Rimshot!!!!

映画観たり、アメコミ読んだり、占いしたり。

長崎にドンキができたよ

2012-06-29 | 日記
以前「まちなか龍馬館行ってきたよ」でちらりと触れましたが
長崎の中心街・浜町アーケードの観光通り・旧パトリエ21ビルに
佐世保に続く長崎県2店舗目のドンキホーテが本日オープンいたしました。

ドンキホーテ=激安ディスカウントストア、というイメージがあるのですが
食料品、日用品などを見ていると一部の特価品以外はそこまで安くもなく
特価品のイメージでそれ以外の商品を買わせている、という業態だと思っています。
(福岡や東京で数回買い物してみての感想です)
あとは深夜にディスカウント価格でブランド物やアダルト商品などを
販売しているというのが深夜族向けとしての需要でしょうか。

で、今日の昼に行ってきました。

元から広いスペースでないところに、客の動線を考えずに
売り場を作っているという印象があり、
さらにひやもん好き(新しい物好き)の長崎人の習性からか

店内もうぐっちゃぐちゃ。

・・・さて、立地となっている浜町アーケードについて、
長崎以外の方にもわかるように説明を。
路面電車の通りに沿って作られているアーケード街であり
かつては2つの百貨店と多くの専門店から成り立っていた
「地方の中心都市」でございました。
しかし、造船と観光と水産が主な収入の柱の日本のギリシャ・長崎。
バブルの恩恵も受けられないまま不景気が直撃し、
デパートは1軒のみ、かつての大型専門店は2軒は100円ショップとなり
ドラッグストアが林立し、野菜直売所も数軒、という
中心部としてそれはどうなの、という町へと変貌いたしました。

その結果。

店内で売られているもののうち日用品・食料品などは
近隣のドラッグストアや100均で買ったほうが安く、
それ以外のものも郊外の大型ディスカウントストアのほうが
だいたいにおいて安く販売されている、という
価格競争って点においてものすごく厳しい現状となっています。

家電の販売も行っていますが、上2フロアがベスト電器(別館)、
裏手にはデオデオという立地だったり、おもちゃ系の品揃えも悪く
ブランド系は購買力に疑問、
アダルト系は風俗の許可が降りない「お上品」な土地柄どうなのか。

8時~2時の18時間営業、という一点が最大の強みではありますが、
この夏過ぎたあたりでどうなっているのかなぁ・・・と
いまから少し心配に思ってしまうオープンでございました。
(市場活性化のためにがんばってほしいんですけどね・・・)
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新ライダー発表の季節

2012-06-28 | 特撮
バットマン講座、書いてるとブラウザが落ちるんですよ・・・
「ダークナイト」TV放送までにはなんとかしたかったのですが
「ライジング」公開までになんとかします。

言い訳タイム終了。

さて、9月スタートの新仮面ライダー
仮面ライダーウィザード」が発表されました。
毎年デザインのファーストインプレッションは「なんだこりゃ?」なのですが
さすがに14作も平成ライダーを見てくるとだいぶ耐性がついた、というか
明確な複眼のないデザインは「響鬼」だなぁ、とぱっと思ったり
全体がローブをまとっているとか、顔全体が指環の宝石部をモチーフにしているとかの
デザイン面にキャラクター設定を落とし込む部分に関心してみたり。

キャスト面では今年もまたイケメン見つけてきたなぁ、とw
メインヒロインがぱすぽ☆の人なんですな。
「W」のAKBみたいにこれもブレイクにつながる認知度を得られるのかしらん。

そしてスタッフ、ゴーカイジャーのプロデューサーと監督に
「響鬼」前半のきださんがメインライターなんですね。
「響鬼」前半はきださん的にもいろいろとあった作品だったようで
そこでできなかったことをやってもらえるような
そんな作品になってほしいと思ってます。

とりあえず、初お披露目は明日(今日か)のワイドショー、
キャラとしての初仕事は例年通りならおそらく夏の映画ですので
それを楽しみに見たいと思います。

・・・フォーゼあと2か月で終わるの淋しいなぁ・・・
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基礎からのアメコミ映画講座:バットマン編#2

2012-06-15 | 映画
基礎からのアメコミ映画講座、前回より
8月公開の「ダークナイト・ライジング」に向けて、
アメコミヒーローの代表格・バットマンについて紹介しております。
第2回の今回は、ティム・バートン監督の時代のシリーズ作についてです。

80年代、DCコミックスは膨大になりすぎたパラレルワールドや設定を整理するために
「クライシス・オン・インフィナイト・アーシス」という
全作品のクロスオーバーイベントを実施し、一度世界をリセットすることになります。
それに合わせる形で、「スーパーマン」「バットマン」といったタイトルも
一旦「最終回」を迎えることとなりました。
(DCコミックスはこういったリセットをこれ以降時々行うようになり、
 昨年も先ごろ邦訳された「フラッシュポイント」イベントで実施いたしました)

その「バットマンの最終回」が老バットマンの復活と最後の戦いを描く
「ダークナイト・リターンズ」でした。
フランク・ミラー(後に「シン・シティ」「300」を生み出す)による
ハードボイルドでアナーキーなバットマンの物語は
記録的な売り上げをたたき出し、アメリカンコミックに変革をもたらすことになりました。

そしてこの「ダークナイト~」で一旦終わり、再開したのが
「バットマン・ビギンズ」の原作となる「イヤーワン」なのですが
それは「ビギンズ」紹介のときに置いておいて。
この「ダークナイト~」を読んで、「これを映画化したい!」と思う監督がおりました。
元ディズニーのアニメーターとして活躍していたティム・バートンです。

82年に短編映画「ヴィンセント」で監督デビュー、
初の長編監督作である「ピーウィーの大冒険」で低予算ながらもスマッシュヒットを飛ばし
続く「ビートルジュース」も低予算ながら大ヒットとなります。
この実績によってティムは「バットマン」の監督に就任することになりました。

バットマンの映画化は以前のテレビドラマシリーズ劇場版以来ということで
さすがに「最終回」である「ダークナイト~」の映画化というわけにはいかず
バットマンの誕生と宿敵ジョーカーの誕生を軸に描かれることになりました。

バットマンを演じたのは「ビートルジュース」でも主演を演じたマイケル・キートン。
ブルース・ウェインの設定の「ハンサムなプレイボーイ」というには
少し外見的には弱いですが(個人の感想です)
このシリーズにおけるバートンのバットマン像を表現するには
彼でなければならなかったのだと思います。

そして1作目の悪役であるジョーカーなのですが、
まずはこのキャラについて説明を。
1940年、「Detective Comics」に続く2冊目のバットマンコミックである「Batman」の
第1号に登場したこの悪役は、トランプのジョーカーに描かれた道化師のような
白い顔に緑の髪、常に狂気の笑顔をたたえているという外見で
他愛もないジョークにからめた犯罪から大量殺戮まで行う狂気の犯罪者であり、
バットマン最大の宿敵として知られております。

ジョーカーの過去は描かれる作品によって変わり、
狂人であるが故にどれが真実かわからない、という扱いとなっています。
この映画版ではジャック・ネイピアという悪党が
バットマンに追われて化学工場の廃液に落ちたことで肌が漂白され・・・という
過去になっており、実はこのネイピアもバットマン誕生に関わっていた過去があり
ネイピアがバットマンを生み、そのバットマンがネイピアをジョーカーに変え・・・という
因果の構造が作品の軸を形成しております。

そんなジョーカーを演じたのは狂人演技といえばこの人、のジャック・ニコルソン。
狂気とジョークがこのキャラの両輪を形成しているのですが、
どちらかといえばジョークのほうに軸足を置いた役作りを行ったためか
狂気の面ではいまひとつ・・・と感じました。
(「ダークナイト」のヒース・レジャーはその逆だったように思いますが
 それについてはノーラン版の解説の際にでも)

この作品のトピックとして、これまでタイツ素材であったバットマンのコスチュームが
ラバースーツ的なデザインで作られたことが挙げられます。
この変更によって、アメコミヒーローのデザインを現代風にアップデートする、という
方向性が定まったとともに、作品シリーズ自体にビザールな雰囲気が纏われ
次作「リターンズ」、そしてバートンからシリーズを受け継いだ
ジョエル・シュマッカー監督の2作でよりその路線が推し進められていくのです。

舞台となるゴッサムシティもバートンの美的感覚により
ゴシック調の都市として描かれ、暗くダークなデザインが
作品の空気自体を表現しているように思えます。

そして3年の時を経た92年。
バートン監督による2作目、「バットマン・リターンズ」が公開されます。
主演のマイケル・キートンは変わらず、
今回のヴィランはペンギンとキャットウーマンが登場することになりました。

原作のペンギンはユーモラスな外見であり、さまざまな仕掛け傘を武器に
金儲けを中心に考える犯罪者である「怪盗紳士」であり、
他のバットマンの悪役ほど異常者成分をもっていないキャラではあるのですが
この映画ではフリークスとして生まれ、その出自や外見すら武器に使い
ゴッサムの町を牛耳ろうとする「怪人の哀しみ」を背負ったキャラとなっています。
演じたのはダニー・デビートであり、その演技力によって
「滑稽にも見える外見の抱えた悲壮感」を表現しきったキャラとなりました。

キャットウーマンは猫のような体術と、猫科の猛獣を操ることができ
バットマンの敵でありながらも時には協力関係になったり
素顔のブルースと恋愛関係になることもしばしば。
別の時間軸ではバットマンと結婚、娘を産むという展開にもなる
敵でありヒロインという立ち位置にいるキャラです。
今作ではそのアウトラインは保ちながらも、
猫好きの気弱な秘書が街の顔役の悪事を知って殺されたところが
奇跡的に生存、強気で妖艶な人格に目覚め
自分でスーツを縫い、顔役への復讐のため動き出します。
演じたのはミシェル・ファイファーで、その猫のような美しさは
まさにキャットウーマンそのものであり、ボンテージ的デザインの
レザースーツが大変よく似合っておりました。
(「ダークナイト・ライジング」ではアン・ハサウェイが演じるのですが
 はたしてどんなキャラになっているのか・・・)

本来、ここにロビン(演じる予定だったのは黒人俳優のマーロン・ウェイアンズ)が
加わる予定もあったそうですが、ロビン登場は3作目に持ち越され
2人の哀しい悪役による悲劇的なストーリーが高い評価を受けながらも
「ダークすぎてアメコミ映画らしさに欠ける」という評価もあったりし、
3作目からはバートンが降板、世界観は引き継ぎながらも
監督はジョエル・シュマッカーに、バットマン役も交代、
街は極彩色のキッチュさを纏っていくわけですが
それはまた次回の講釈で。
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STOP時間泥棒

2012-06-03 | アニメ
アメコミ映画基礎講座・バットマン編の途中ですが一旦休んで。

バンダイチャンネルの月額1000円見放題のキャンペーンで、
3日間の間ID登録のみの無料で見放題のキャンペーンが
6/1~15で実施されております。

・・・もうね、これが本格的に恐怖の時間泥棒なのです。
なにが危険かは、この見放題になるラインナップをご覧ください。

こちらからどうぞ

356作品、6531話。
「TIGER&BUNNY」「魔法少女まどか☆マギカ」「化物語」「輪るピングドラム」といった
最近の話題のアニメから、「ガンダム」シリーズに「ボトムズ」、「イデオン」、
「エルガイム」「ザブングル」「バイファム」といった名作ロボアニメ、
「アルプスの少女ハイジ」やアートアニメ、特撮まで・・・

・・・はい、3日間無料期間で「機動武闘伝Gガンダム」「勇者王ガオガイガー」
「疾風!アイアンリーガー」と熱血アニメ3本はしごしました。
(さすがに全話通しで見れないので、おいしいとこつまみ食い視聴でしたが)
さすがにこれだけ濃度の濃いものを満喫したので
ここからほかの作品も通しでぎりぎりまで見てやろう、という欲は
なんとかなくなったわけですが(他にやることもあったし)
アニメ好き(特にロボアニメ好き)にとってはかなりの危険さをもったキャンペーンですので
時間などに余裕のある方のみお楽しみくださいませ。
(金曜夜、土曜夜は若干繋がりにくかったかも)

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