Rimshot!!!!

映画観たり、アメコミ読んだり、占いしたり。

2009年を振り返る:海外ドラマ編

2009-12-29 | 海外ドラマ
基本的に海外ドラマはNHKのBS2と
スーパードラマTVで見てるのですが
今年一番本気で見ていたのは
レビューまで書いた「HEROES」第3シーズンです。
アメコミとかヒーロー物とか好きだから、
第2シーズンがあの有様でもついつい第3シーズン見て、
そこそこはまってしまったんですねぇ。
ところどころ喰い足りなく思う部分はありましたが
「アメコミなんてこんなもんだ」と思うと楽しく見れるw

あとは「Dr.HOUSE」とか「ヴェロニカ・マーズ」とかを
レンタルで借りてきて楽しく見ておりました。
どっちも日本でも作れそうなのに、
日本だと絶対うまく作れない部類なドラマなんですよね・・・
これは脚本に金をかけなかったり、初めにキャスティングありきだったり
なによりタイトなスケジュールでドラマ制作してるからだと思うんですがね。

あとは地味に見続けていた「ザ・ホワイトハウス」「エバーウッド」が完結。
「ホワイトハウス」は現実では黒人大統領でしたが
こっちではプエルトリカン大統領が誕生、そして大統領引継ぎ式で終了。
しみじみとしたいい終わり方でございました。なんでNHKは放送打ち切っちゃったのか。
アレとかアレとかアレとかよりよっぽど良質なドラマなのに。
「エバーウッド」は昔懐かしいホームドラマ的な内容でしたが
最後の余韻的な部分がもうちょっと欲しいかなー、って最終話でした。

それと「スーパーナチュラル」が第3シーズンからやっとまともな吹き替えにw
この際第1,2シーズンも吹き替えやり直し版出してくれよw

「ER」は本国では終了ということで、長寿ドラマが終るってのは
やっぱり寂しいものはありますね・・・
第8、9シーズンでの人員整理でかなり見る気がなくなったりはしたけど。

「ターミネーター:サラ・コナーズ・クロニクル」は・・・
期待してたほどの面白さじゃなかったので、第2シーズンは見てません。

あと、「クリミナル・マインド」は面白いです。
「デクスター」は最初はおもしろかったけど飽きてきたw

年末年始特番に飽きた際の海外ドラマ選びの参考になれば幸いです。
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2009年を振り返る:映画編

2009-12-28 | 映画
今年は劇場で見た映画は
「スタートレック」
「トランスフォーマー・リベンジ」
「ボルト」
「ナイト・ミュージアム2」
「カールじいさんの空飛ぶ家」(3D版)の5本。
すがすがしいほどにハリウッド大作一色w
暇はあっても金がないからこういうセレクトになるんよね。

あえて順位をつけるとすれば
1:カールじいさん
2:ボルト
3:スタトレ
4:TFリベンジ・ナイト2(同率)って感じ。
「ボルト」はディズニーの体制が変わったことを実感できた良作でした。
「スタトレ」はリブートものでありながら今までと地続きという設定に
スタトレ映画の弱みだったエンタメ性が満載で楽しかったです。
4位の2本は面白かったんだけどあまりに何も残らない内容だったw

「ウォッチメン」はタイミングを逃したのと
完全版が出てから観ようという心づもりだったんですが
結局日本で発売の気配がないので仕方なくレンタルで。
・・・パラマウントにムーアの呪いが降りかかりますように。
あと「ヘルボーイ:ゴールデン・アーミー」は
こっちだと公開する劇場がありませんでした。しゅん。

東映特撮は後から出るDC版を見ないと損って気分になるので
劇場公開は見送ることにしちゃうんですよね・・・
(去年は「さらば電王」見たんだけどw)

そして今年の興行成績ランキングを見てますが
http://movie.goo.ne.jp/special/ranking/boxoffice.html
・・・見たのが去年見た「WALL-E」しかねぇw
(「おくりびと」はTV放送時に流し見)
「Rookies」は原作は読んでたし、メビウスと電王共演は魅力だけど
映画館で見る話じゃねぇだろうと。

来年は「Dr.パルナサスの鏡」「かいじゅうたちのいるところ」
「アリス・イン・ワンダーランド」「トイストーリー3」「アイアンマン2」・・・と
楽しみな作品が多いので、今年より映画館に行く回数が増えるといいなぁ。
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2009年を振り返る:アニメ編

2009-12-28 | アニメ
まず、最初に書いておくべきこととして
九州の深夜アニメ不毛地帯+テレ東系がかろうじてという所在住で
基本的に萌えアニメに感心がないので
2009年アニメといっても
けいおんとか化物語とか咲とかハルヒとかは一切出てこないのでそのつもりで。

基本的に「熱血を!もっと熱血を!」というタイプなので
今年一番熱かったアニメは「真マジンガー」でした。
今川監督大好きなスパ厨としてこれ以上のご褒美はなかったぜ!
毎週毎週「次回は何やらかすのか」が本当に楽しみでした。
あの1話があったから、2話からのしばらくのスローペースに耐えられたし
グレート編が(きっと)あるだろうからあの終り方も
「おぉwww富士山まっぷたつwww」って楽しく受け止められたしw

もう一つ楽しんだのが「イナズマイレブン」。
これは時間帯移動(2期1話目)をたまたま見て、前半の総集編でわしづかみにw
『必殺技サッカーきたー!!』と翼世代な俺大喜びw
テニプリもギャグ漫画として大好きなので、さらに熱血路線が加わったコレは大好物w
そして後半の宇宙人襲来でもうこのアニメについていくことにしたw
秋からは地元で1期からの放送も始まったので俺大喜びw
1期のほうが確かに熱血スポーツものとして面白いんだけどねぇ。

あとは「遊戯王5D's」とか「ガンダム00」とかをまぁ人並みに楽しみ、
「ドーラ」の実況で盛り上がりwって感じでございました。
「ハガレンFA」は旧アニメ版のオリジナル展開がダメだった身にはうれしい。
旧版と重なる前半部はちょっと出来に絶望しかかったけどw
「鬼太郎」5期の打ち切りは残念だったけど、
そのおかげで「仮面ライダーW」を楽しめてると思えばプラスだしw
「DB改」は引き伸ばしを廃するだけでここまでテンポよくなるんだなー、と
まるまる1話気を溜めるだけで消費されたのを実体験した世代として感心w

あと再放送ものとして「電脳コイル」「カウボーイビバップ」は楽しめたかな。
面白いものは何度見てもおもしろい。
「グイン」「タイタニア」はどうしても「何か違う」感がぬぐえなかったなぁ。
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2009年を振り返る:特撮編

2009-12-27 | 特撮
毎週の感想を書かなくなって久しいですがw
2009年をざっと振り返っていきたいと思います。

「キバ」が平成ライダーらしく、かつ力技のハッピーエンドで終わり、
「ゴーオン」も王道に終った2009年1月。
「平成仮面ライダー10年」を記念した「ディケイド」は
とんでもないインパクトで始まりました。
そのビジュアルも、第1話のライダー大戦も、「これから何が始まるんだ?」と
子供も大人もわしづかみにされたわけです。
・・・あんな終わりになるとは誰も予想していなかったわけですが。

さらに第2話放送前日にはテレビ朝日開局50周年記念のSMAP特番で
まさかの新ライダー「仮面ライダーG」が登場。
「米村脚本だなぁ・・・」と思いながらも楽しく見られていたのです・・・
この時点までは。

インパクトという点では「シンケンジャー」も負けず劣らず。
「顔に漢字!?」「殿と家臣!?」「おでん合体!?」と
こちらも序盤からがっちりと掴んでくれました。

そして東映のごたごたから例年はVシネマの「ゴーオンジャーvsゲキレンジャー」が
今年は劇場公開されることになり、そしてヒット。
今年はまさかの特撮映画年となっていくわけです。

「ディケイド」が世界を巡り、『次回は誰が出てくるんだ』と
ライダーファンをわくわくさせ、
「シンケンジャー」が小林脚本らしい手堅さとキャラ描写で
視聴者をひきつけ続ける春、昨年スタートしたテレビ東京系の2作品・・・
「レスキューフォース」「ケータイ捜査官7」が1年間を完走。

「ケータイ」は途中アレな前後編とか、今年に入っても
過去のアニメの脚本をリサイクルした無駄回が入りはしたもののw
基本的には異常にハイレベルなストーリーとキャラクターで
非常に楽しませていただいた作品でした。
それだけに当時大ブームだった「ヘキサゴン」の裏って時間が・・・
窪田のスケジュール押さえられる間に、三池監督に映画撮ってほしいんだけどなぁ
(別の映画で三池監督が使うみたいですけどね)

「レスキューフォース」は序盤はこなれてない感じがしたものの
R5登場あたりからようやく軌道に乗り始め、
後半はしっかりと盛り上がって楽しく終ってくれました。
ここらへんは超星神シリーズにも言えた事だけど
やはり非バンダイ特撮だとノウハウの積み重ねが足りなかったのかな?と。

そして「フォース」から引き継ぐ形で、トミカヒーローシリーズ第2弾
「レスキューファイアー」が始まったわけですが
松竹→日活への制作会社変更もあり、また序盤は見てて辛い雰囲気に。
特に敵戦闘員の安さと主人公であるF1のキャラに違和感があったのですが
これも回を重ねることでだんだんと軌道修正が出来てきた感があります。
なによりも日曜朝には見れないレベルの、毎回異常に力の入ったCGは
番組が進み、ビーグルが追加されるごとにさらにパワーアップしています。

さらに春、昨年最後を迎えたはずだった「電王」が「超電王」として
スクリーンに復活、「ディケイド」本編とも繋がりました。
(良太郎子供化は佐藤健が忙しくなって出られなくなった苦肉の策でしたが・・・)
さらにこの映画で流れた、夏の映画の特報がとんでもないものだったわけです。
それはまた後ほど。

そんな「ディケイド」はメインライターだった会川昇が降板、
2号ライダーであるディエンドの登場。
だんだんと作品自体に不穏な空気が漂いだしていましたが、
まだ世界巡りやファイナルフォームライドの楽しさがあり、
毎週楽しく見ることができていました。
歴代ライダーの世界巡り最後の舞台となった「響鬼の世界」では
オリジナルキャスト大量出演というおまけまであったわけです。
しかし、(当然のことながら)ライダーの世界をめぐり終わっても
世界が救えるわけもなく、新たな世界を巡ることに。
そこで前代未聞のコラボが実現してしまうわけです。

変わって「シンケンジャー」。こちらは各人のキャラを掘り下げつつ
例年通りにロボが増えていったわけですが
6人目はなんと寿司を握って変身、魚型の刀を振り回す寿司職人。
・・・最初にネタバレ見たときは何の冗談かと思ったわ。
しかも新ロボは海老と烏賊だしw
それでもこちらは失速することなく続いていったわけですが

ディケイド、まさかの「シンケンジャーの世界」へ!
今まで番組開始・終了時のジャンクションでの共演はあったものの
番組内でのコラボレーションは前代未聞。
ディエンドのキャラのせいかイマイチな印象も残るものの
歴史的なコラボとなったわけです。

さらに夏のディケイド映画の全容が公開。
・・・「オールライダー対大ショッカー」!?
昭和・平成の全ライダーvs大ショッカーというまさかの内容は
事前の石森プロスタッフからの情報流出事件も手伝って
どんどん期待値は高まっていきました。
ディケイド本編も映画にリンクする形で
仮面ライダーBLACK RX・南光太郎(本物)登場!
ネット中がてつを祭で沸き返ったものでした。
しかし、その後のアマゾンの世界が、
面白くできそうな設定にもかかわらずイマイチな内容で
最後が不安になってきていたわけで・・・

そして映画は公開。当然なにも解決せず、
ついに迎えたテレビ版最終回・・・
まさかの「冬の映画に続く」最終回に
視聴者は怒り、BPOには苦情が殺到。
BPOからの勧告に、テレビ朝日、東映ともに
苦しい言い訳をせざるを得なくなるという
そんな事態にまで発展してしまったわけです。

一方、放送終了3年が過ぎていた「牙狼」が
昨年のパチンコ化でまさかの大ブレイク。
エキストラ募集から映画化されることがあきらかになり
来年の公開に向けて制作中というニュースが出ました。
アニメでは良く見る話ですが、特撮でこういうのは初めてですな。

そしてディケイドのまさかの終了後スタートした「W」。
こちらは塚田P・三条陸メインライターという体制のおかげか
現在のところ大成功というべき状態です。
(クリスマス商戦におもちゃの争奪戦が起こっているという状態ですし)
来年秋の終了まで、現在のペースを保ってくれていることを祈ります。

さらに秋には、BSデジタルでの放送だった「大怪獣バトル」が
テレビ東京にて地上波放送開始、
関西ローカルでは「片腕マシンガール」の井口監督による
「古代少女ドグちゃん」がスタート。

この冬には「大怪獣バトル」映画版というか新作ウルトラマン映画の
「ウルトラ銀河伝説」に、「ディケイド」真の最終回(・・・。)と
「W」のエピソードゼロをセットにした「MOVIE大戦」という特撮映画対決が見られる上、
来年1月には「シンケンジャーvsゴーオンジャー」も劇場公開という
特撮映画祭状態が続いております。

来年早々「シンケンジャー」は佳境にきてまさかのどんでん返し、
「W」は新フォーム・新ライダー登場と楽しみが続くようですし
まだまだこのジャンル、面白くなりそうです。
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ある物語

2009-12-20 | 音楽
初めは、個人の集まりだった。
弱い立場の者たちの集まり。そんなものだった。

彼らは傭兵のようなものだった。
求められれば応じ、彼らの姿はあちこちにあった。

そのうちに、彼らは頂点に立ちたくなった。
若い才能はやってきて、また去っていくものもいた。
去っていったものの中には、名声を得たものもいた。

10年が経ち、ひとつの計画が始まった。
結実するには2年の歳月を要した。
しかし、それによって彼らは頂点と、
勝利のための方程式を手にすることができたのだ。

勝利のための方程式は、彼らに名声と富をもたらした。
彼らは支配者となった。
しかし、それを彼らはあまりに濫用しすぎた。
得た名声は錆びつき、強大な敵すら作った。

初めは働きが悪くなったものを切り捨てていくだけだった。
中には反旗を翻したものもいたが、彼らはまだ力に溢れていた。
彼らの得た方程式を用い、多くの敵が立ちはだかった。
彼らは支配者の地位を追われたが、まだ力を保っていた。

強大な敵を見習い、彼らはすべてをその手に得ようとした。
彼らの生業に関わるすべてをその手に収めようとした。
新たな拠点を作り、そこから新しい手勢を放った。

しかし彼らには、もう新しい「流れ」を作り出すことはできなかった。
敵たちの作った流れを模倣し、追随していく存在。
ひどい嘲りも受けた。腹心と思っていた者たちも離れた。

彼らは今でもまだ戦っている。
随分と狭くはなったが、まだ国土を抱え、
時に存在を忘れられながらも、時には気を吐いて健在を示すのだ。

彼らは滅びかけの、帝国に似ていた。
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