第57回宣伝会議賞、一次審査を落ちた課題から
振り返りつつ反省をしていくコーナーでございます。
前々回の、そして前回の続き、ということで今回はこちらの課題について。
課題03
企業:ETVOS
課題:ETVOSの魅力を伝え、使ってみたくなるキャッチ
ナチュラルサイエンススキンケアと、クレンジングがいらないミネラルメイクの組み合わせで
肌を美しくするコスメブランドのキャッチコピー。
取材:ブランドという点ではゲラン、手軽さではpdcという他2課題とのどういう差別化を見せるかで
Webサイトを見て「敏感肌向け」という一点突破で行く、ということに。
応募作品:
「敏感肌向けの商品」だけど「効能効果を謳わない」という決まり。
どう効果を匂わせるか、はかつて健康食品などのコピーを書いてきた経験があるので
そこを活かせないか、と思いながら考えました。
「メイクを落として、鏡を見ても、笑顔でいられる。」
「化粧って、肌をいじめるものだと、思っていた。」
「塗る、鏡を見る、確かにわかる。」
あとは、化粧品、とくに美肌を謳うものが「脅迫的」な広告になっていないか、という
危惧を持っているところはあって、
まずは自己肯定感を持ってほしい、というところから。
「年を取ることなんて、思ったよりも怖くなかった。」
「敏感肌は、悪いことじゃないよ。」
「あなたは、輝いている。
あなたは、美しい。
あなたは、瑞々しい。
その事を、忘れないでほしい。」
反省点:結局、商品のアピールという点で踏み込みが足りないなぁ、という印象。
他の化粧品課題との差別化、よりも商品にしっかり向き合えなかったのが一番の反省点。