令和3年4月2日(金)25.1/12.4℃
今回の金曜登山は、安芸太田町戸河内の、正教山(817m)でした。
正教山は、戸河内の道の駅(来夢とごうち)の北側に見える山です。
道の駅の第2駐車場に車2台を駐車して出発、駐車場をまっすぐ北上し、旧道を横断、
山極の道路へ出てすぐの黒岩登山口を通過後、次の交差点を左折、郵便局や宝専寺方面からの道路と合流。
舗装道路の終点の左に、4ー5台駐車できる駐車場が有り、ここが正教山の登山口。
入口には獣除けの電気柵が有り、着脱して登山道に入りました。
電気柵の直後、道路の左側に、沢山のイカリソウが群生していました。
最初の砂防ダムの段差を登ると、右側にピンクリボンが有る、堀切ルートへ向かいました。
以後、山頂方面に向かって作られた?沢山の堀切ルートを辿りながら登り続けました。
材木などを下ろす為作られた堀切は、直線的なので、登山道には相応しいと思います。
途中、倒木や枯木も多少有りましたが、迂回しながら登り、約1時間45分で正教山山頂に到着。
山頂部分だけは樹木が少なく、日光が差し込み明るい、三等三角点の周りで昼食を取りました。
クマザサに覆われている山頂周辺は、自然林に囲まれて、周辺の景色は見られませんでした。
山頂の北側に、才中得地区へ向かう下山口が、有りましたが、今回は使用せず、
約745m分岐迄往路を戻り、西尾根へ下り667mピークを経由し、
一旦鞍部分岐を通過してみましたが行止り、鞍部分岐迄引き返しました。
鞍部分岐を左折して、途中からは、
植林帯を下りた後堀切ルートの黒岩コース等を下り、戸河内の道の駅の第2駐車場へ戻りました。
正教山は登山者も少なく未整備の山で、途中で楽しめるような場所も無く、
未だマイナーな山ですが、危険な場所もなく、山歩きファンにとっては
意外と面白いかもしれません。
道の駅駐車場から、国道191号線から県道305号線の寺領地区へ向かい、
与一野の枝垂れ桜を見に行きました。
与一野集会所の南に専用駐車場が有り、約5分ほど歩いた集会所からも約5分程坂道を登ると、
水が張られた水田の向こうに大きな樹齢約80年の与一野のしだれ桜が見られました。
昭和15年(1940年)皇紀2600年奉祝の記念樹として植えられたそうです。
平家物語の源平合戦で有名な那須与一が晩年、この地で田畑の開拓を進めたので、
この地が、与一野と呼ばれるようになったそうです。
与一野しだれ桜見学用の駐車場の前に那須与一のお墓が有りました。
今年は、例年4月よりも早く、満開を迎えたようです。
行程
10:00 道の駅、第2駐車場出発
10:20 正教山登山口
10:22 電気柵、通過
10:24 イカリソウ群生地
10:27 砂防ダム通過
10:29 堀切ルートスタート
10:32 ピンクリボン、倒木
10:34 ガレ場
10:37 尾根、視界が一瞬開ける
10:38 堀切ルート
10:39 植林地帯を通過
10:43 山桜が見える
10:44 堀切ルート
10:53 大岩多し
11:03 尾根ルート
11:13 堀切ルート
11:34 植林地帯
11:41 堀切ルート
12:06 正教山山頂 817m 三等三角点
13:25 下山開始
13:38 西尾根分岐右折(約745m高)
13:39 植林帯
13:40 コブ病の木通過
13:48 667峰通過
13:50~14:07 調査の為ロス
14:08 分岐から植林地帯を下る
14:11 堀切ルート
14:20 尾根コース
14:25 堀切ルート
14:34 黒岩入口、Uターン標識
14:34 堀切ルート
14:47 黒岩へ500m標識部、通過
14:53 黒岩へ700m標識
14:54 電気柵 通過
14:55 登山口階段下車道着
15:00 戸河内道の駅到着
15:35 与一野枝垂れ桜用駐車場
15:38 那須与一の墓
15:40 与一野集会所
15:43~15:50 与一野の枝垂れ桜見物
参考データ
歩行総数 約16,000歩
歩行距離 約6360m
歩行時間 約5時間0分(休憩、昼食時間含む)
累積標高差 約635m(+/-)
正教山と与一野の枝垂れ桜MAP(赤線が今回の軌跡、青線は車移動)
正教山登山断面
(つづく)