Rimshot!!!!

映画観たり、アメコミ読んだり、占いしたり。

マン・オブ・スティール

2013-08-30 | 映画
資源の枯渇からの無理なエネルギー採掘のために崩壊の危機に陥るも
それに対して何の対応も打ち出せないクリプトン星元老院。
この危機に対処しようとする二人の男。

一人は、禁止されている自然分娩での子作りを行い
その子にクリプトンの遺産を託し、遠い星をその力で導くべく宇宙に送り出した
科学者、ジョー・エル。
もう一人は、硬直化する元老院に対してクーデターを行い
クリプトンを支配することで生存の道を探ろうとした軍人、ゾッド。

ジョーはゾッドの手にかかり命を失うも、カル・エルと名付けられた息子は
まだ若く黄色い太陽の周辺を廻る星へと送られ、
ゾッドたちクーデター派は異次元空間であるファントム・ゾーンの牢獄に
閉じ込められることになります。
そして訪れる、クリプトン星最後の日・・・


場面は変わり、漁船で働くひとりの男。
その船の近くの海底油田での事故の報告が入ると、
男はひっそりと姿を消します・・・


「ダークナイト」3部作を産んだクリストファー・ノーラン(プロデュース)と
デヴィッド・S・ゴイヤー(脚本)、音楽のハンス・ジマーに
「ウォッチメン」「300」といった原作世界を忠実なビジュアルで再現した
ザック・スナイダーが監督で送る、まったく新しいスーパーマンの物語。
それがこの「マン・オブ・スティール」でございます。

産みの父親がラッセル・クロウ、育ての父親がケビン・コスナー
(育ての母はダイアン・レイン!)という豪華キャストもありますが
ある程度の基本設定を押さえながらも、今までの映画版や
コミックともまた違うスーパーマン像を描こうとするその脚本と
新スーパーマンであるヘンリー・カヴィルの肉体、
そしてハイスピードで縦横無尽に飛び回るCHALA-HEAD-CHALA感漂うアクション
(何しろ今回は「スーパーマン同士の戦い」なので)が
今作の魅力ではないか、と思います。

過去のクラークの恋人だったラナ・ラングの扱いが少なかったこと、
「スーパーマンの友達」ジミー・オルセンに
何よりも「スーパーマンの宿敵」レックス・ルーサーの未登場は
(レックス・コープのマークは登場してましたが・・・
 あと、次回登場するあの人の会社のマークも確認できました)
これまでのシリーズとは違う、という印象を持たせましたし、
今までのスーパーマンとロイス、そしてクラークの『三角関係』も
今回のシリーズでは大きく異なる模様。
(ロイス、もう少し美・・・おっと)
これからのシリーズがどう展開し、
DC/ワーナー念願の「ジャスティス・リーグ」映画化に繋げていけるのか、を含め
まずは2年後予定の続編の公開がいまから楽しみです。

次は「ウルヴァリン:SAMURAI」かなぁ・・・
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スーパーマン:アクションコミックス Vol.1

2013-08-27 | 漫画
今から5年前、まだスーパーヒーローが存在しない時代。
Tシャツにジーンズ、赤いマントに身を包み、
街の不正を正し、銃弾を弾き、高いビルをひとっ跳びする
「10人力のロビン・フッド」がメトロポリスに現れました。
彼の名は・・・スーパーマン。

ジャスティス・リーグ:誕生」よりも少し前。
New52世界に最初に現れたスーパーヒーローのひとりであるスーパーマンが
己の出自を知り、スーパーヒーローになるまでの物語、が収録されたのが今作になります。

ロイス・レーン、レックス・ルーサー、ジミー・オルセンといった
彼の物語を彩るキャラクターたちも登場し、
(旧設定での)だいたい同時期を描いているといえるだろう
スーパーマン:フォー・オール・シーズン」や
現実的にアレンジされた世界の「スーパーマン:アースワン」、
そしていよいよ公開が迫った映画「マン・オブ・スティール」とも違う
「デビュー当時のスーパーマン」を楽しむことができる1冊であり、
グラント・モリソンによる王道でありながら
主旋律の裏で少しずつ張り巡らされているであろう仕掛けが
今後どう作用していくのかを楽しみにしたくなる作品です。

それにしてもスーパーマンのパワーが弱い(列車にぶつかれば気絶するし、飛ばない!)のは
インフレ→イベントで弱体化→元に戻すを繰り返してきた今までの経験と
「まだ未熟な時代」ってのを反映してるんだろうなぁ・・・
JL結成時にはかなりパワーアップしてたしw

少々値は張りますが(ヴィレッジ、小プロみたいな大企業じゃないしね・・・)
「マン・オブ・スティール」で原作読んでみたい、と思った方に
まずおすすめしたい1冊といえるでしょう。
小プロのJL、バットマンともどもNew52タイトルは続刊が楽しみ。


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8/26~9/1の運勢

2013-08-25 | 占い
もう来週日曜は9月ですよ。
夏休みの宿題、ラストスパートですね。

牡羊座:節制(逆)
復習に力をいれましょう。気持ちがだんだんとダレてきてしまいそう。

牡牛座:吊された男(正)
中途半端な態度をとってしまいそう。適応力を身に着けることです。

双子座:魔術師(逆)
どっちつかずの態度をとっていると両方を失います。

蟹座:塔(正)
書類の重大なミスに注意。計画通りには進まない週です。

獅子座:力(正)
理解に近づくために努力することが大事です。仲直りもできそう。

乙女座:隠者(正)
集中力が高まり、能率が上がってきそう。効率的な方向に改善を。

天秤座:星(正)
芸術に幸運の鍵が。目標だけにとらわれないことが大切です。

蠍座:悪魔(逆)
良い方法がなかなか見つからず苦労しそう。さぼり癖もついてしまいそうです。

射手座:世界(逆)
準備不足な点を人からつつかれそう。油断は禁物です。

山羊座:運命の輪(正)
すべてに最善を尽くす努力を。努力はあなたを裏切りません。

水瓶座:審判(正)
好奇心が思わぬ幸運に繋がりそう。臨時収入もあるかも?

魚座:女教皇(正)
独自の視点が問題解決に繋がります。休めるときはゆっくり休んで。

異常な暑さから異常な雨と、気象も安定しませんね。
おそらくまだまだ暑い日は続くでしょうが、きっちり水分補給していきましょう。
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スター・トレック イントゥ・ダークネス

2013-08-23 | 映画
ジェイムズ・T・カークとスポック、レナード・"ボーンズ"・マッコイ達クルーが集まり
宇宙を調査しつづけるU.S.S.エンタープライズ。
しかし、スポックの命を救うために宇宙艦隊規約を破ったカークに
艦隊司令部は艦長の任を解き、パイク艦長の下での副長としての勤務が命じられます。

一方、謎の男ジョン・ハリソンによる連邦記録室の爆破が行われ、
その対策に艦長・副長級のメンバーが集められることに。
しかし、今度はその会場が襲撃され・・・


前作から4年(気が付くとそんなに経っていたんですな)
前作で華麗な"引き継ぎ劇"を見せた新生エンタープライズクルーたちの冒険は
最強の敵:ジョン・ハリソン役にベネディクト・カンバーバッチを迎え
前作には登場しなかったクリンゴン人も登場、
激しいアクションにそれぞれの得意分野を活かした見せ場、
二転三転するストーリーと「娯楽作」としてのサービス精神の高い
魅力ある映画に仕上げてきました。

・・・それにしても、ネタバレにならないようにストーリー面の魅力語るのが難しい!
よくここまでうまく旧作の設定とかある意味リメイクともいえる展開を
かっちり作ってきたなぁ、と旧作知識が半端にある身としては思います。
(あそこで復活させたアレをうまく使ってくれるとよかったんだけどなーw)

カンバーバッチ人気で今作で初めて見る、という人もやはり多いようですが
各クルーのキャラクター、そして今回もっともストーリーの核となる
カークの艦長としての成長を楽しむ意味でも前作は見てから劇場に行ってほしいし
見終わった後は旧劇場版(どれとはあえて書きませんが)も見てほしい!と思います。

今回も3D吹き替え版(スタトレは吹き替えで見たい派)で見たのですが
ウフーラの栗山千明は違和感なく見られました。
できればキャスト変更なしでお願いしたかったけども。
バッチ氏の声はSHERLOCKのときと同じ人なのですな。

さ、来週金曜は「マン・オブ・スティール」見なくては・・・
行く映画いっぱいあって大変だなーw
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パシフィック・リム

2013-08-20 | 映画
『モンスターと戦うために、我々はモンスターを造りあげた』

2013年8月10日、アメリカ・サンフランシスコに巨大生物が上陸。
3つの都市を6日間で壊滅させ、数万人の命が失われることに。
そして、この事件が「KAIJU」との戦いの始まりでした。

軍隊による核兵器での攻撃に限界を感じた人類は、
巨大ロボット「イェーガー」による怪獣との格闘戦での攻撃を発案、
最初の怪獣襲撃から約2年半の時を経て世界各国で開発されたイェーガーたちは
続々と表れる怪獣を倒し、一時はイェーガーのパイロットは
ロックスターや映画スターと並ぶポップアイコンとされる時代が訪れます。

しかし、襲撃してくる怪獣は年々大きさも強さも強化されていき、
イェーガーの敗北も多くなってきます。
政府はイェーガーによる怪獣撃退よりも怪獣を防ぐ防壁建築に傾き、
だんだんとイェーガーとその基地も縮小されていきました。

イェーガーは二人のパイロットがその脳をシンクロ(=ドリフト)させ、
肉体を動かすことで操作されます。
意識をシンクロしている間、ふたりのパイロットはすべてを共有します。
記憶も、恐怖心も、痛みも、絶望も。

この物語の主人公は、かつてアメリカのイェーガーパイロットであり
兄とともに怪獣と戦っていたローリー・ベケット。
兄の死とその感覚の共有からパイロットを辞めて5年・・・
そこから物語はスタートします。

・・・こういった背景説明が前半で行われた後は
ほぼ全編にわたる
怪獣とのバトル!
燃える人間ドラマ!
コメディパート!
あと、ちょっとのラブストーリー!
がてんこ盛りで盛り込まれたこの映画。
『巨大ロボットで怪獣と戦う』という内容を期待して劇場に来た人の
その期待をまったく裏切らない作品となっています。

個人的にはKAIJUのデザインの差別化がもう少し欲しかったかなぁ、というのと
(ブルトンとかプリズ魔とかラミエル(新劇場版)とかの
 「なんだかわからないけど強い」系の怪獣も一体は欲しかったな・・・)
ジプシー・デンジャー以外のイェーガーの活躍をもっと見たかったなぁ、と
思ったりもしたわけですが、おおむね期待したものが見られた一本でございました。
このロン・パールマンの使い方は卑怯だろ!的なw

今回は3D吹き替え版で見たんですが、唯一の芸人キャストであるケンドーコバヤシを含め
きっちりはまる吹き替えで本当によかったですな。
あのロボットアニメで聴いた声優さんが一堂に!といった感じで
耳で聞くスーパーロボット大戦的なwキャスティングでしたし。

子供時代に怪獣かロボットに触れている
おそらく8割以上であろう日本の男子には
ぜひ劇場の大画面で見てほしい1本でございます。
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