里山の山野草

里山と山野草の復活日記。

ササキ

2006年03月18日 | 四方山話
今日は“彼岸の入り”。 雨が降っているが墓参りに行って来た。

私の地方では、お墓にはササキを供える習慣がある。山へ行けば幾らでも生えているし、
買っても安いからかも知れない。

聞いた話では、ヒサカキと言うのが正式な名前で、神様に供える榊(サカキ)に対し、非
サカキと呼び、サカキの代りに神事に使う地方もあるとの事だ。
ヒサカキにしてみれば、いつも「お前はサカキより格下だ!」 と言われているようで、
多少気の毒な感じがしないでもない。

所でそのヒサカキだが、先日近所のスーパーへ行って見て驚いた。 何と中国品を売って
いたのである。
大げさに言えば、「ブルータスお前もか!?」である。
メイドインジャパンに較べて花と実が少し大きいように感じたが、安いので結構売れてい
るようだ。

これで国産品が売れなくなると、山で採って来たり、畑で栽培して売っている人が打撃を
受ける事になるが、果たして何でも中国に依存しても良いのか考えさせられる。
当然私は国産品を購入した。

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2 コメント

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Unknown (Rohman)
2006-03-18 13:57:22
ヒサカキ、ササキ、訛ってシャシャキといって

います。



ところ変われば、

まず、こちらでは神棚に用います。仏壇へは使い

ません。

仏壇や墓前へはシキミを中心に、菊、百合など

普通の花を供えます。



ヒサカキ、最近は店頭に並ぶようになりました。

でも、買ったことはありません。

勿論、榊は平生は使いません。正月など特別の

時だけ山へ取りに行きます。ヒサカキほどには

ありませんので。



やはり田舎ですね。ヒサカキはそこらあたりの

山にいくらでもあるので、山から取ってくるのが

常識といった感覚です。



神棚には若松も供えます。ながもちしますので

横着出来ます。

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所変われば (仙人)
2006-03-18 19:01:12
私の地方では、シキミは創価学会の人が供える花だ

と言う人も居ますが、浅学なので真偽の程は分かり

ません。



多分、私の地方ではシキミが自生していない(?)

為に、容易に手に入り、しかも日持ちが良いササキ

を昔から使って来たのだと思います。



いずれにしても、正に“所変われば”ですね。
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