長崎県美術館県民ギャラリーで開催中(9月2日まで)の
「岩合光昭写真展~ねこ~」に行ってまいりました。
動物写真家である岩合光昭のライフワークであり
40年以上日本で、そして世界で撮り続けてきた「猫」。
そんな猫写真の中から傑作を選りすぐり、
日本全国を巡回する展覧会となっております。
日本を含む世界各国の猫、
16年を共に過ごした岩合家のモデル猫「海(かい)ちゃん」、
そして猫と人が強制する島・田代島を撮影したシリーズの3つに
今展覧会の展示は大きく分けられます。
長崎・五島列島で撮影された写真も含む各地の猫写真は
それぞれの土地柄が猫の姿や表情に表れているようで
(海外に比べて日本の猫は全体的にシルエットが丸め、とか・・・)
似た柄・毛色ではあるものの「一匹として同じ猫はいない」ということが
猫飼いとしてもあらためて心に刻まれるような内容となっています。
そして岩合家のモデル猫として飼われ、多くの写真のモデルとなった
「海ちゃん」の表情にはどこかモデルとしての職業意識すら見え
「絵になる表情」を意識して見せているような錯覚すら覚えます。
岩合さん本人にとってもいまだ思い出深い猫ということで
展示でもこのコーナーはなかなか見返すことができないとか・・・
田代島は宮城県石巻にある島であり、多くの猫が人々と共生する島として知られています。
昨年の東日本大震災で被災もしましたが、猫たちは元気に生き残っているといいます。
その田代島に震災前に渡り、人と猫との共生の姿を撮影した
「ハートのしっぽ」からの写真も多く展示されております。
本日は岩合さんのトークショーつきで見たわけですが
一見自然そのままの猫をとらえたように見える写真でも
見えない所で人の補助が入っていたりすることや
ジャンプする猫を撮るときなどのテクニックについての話を聞き、
被写体である猫だけでなく、それを撮影するカメラマンにも
しっかりと意識を向けて作品を見ることができたようにも思います。
また、会場入り口に「長崎ねこ学会」による町の猫を撮影した写真や
長崎の猫の飼い主たちからの猫写真も公開されており、
「うちの猫写真も送っておけばよかったかなあ」と思ったりもいたしました。
猫好きな方にはぜひ見に行ってほしい、そんな展覧会です。
「岩合光昭写真展~ねこ~」に行ってまいりました。
動物写真家である岩合光昭のライフワークであり
40年以上日本で、そして世界で撮り続けてきた「猫」。
そんな猫写真の中から傑作を選りすぐり、
日本全国を巡回する展覧会となっております。
日本を含む世界各国の猫、
16年を共に過ごした岩合家のモデル猫「海(かい)ちゃん」、
そして猫と人が強制する島・田代島を撮影したシリーズの3つに
今展覧会の展示は大きく分けられます。
長崎・五島列島で撮影された写真も含む各地の猫写真は
それぞれの土地柄が猫の姿や表情に表れているようで
(海外に比べて日本の猫は全体的にシルエットが丸め、とか・・・)
似た柄・毛色ではあるものの「一匹として同じ猫はいない」ということが
猫飼いとしてもあらためて心に刻まれるような内容となっています。
そして岩合家のモデル猫として飼われ、多くの写真のモデルとなった
「海ちゃん」の表情にはどこかモデルとしての職業意識すら見え
「絵になる表情」を意識して見せているような錯覚すら覚えます。
岩合さん本人にとってもいまだ思い出深い猫ということで
展示でもこのコーナーはなかなか見返すことができないとか・・・
田代島は宮城県石巻にある島であり、多くの猫が人々と共生する島として知られています。
昨年の東日本大震災で被災もしましたが、猫たちは元気に生き残っているといいます。
その田代島に震災前に渡り、人と猫との共生の姿を撮影した
「ハートのしっぽ」からの写真も多く展示されております。
本日は岩合さんのトークショーつきで見たわけですが
一見自然そのままの猫をとらえたように見える写真でも
見えない所で人の補助が入っていたりすることや
ジャンプする猫を撮るときなどのテクニックについての話を聞き、
被写体である猫だけでなく、それを撮影するカメラマンにも
しっかりと意識を向けて作品を見ることができたようにも思います。
また、会場入り口に「長崎ねこ学会」による町の猫を撮影した写真や
長崎の猫の飼い主たちからの猫写真も公開されており、
「うちの猫写真も送っておけばよかったかなあ」と思ったりもいたしました。
猫好きな方にはぜひ見に行ってほしい、そんな展覧会です。