ケイ・ランゲージ・ラボ ことば工房NEO

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東京都世田谷区上用賀6-27-5-303(事務局)

合理的配慮の義務化

2024-04-04 22:47:49 | 広報・マーケティンググループ
事務局です。

2021年に障害者差別解消法が改正され、2024年4月1日から事業者による障害のある人への合理的配慮が義務化されています。
弊会のような小規模事業所においても例外ではなく適用されています。

障がいの有無を問わず、いかなる子どもも大人も一人ひとり 、誰もが違った個性・特性を持っています。得意なことも苦手なこともあるので、なかには皆と同じ方法、同じペースでは習熟度も異なるので学ぶのが難しい場合もあります。だからこそ弊会では「個々にあわせてオーダーメイド!」を掲げ、健常のかたも障がいや特性があるかたもニーズも進度も異なるのを前提に「無学年制」・「個別指導」に拘った指導を行っています。

視力が悪い方が眼鏡をかけるように、その学習者にぴったりの方法が見つかれば学びやすくなるはずという信念のもと、工夫を重ねてカリキュラムや教材選定などを行い「合理的配慮」を行ったうえで、サービス提供を行うというのは、障がい云々関係なくすべての方に行い続けています。

移動が困難な方向けの想定でしたが、希望するすべての方への利便を考えて、当方まで来ていただくのではなく、出張交通費の経費のみで「出張指導」を実施するのを選択できるのも、設立当初から「合理的配慮」を行ったところからでした。

弊会では障がいのある方の受け入れはごく一部になりますが、実績としてはございます。
集中な困難な方へ向けて、個々指導のなかで傍らに講師がいて指導というのみならず、個々にあわせたモチベーションアップの指導、
指示理解が難しい方に向けて、指示を一つずつ出す、順番がわかる書いたことばでの提示等、
読み書きに困難を抱える方に向けて、タブレット、拡大教科書、音声読み上げソフトの活用等、出来得る配慮を考えてまいります。

いずれの方に対しましても個々ご相談を受けて、話し合いを重ね、実施を行い、見直し改善を行い、学習者の成長や挑戦に合わせて軌道修正をしていくというのも継続して行っています。
話し合いの際は客観的資料があると話がスムーズです。弊会でも実現が可能なこと、不可能なことがあり、無理のない話し合いを行いたく思います。弊会は療育をご提供することは行っておりませんが、学習指導に限定してご提供しております。
何卒宜しくご理解の程お願いいたします。

追記:弊会は2024年4月の制度義務化に伴い、2023年度中に岐阜聖徳学園大学地域・社会連携センターにて関連テーマでリカレント講座の受講を代表が行いました。弊会在籍者にも少ないながらも資格取得者の在籍があり、事務局書庫に関連書籍を設置したり、必要に応じて貸与が可能な体制や各種専門機関への相談連携も可能なように尽力しています。

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