ひろしま里山放浪記

自然とのふれあいなど気儘な書込み

三段峡渓谷トレッキング(6)  水梨出合橋迄

2014-07-31 | 日記

(つづき)

 三段滝の水の出口付近に大きな岩が有りました。

昔、この岩に登ったような気がします?

 

 激しく流れ落ちていた滝の水もここでは、何事もなかったように静かに流れています。

 

巨岩・奇岩が渓谷のあちこちに転がっていました。 

 

歩道には、大きな倒木が邪魔していましたが、どうすることもできず、そのまま通過しました。 

 

まだまだ続く奇岩・巨岩が転がっていました。 

 

奇岩・巨岩の続いている三段の瀬になっているというこの辺りの瀬を、槇が瀬  と呼ぶようです?

 

横堰 : この辺りは、岩が縦横に河床をふさぎ、かつて木材流しの難所だったようです。

 

山手を見ると、懸崖が迫っていて恐怖。 

 

 河原は乾燥しており、水場に近寄れそうなので、近寄ってみました。

 

川の水で両手を洗うと 冷たくて 気持ち良く感じました。

 

三段峡の 渓谷美 の一コマ。 

 

 同

 

小谷に架かる橋 の上からの景色も素晴らしい。

 

せせらぎの音も聞こえてきます。 

 

この道標のように階段を登って行くと、中山峠を通って猿飛経由で二段滝へ行くことが出来ますが今回はパス。

 

直進して水梨出合橋方向へ向かいます。  

 

遊歩道は殆どコンクリートの舗装道、谷側も丈夫な 保護柵 が整備されていました。 

 

 

 

 

 

 

 

 高台から葭が原へ下りて行きます。

 

二段滝への道と三段滝への歩道の分岐点です。

三段滝からは右の道を来ました。

画面の奥へ向かうと猿飛経由二段滝へ、

画面の手前方向へ行くと、水梨出合橋方面。 

 

 二段滝へ約20分

 

水梨出合橋はもうすぐです。 

 

 水梨出合橋方面へ

 

水梨口駐車場のバス停の時間 

 

 広い河原が見えて来ました。

 

 河原で水遊び?

 

 

 

 

 

 

 

葭(ヨシ)ヶ原

 

葭ヶ原の茶屋? 

 

 

 

 

 

大きな深い淵が見えていましたが、 

 

 金蔓淵 でしょうか?

 

Y字分岐が有りました。左側は水梨口駐車場、三段峡正面口へのバス乗場も有るようです。

バスは、町道水梨線(水梨ビューライン)を走り、三段峡深入山口経由で三段峡正面口間を走っています。 

 

 

 

 

 

 

 

水梨口へ到着。

 

これから三段滝へ向かうグループと出会いました。

 

しばらく休憩した後で、

 

水梨出合橋を渡り

 

三段峡正面口方向へ出発しました。

(つづく)

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三段峡渓谷トレッキング(5)  三段峡迄

2014-07-30 | 日記

(つづき)

三段峡渓谷トレッキング、三段滝迄もう少しです。

 

 歩道の下に真っ青な深い淵が見えてきました。 

 

 その淵から大きな音を立てて、流れ落ちている滝も見えました。

 

仲間の先頭は、三段滝の良く見える展望台に到着しています。 

 

健脚の二人と、展望台の様子です。 

 

 展望台へ登る階段の手前は、崖が崩壊し歩道が埋まっていました。

しかし、靴の踏み跡で道が出来ており無難に、通り抜けることが出来ました。

 

 登りの階段と展望台の様子。

 

階段下からも、三段滝 が見えて来ました。 

 

 ものすごいしぶきの爆音が聞こえてきました。

  

崩落現場跡を通過 

  

後続組も展望台へ到着。  

 

 真正面から見た 三段滝 の景観

 

 

 

全員展望台に到着し、疲れの為か、控えめの歓声が上がりました。 

 

昼食前に記念撮影を。後から見てみたら色々な表情をされていました、ちょっと失敗、残念。

 

昼食の準備にかかっています。薄日を浴びて、三段滝を見物しながらの昼食です。 

 

西中国山地のホットスポット 三段滝 を背景に、非常に贅沢な昼食時間です。 

 

 

 

爆音を一時も休まず、三段滝は流れ続けていました。

 

 

下段の中央の岩、左右に分かれ、弾きあっている美しい水の流れ。

 

 三段滝と一緒、いつも弾けているリーダーです。

 

 三段滝の全容です。

三段からなる豪壮な滝は、三段峡内で一番の見所です。

全長130mにわたって険崖が連なりその中を豊かな水が落下し、

轟音を峡中に響かせていました。

岩壁の上の山々の新緑や紅葉は必見でしょう。

 

 滝の水が流れ落ちて出来た大きく深い淵。

 

 三段滝から流れ落ちた水は、右側の下流へ流れて行きます。

 

 

 

昼食も済み、ここからは、何回か歩いたことの有るコースをトレッキングします。 

 

三段滝展望台  忘れ物もゴミも無いのを確認し、後にしました。 

 

(つづく)

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三段峡渓谷トレッキング(4)  丸渕付近迄

2014-07-29 | 日記

(つづき)

 餅の木口で休憩後三段峡に向かいますが、歩道の傍に真っ赤な野イチゴが沢山実を付けていて

道草喰っていました。これも山歩きの楽しみかも?

 

餅の木集落には数件の民家が残っていましたが、最盛期には数十軒の民家が有ったそうです。

現在は、国道191号からの林道も広く、山間部のオアシスのような集落でした。 

 

深三恐林道 をしばらく歩いていると右手に大きな建物が有りました。

三段峡保勝會案内所 との大きな看板が掛かっていました。

三段峡を世に知らしめた熊南峰が、三段峡探索の宿とした「ます屋」の跡でした。

 

集落一帯には田んぼが広がり豊かな生活が営まれているようでした。 

 

餅ノ木駐車場も整備されていて、ここから三段滝や、二段滝に行くのにも便利なようです。 

 

餅の木集落や、深三恐林道 ともかれて、三段峡の渓谷トレッキング遊歩道に入ります。 

 

入ろうとしたら、みなさん立ち往生。 

 

危険・進入禁止の看板が有りましたが、自己責任を覚悟して進入しました。

二段滝方面の猿飛渡船や、正面口の黒淵渡船も本日は運行していました。 

 

ダムの放水にも要注意! 

 

 渓谷に入ると木陰になり、また涼感が味わえるようになって来ました。

 

 支流の渓流からは、三段峡の渓谷へ流れ込んでいました。

 

ツキノワグマに要注意 

 

沢山の杉が植林されていました。 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 青立(アオダテ) が見えて来ました。 二条の流れがぶつかり、渦が出来たりするそうです。 

 

 青立 の左部分

 

 青立の下流の水面部

 

三段峡の遊歩道には各ポイントからの距離を示すプレートが埋め込まれています。 

 

 

 

 

歩道の傍のブナなどの巨樹は渓谷の方に傾いていました。

 

 勾配の無い部分は、池のような静けさです。

  

右側の垂直に切り立った崖の下を通り抜けていきます。

敢えて壊して 歩道を作ったように思われます。

 

荒れ狂ったように流れる渓谷部。

 

獅子上がらず  9mの滝と三方を岩壁に囲まれ、昔は猪を追い込んで捕まえていたそうです。

 

垂直な懸崖の下の歩道を、歩き続けています。

 

渓谷内にはまだ災害の爪痕があちこちで見られました。 

 

 

 

 

 

 

 

玉緒滝  高い所から細く長く流れ落ちてくる様子は、余りにも幻想的です。

 

渓谷の中の巨岩群

 

岩壁側は 郭公岩 と呼ばれる、高さ、幅ともに50mの一大岩壁が切り立っています。 

  

一部崩落したままの現場。通行は可能でした。 

 

 

 

 

 

大杉が傾いていますが、通過出来ました。 

 

 

 

 

 

明確では有りませんが、丸渕 の周辺の様子です。 

 

  丸淵? を見物しながら休憩します。

三段滝はもうすぐです。

  

(つづく)

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三段峡渓谷トレッキング(3)  上餅の木口迄

2014-07-28 | 日記

(つづき)

 奥三段峡の北の起点の聖湖口から下流に、約900m下りてきて、赤い吊橋の竜門橋を渡りました。

 

 歩道の谷側の危険な部分はコンクリートの防護壁などで補強されていて、安全に歩けました。

 

過去の水害などで流されたような、古い橋脚?が谷底に。 

 

歩道は狭いコンクリートの舗装道路。 

 

歩道周辺はササヤブ状態。 

 

渓谷には 奇岩や巨岩が、ごろごろと転がり、色々な景観を見せてくれています。 

 

 ブナの巨木等で、渓谷沿いの遊歩道は、涼感が漂よっています。

  

 

 

 

 

 

 

 

 

  

  

 

 

 

出合滝

小坂川が本流に流れ込み滝となったそうです。

 

 

 

 

 

改めて又、名勝 三段峡の石碑 が有りました。 

 

 広い河原は、笹の原が広がっています。 

 

 

 

上段滝が6m、下段滝が3mの小さな滝は、少女のように初々しい 娘滝 

 

娘滝のように、少女の初々しさを保ち続けている山ガールズ。

 

娘滝を見て気持ちも若返り、元気よく三段滝方面へ急ぎます。 

 

バンダナ師匠も、元気よく仲間をリードしながら

三段峡渓谷トレッキングしています。

 

 

 

 盆地のように広くなった所に建物が見えて来ました。 

 

 歩道の脇に水場が有りました。

黒いホースはもっと上流の湧水を、生活用水として引いているようです。

 

三段峡歩道案内図を眺めています。 

 

 かなり古いものですが、ポイント間の時間が役立ちます。

 

 

遠くから見えていたこの建物は。 

 

何でしょうか? 

 

 解放されたような野原で小休止。

冷たく美味しいコーヒー等を、御馳走になりました。

 

 

草むらの中には、 アザミが沢山咲いていました。

 

蝶々の ヒョウモンチョウ が、アザミの花を飛び回っていました。

 

 

 

女性達は休憩と云うより飲み物のサービス で忙しそうです。

 

国道191号線の小坂交差点から来ている大規模林道、深三恐ラインの 餅の木橋 です。

恐羅漢山方面へ立派な林道が出来ているようです。

この橋は渡らず、三段峡方面へ向かいます。 

 

(つづく)

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三段峡渓谷トレッキング(2)  竜門橋迄

2014-07-28 | 日記

(つづき)

7月25日(金)晴れ 36/27℃

今回の金曜日は広島県北の西中国山地国定公園の中の 三段峡トレッキング でした。

起点の聖湖(樽床ダム貯水池)の南端から柴木川に沿って南下し、

三段滝、水梨口、黒淵渡船、長淵の三段峡正面口に到る、約13kmのコースです。

 

 広島駅と五日市駅などから車4台で出発し、

中国自動車道戸河内ICを下りてすぐの国道191号線の道の駅 来夢とごうち に13名が集合しました。

 

一旦、本日帰着地の 三段峡正面口に、車1台を駐車しておき、

出発地の聖湖樽床ダム貯水池)のダム横の駐車場へ向かいました。

 

聖湖駐車場に到着し、駐車場の周辺を見渡してみました。

ダム周辺の案内図です。周辺の山々や道路、距離感が良く分かりました。 

 

広い駐車場なので、ゆっくり駐車できました。 

 

三段峡聖湖口の様子。 

 

日本百景・特別名勝の三段峡の渓谷トレッキングの開始です。 

 

秘境と云えるような奥三段峡の周辺はブナなどの原生林に覆われていて、

木陰の新鮮な空気を味わいながら下りて行きました。 

 

高松宮殿下親植之桧の石碑と、その右側の桧は大木に育っていました。 

 

 深い樹木の向こうに三段峡の聖湖からの源流が流れていました

 

 かなり段差の有る滝のように見えました。

 

 名滝 三ツ滝のようです。 

 

三ツ滝の正面の遊歩道で、美しい滝の流れを眺めています。 

 

 最初の名所、 三ツ滝 の景色です。

 

 畳岩に挟まれた三曲五段の滝で三段峡五大景観の一つ。

 

 

遊歩道を下り始めるとすぐに、足元で咲いているのは、ホトトギス 

 

ホトトギス。 

 

渓谷側には、三ツ滝 がまだ見えていました。 

 

しばらく渓谷沿いを下って行くと竜門という、5m幅の狭い岩の間の急流が見えました。 

 

竜門の狭き谷間を滝のように流れ落ちていました。

 

竜門の流れ。 

 

足元にはまた別のホトトギス が、つぼみも見えていました。

 

同上 

 

三段峡の流れも、勾配の無い所では、静かに波も立たずに流れていました。 

 

静かな川辺にはピンク色の山野草が咲いていました。 

 

 餅の木までの道標です。

 

赤い吊橋が渓谷に架かっていました。 

 

竜門橋 です。 

 

竜門橋の中央から真下を覗いてみました。気持ちが悪くなりそうでした。 

 

竜門橋を渡ると 

 

三段峡歩道案内図が有り、現在地などを確認しています。

まだ17分しか歩いていません。三段滝 まだまだです。 

 

赤く映える竜門橋の上は、谷水しぶきや風の流れで 涼しく感じました。

 

(つづく)

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