Rimshot!!!!

映画観たり、アメコミ読んだり、占いしたり。

アカデミー賞ノミネート発表

2011-01-28 | 映画
今年もアカデミー賞の時期がやってまいりました。
ノミネート作品は映画ニュースサイトなどで確認していただくとして。

まず作品賞は「英国王のスピーチ」「ソーシャル・ネットワーク」の一騎討ちでしょう。
「トイ3」とか「インセプション」は作品賞は無理かなぁ。
アカデミーの好みで考えると「英国王のスピーチ」が有利かもしれない。

監督賞もこの2作で争うことになるのかな。
ダロノフスキーとかコーエン兄弟もありそうだけども・・・
なんでノーランいないの?

主演男優賞はコリン・ファースと予想しとく。これはガチガチでしょ。
主演女優賞はナタリー・ポートマンに取って欲しくも思うけど、厳しいかなぁ。
助演男優賞は21世紀の役者馬鹿、クリスチャン・ベールに取って欲しいなぁ。
助演女優賞はヘレナ・ボナム=カーターくらいしかぱっとわかる人がいないなぁ。

長編アニメ賞は・・・「トイ3」と「ヒック」で悩むんだけど
ここまでのほかの賞で「トイ3」が取りまくってるんだよね・・・

脚本賞は「英国王のスピーチ」になりそうな予感。
「インセプション」もいいんだけどねぇ。

脚色賞は「ソーシャル・ネットワーク」でしょう。

視覚効果賞では「インセプション」だと思います。
「アリス」はいんちき3D化さえしなければ・・・
音響編集賞も「インセプション」にあげたい。
できれば作曲賞も、だけど難しいかなぁ。

・・・こうやって予想してる段階が一番楽しいんだよなぁ・・・w

一方、ラジー賞のほうは最近選び方がつまんないんだよなぁ。
はいはい、歌手が映画出たから選ぶのね、というくらいで。
よっぽど「シネマハスラー」のワースト紹介とか、
映画秘宝のワースト見てるほうが面白いから困るw
(まぁ、それは日本映画はいろんな背景が見えるからだからなんだけども)

とにかく、年に一度のアメリカ映画のお祭り。
楽しく結果を見ていきたいものです。
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変わっていく風景と

2011-01-26 | 日記
博多大丸長崎店が今年7月で閉店を発表しました。
その昔、まだ岡政デパートだったころには
よく祖母や母におもちゃをねだっていたものでしたが
大丸になり高級衣料品のみの百貨店となってからは
まったく縁もない状態となっていました。
昨年大晦日に正月メニューの買出しに地下食品売り場を見ても
浜屋とは違う閑散とした状況に驚いたものです。

思えばこのところ、見慣れた風景との別れが多くなってきました。
昔本を買ったり、映画を見に行ったり、地下の居酒屋で料理を食べた
ステラビルも取り壊され今は駐車場に。
そもそも、人生の半分を過ごした生家自体が跡地にマンションが建ち、
昔母と一緒によく買い物にいったスーパーも、
よくガンプラを買ったたばこ屋もすでにありません。

東京時代でもかつての職場であった秋葉原のT-ZONEミナミ本店は
かなり前にドンキホーテとなり、働いていたフロアは現在では
メイドカフェになっているのではないでしょうか。
六本木も職場の1階にあった文房具店はなくなっていたように思うし
職場自体は変わっていなくても六本木ヒルズとミッドタウンができました。
かつての遊び場だった渋谷も、HMVの撤退をはじめ
ずいぶんと様変わりしてしまったようです。
人生の1/6くらいを過ごした板橋の町も、商店の顔ぶれは変わっていたなぁ。

このところ池波正太郎「江戸切絵図散歩」や実相寺昭雄「ウルトラマンの東京」といった
『高度成長期前の東京になじみのある老人が、高度成長で変わってしまった東京を嘆く』という
タイプの本を続けて読んでいたり、毎回「ブラタモリ」を楽しみに見てたり(再放送回多いけどね)
RHYMESTER「マニフェスト」収録の「渋谷漂流記」を聴いてなんとなく気持ちがわかったりと
変わっていく風景、ってものに敏感になっている時期だったりもするのだけど
結局変わっていくもの変わらないものいろいろあるわけで、
その変化や変わらないものを楽しみ、居場所を見つけていくということが
必要なんじゃないかなぁとも思っているわけです。
それがまだ若い(と信じたい)自分の、街の変化との折り合いのつけかたなのかなぁ、と。

いつかは変わってしまった風景を見ても
「ここ、前なに建ってたっけ?」と思い出せなくなってしまうのでしょう。
しかし、それは少しだけさびしいから、できるだけ忘れずにいたいなぁ。
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読書に夢中

2011-01-22 | 
用事で図書館の近くに行くことが多かった今週、
まだカードが使えるということで本を数冊借り、しばし読書に耽っておりました。
(そのせいで録画した番組が見ないまま溜まっているのですが)

まず読んだのがブルボン小林「ジュ・ゲーム・モア・ノン・プリュ」。
芥川賞作家・長嶋有のライターとしての仕事のうち、ゲーム関連の文章をまとめたもの。
「CONTINUE」は「otome」になる前は立ち読み誌のひとつだったので
(「QUICK JAPAN」ほどのサブカル臭がないサブカル誌だったからね)
いくつかの文章には見覚えがあったり。
「ときメモGS」のB'zには言及するのに「ときメモ3」のZARDはスルーしてるのがなぁ。
(ゲーム屋で働いてたころ、すごい不良在庫化してたけどな、「3」)

で、次が赤瀬川原平・山下裕二「京都、オトナの修学旅行」。
「日本美術応援団」はすでに読んでて、
これも昔に「オトナの社会見学」と併せて読んでるはずだけど
内容を完全に忘れきっていた。老人力かw
京都という場所に上陸したことが実は一切ないので
生きてるうちに一度は見ておかないとな、と思いつつ、
「日本美術応援団」よりも赤瀬川が(映画「利休」の脚本書いた関係で)「知っている」人で、
一方の山下が専門でありながら「知らない」人になっているという
逆転の構図が見られるあたりが面白かったかなぁ。

そして先ほど吉野孝雄「宮武外骨 民権へのこだわり」読了。
外骨の最後の妻の妹の息子、という外骨最後の縁者である筆者による
外骨の伝記の1冊であるわけだけど、タイトルからわかるように
出版活動よりも政治活動のほうに心持ち比重を置いているような1冊。
赤瀬川や天野祐吉などの著作で外骨の出版作品の中身はわりと紹介されているので
こういう視点もそれはそれで楽しく読める1冊でした。
外骨と押川春浪は思想的には正反対だけど、
どちらも明治時代の大衆文化の代表ということで
研究書読みたいなぁ、と思っていたりもします。

さて、まだ読んでない本も数冊。
これからも暇を見つけて極力早く読み終えますかね。
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ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国

2011-01-14 | 映画
今年初映画がこれになりました。

まず前作(「ウルトラ銀河伝説」)は劇場では見ておらず、DVDで見ていきました。
『「エメラルド・トワイライト」っぽいなー』と思いながらも
ウルトラマンでスペースオペラをやる、という姿勢の面白さと
映画自体の面白さは十分なものだったと思います。
劇場で見なかったことを後悔するくらいに。

そして今作。
円谷プロの組織改変(親会社の変更とか前作の旗振り役だった岡部氏の退社)や
配給会社の変更(ワーナー→松竹)という外部の要因も変わりつつも
前作で撒かれた種・・・新しい二人のウルトラマンを軸に
いままでのウルトラマンの枠を超えよう、という部分も見せる作品となっています。

その大きな仕掛けは「多重宇宙」という設定。
アメコミなどでは一般的になったこの仕掛けを公式に使うことで、
「光の国」から離れた展開を可能にしたことがまず重要であると思います。
(強敵相手に旧ウルトラマンたちを噛ませにしなくていい、というのはけっこう重要な気も)
そしてそれに付随する「銀河連邦」の復活。
「ウルトラマンA」の時代に提唱された、円谷ユニバース的なこの世界観が
この映画では再生された円谷旧キャラたち・・・
ミラーマン→ミラーナイト、ファイヤーマン→グレンファイヤー、
ジャンボーグA→ジャンボットという形で実現しています。
(あと、「マイティジャック」もちょっとだけ)
そしてこういったキャラたちに人気声優を充てることで、
「仮面ライダー電王」のイマジンたちに通じるような
軽妙なやりとりも楽しめるようになっています。
(全員がガンダム主役キャストというのもポイントかも。
 神谷浩史は「SDガンダムフォース」のキャプテンガンダムだしw)

ヒーローたちの殺陣もプロレス的で、
ウルトラ=プロレス、ライダー=時代劇という源流の違いを感じさせますし
それぞれのヒーローにしっかりと見せ場が作られているのも
複数ヒーロー物としてはうれしいポイントです。
(「叫べナオ、ジャンファイトと!」とか、鏡のシーンとかね)

映画としての不満もないわけではなく、
映画1本に詰め込みすぎと感じる部分もあるわけですが
テレビドラマのスペシャル版ではない、
十分にエンターテイメントとして楽しめる「映画」になっていると思います。
ベリアルの率いる大艦隊とかは大画面で見たいシーンですしね。

人間キャストに関しても、時折辛く感じる部分はあるけど
一定水準は超えていたのではないかな、とは思います。
ひっぱってくれるベテランが近くにいなかった(平泉さんたちは別撮りだろうし)
ことを考えても、これで合格点かなぁ・・・くらい。

あとの難点は最近のウルトラを見るたびに気になる「巨大さの表現の甘さ」くらいで
せめて地上をあの質量のものが歩いたりしたらどうなるかは表現してほしいな、と
思わずにはいられなくなってしまいます。
それは映像がリアルになってしまったからそういう部分が気になってしまうんでしょうけど・・・
(今回はウルトラさんたちがアップになるとスーツ感丸出しになっちゃう点も気にはなったのですが)



ここから(公開からけっこう経ってるし雑誌にも出てるし)ネタバレもしていきます。



アベユーイチ監督としては、この作品で「Nプロジェクト」に対して
ひとつの決着をつけたかったのかな、と思っています。
川井憲次の音楽、ネクサスキャストの出演もそうですが
(さとうやすえは作品ごとに印象が変わっていることに驚くわけですが)
やはりノアの登場というサプライズは大きいものでした。
(あくまで「強化アイテムを授ける存在」でしかありませんでしたが)
「光を受け継ぐもの」の一人が光の国の戦士であるゼロだった、というのも
Nプロジェクトとウルトラ兄弟の設定とのクロスオーバー、
(スタート地点であったノアの雑誌展開ではウルトラ兄弟の世界観と共通だったのですが)
そして「ウルトラマン」という世界の一本化(マックスも出てましたね)で
円谷ユニバースを整理するような形にしたかったのかなぁ、とも思えて。

映画のラストで告知が出た、45周年映画2作目。
この作品の続編(ゼロたち主役)になるのか、
ウルトラ兄弟たちの物語に戻るのか。
それとも、「超8兄弟」のようなお祭り映画になるのか。
日本を代表するヒーローである「ウルトラマン」の今後がどうなるのかを
楽しみにしたいと思います。
今作はTV局がバックにいない+松竹が驚くほどに宣伝下手なので
興行成績が伸び悩み、続編作れるかが危険なのですが・・・
これを読んだ方がひとりでも多く見に行ってもらえればうれしいです。

映画としてもけっこうちゃんと楽しめる映画なので
(下手なアメコミ実写化よりよく出来てると思いますよ)
子供時代にウルトラに触れてきた人はぜひどうぞ。
けっこう独りやデートで来ている大人の方も見ましたよ。
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深夜アニメの危機?

2011-01-13 | アニメ
1月も半分を過ぎました。
さて、1月といえばアニメとドラマの改変時期であり
新番組も始まったりしているようなのですが

福岡TVQの深夜アニメ枠が、この1月から2本だけという現状になっているようです。

TVQはテレビ東京系の局であり、うちではケーブルで見ているわけですが
この1月から放送開始の深夜アニメは「GOSICK」と「これはゾンビですか?」の2作品のみ。
12月までから2枠削られている形になります。
地方U局というものも存在しないので、福岡での深夜アニメはFBSの「君に届け」とあわせての
3作品ということになりますね。
長崎ではケーブル未加入だと0なのは変わりませんが。

これはキー局のアニメ離れに加え、地方局の困窮というのもあるのですが
(TVQのアニメ枠縮小の穴はローカル番組の再放送で埋めています)
地方都市レベルでの縮小というのは、さらに業界全体の弱体化を招くのでは、という気も
若干ながらしております。
ネット配信がそれに変わる形になるんだとは思いますが。

しかし「レベルE」もノイタミナ枠も福岡地上波では見れないとはなぁ・・・
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