平成28年12月6日(火)晴れ
明日7日(水)に、母校の同窓会が有るので、前日から故郷に帰りました。
他にも遠方から帰省してきた友達五人を、地元の同僚二人が、柳川市内を案内してくれました。
柳川市は故郷の船小屋から矢部川に沿って有明海に下った河口に有ります。
九州新幹線の筑後船小屋駅から出発すると、
駅の西隣に新しくソフトバンクホークスの立派な、二軍練習場が完成していました。
途中の、みやま市には屋外50mプールを持つ県営の筑後広域公園プールも出来ていました。
約30分で柳川に到着しました。
川下りは前回体験していたので、今回は、御花と庭園、白秋生家、資料館などをゆっくり見学しました。
柳川、沖端地区の概略MAPです。
御花とは柳川藩五代藩主立花家の癒しの為の別邸や日本庭園として作られ、
明治になっては立花伯爵家の邸宅となり、迎賓館や大広間の和館が出来ました。
その大広間に面する庭園は松濤園と呼ばれて、御花の敷地全体が国の文化財指定を受けているそうです。
御花や松濤園正面と門番詰所
水郷のお堀では川下りの様子も
沖の端水天宮前を通過
散策中の同僚達
北原白秋の生家
造り酒屋北原家の立派な構えの なまこ壁の生家
庭園の紅葉が見える座敷にて。
父恋し 母恋してふ 子の雉(キジ)は 赤と青もて染められにけり
と刻まれた、清水寺の庭園の歌碑の写真と、大きなキジ車 (座敷の床の間にて)
お庭に出て観覧コースを辿ります。
お庭のザボン(晩白柚) が沢山、大きく実っていました。
からたちの花、この道、とんぼのめがねなど懐かしいですね。
北原白秋の書斎
生家の裏の庭から直接下りている石の階段が有り、小川(水路?)が流れていました。(昔の生活用水?)
白秋資料館に入ります。
有明海で有名な むつごろうの置物
柳川名物 さげもん
柳川藩主 立花宗茂
往時の柳川城
肥後杉で作られた木造漁船
生家の隣のさげもんの専門店
立花家資料館にも入りました。
そのあと。見事な庭園を見て回りました。
藤ノ黄葉も黄色に輝いています。
庭園内の池 は鏡のように静かに、景色を映していました。
庭園内を散策中の同僚達
御花本館と西洋館は改装中の為入館できませんでしたが、その他の貴重品等眺められました。
白秋生家や御花のきれいな花畑を見学後、柳川ひまわり園 を案内して頂きました。
7月後半のピーク時には、4ha(ヘクタール)に、40万本 のヒマワリが咲くそうです。
柳川市内から約20分で有明海に面した大干拓地の中の 柳川ひまわり園 に到着。
12月に入ってもまだまだ大きく沢山咲いていました。
ほとんど、人の背丈迄、伸びています。
こんなに大きくて、綺麗なひまわりでした。
誰でも、5本迄は花を持って帰れるそうです。
柳川ひまわり園の後に、日本唯一の競艇選手養成所である、やまと競艇学校へ案内して頂きました。
宮島の競艇場の何倍も広いコースの周囲には、沢山の監視台が有りました。
有明海の西側の対岸には、霞の中に、かすかながら雲仙普賢岳の稜線が見えていました。(右側)
そのあと、大相撲 福岡県柳川市出身佐渡ヶ嶽部屋 大関琴奨菊 の実家を訪れました。
母屋の前の菊次と書かれている建物が実家の会社のようです?
鯱鉾の立つ立派な和風建築の家でした。
周辺には幟が沢山立っています。
琴奨菊殿:来場所はまた、カド番ですがまだまだ頑張ってください。
ゆっくり柳川を巡った後、西鉄柳川駅の近くで鰻のせいろ蒸しを食べ、
宿泊する船小屋の老舗の旅館、小松屋迄送って頂きました。
旅館の二階からは、変化している街並みや、昔のままの山並みや小川等、
懐かしく感じられました。
案内して頂いた北原さんと横溝君、有難うございました。
(つづく)