

日々の生活に追われていると、どうしても音楽に向き合うのが後回しになってしまうなぁ。

佐藤伸治の命日を忘れてしまっていましたよ。

FISHMANSはどうしても曲の長さもあって「向き合う」必要があるから
なかなかながら聴きがしづらい部分が個人的にはあります。