令和3年1月28日(木)晴れ 12.1/3.5℃
気が付けば、もうすぐ2月、朝夕も随分明るくなってきました。
先日、山友からの発案で、大竹市と廿日市市佐伯町浅原の冠岳登山を計画。
最初は、明日(金)の予定でしたが、当日は極度に寒くなるとの予報で、木曜日になりました。
今朝のRCCの交通情報で、廿日市佐伯町浅原線県道30号線が渋滞しているとのことで、
国道2号線、大竹、国道186号線を経由して、小瀬川ダム迄向かい、ダム傍の駐車地に駐車。
国道を横断し、駐車地の向側の登山口から出発、取付きから無線用鉄塔まで急登が続きました。
そのあと、冠岳からの細長い稜線に沿って登ります。
途中、小ピークなどで、視界が開け、冠岳の山頂や眼下の小瀬川貯水池(真珠湖)、
が綺麗に見えて気持ち良く登れました。
登り始めて約30分後の展望地からは、冠岳山頂の岩峰がハッキリ見え始め、
東方向には三倉岳から瓦小屋山へ続く稜線も見えました。
松の木や羊歯のコースを暫く登っていると大岩が見え始め、
急登の岩場コースが始まりました。
花崗岩の高い段差を登ったり、大岩の間を縫ったり登ったりしながら、見晴らし岩に到着。
三倉岳から瓦小屋山への稜線が更に良く見えるようになりました。
岩場周辺にも、色々な奇岩が多く見られました。
更に、眼下の小瀬川ダムや周囲の山々の稜線なども見ながら、巨岩、奇岩を登っていくと、
テラス状の岩盤や、兜状の冠岳の岩峰に到着しました。
山頂は広いテラス、360度の大パノラマ、快晴の天気、風もなく穏やかで最高。
西に二代木山、障子ヶ岳、米の餅山、北に大峯山、東に三倉岳、瓦小屋山、等々。
但し、三角点は無く残念でしたが、小休憩後、計画者のMさんの希望で、最寄りの三角点へ出発しました。
山頂から谷コースで下山すると直ぐに、分岐標識が有り、✕印のコースに向かいました。
しかし、なかなか三角点が無く、GPSで調べてみると、もっと遠いことが解り、
Mさんだけで三角点へ向かい、その他は冠岳へ戻り、昼食を取りました。
Mさんは、無事に三角点迄到達後、冠岳へ戻ってこられました。
Mさんが向かった三角点は 前中山 425.5m 四等三角点 でした。
当日、冠岳山頂で2名の登山者と出合いましたが、
お一人は、冠山等の登山コースの管理をされているとのことでした。
併し、Mさんが登頂した前中山三角点のことは、御存じなく、今度、必ず行ってみるとのことでした。
全員、昼食後、往路では下りず、東側(大竹市)の下山路へ向かって下山開始。
✕印のコース分岐を通過して急傾斜の山腹を下り、谷川に合流しました。
谷川を渡らずに右折、谷沿いの分かりやすいコースを下りてゆき、国道186号線の下山口に無事下山。
国道を約10分歩いて、小瀬川ダム傍の駐車地へ戻りました。
帰路は、三倉岳入口の栗谷河津原線(県道289号線)を経由、
佐伯町からは廿日市佐伯線(県道30号線)を経由し西広島バイパスを通りました。
降雪した翌日と違い、温暖でお天気も良く、最高の景色を堪能出来ました。
登山企画と長距離運転して頂いたMさん、有難うございました。
行程
8:51 駐車地出発
8:52 登山口
8:57 無線鉄塔
9:06 小ピーク(冠岳山頂展望地)
9:19 展望地
9:22 急登岩コース開始
9:34~9:37 見晴らし岩
9:49~9:56 冠岳登頂
9:56 三角点向け出発
10:20 Uターン
10:38 冠岳再登頂、昼食休憩
11:37 冠岳下山開始
11:39 X分岐通過
11:59 谷川合流後右折
12:17 下山口(国道186号線)
12:27 駐車地到着
参考データ
歩行総数 約16,000歩
歩行距離 約3,900m
歩行時間 約3時間26分(休憩、昼食時間を含む)
累積標高差 約440m(+/-)
冠岳MAP (冠岳周辺の赤線が今回の軌跡、その他は過去の軌跡や車道)
冠岳断面
(つづく)