福山駅前の西側へ建設していたマンション・ショッピングモール・クリニック・ホテル等が
集積した一角を、一つの街“ines FUKUYAMA”として4月1日に開業した。
〔再開発前と再開発後〕…新幹線のホームから撮影
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その内の、マンション建設を手がけたのは“章栄不動産”だが、実はアメリカ発のサブプ
ライム・ローンのショックで292億円の負債を抱えて一昨年に破綻した会社だ。
中四国地方のマンション売り上げナンバーワンの会社で、福山駅前再開発の核となるマ
ンション建設を担いながら破綻して先行きが心配されたが、ともあれ完成した事はめで
たい。
ところでこのマンション、バラの街福山に因んで“ローズタワー”と呼ぶ地上28階建てで、
総戸数140戸の内の最終3邸を売り出し中だが、どうやら18階より上の階の物件が売れ
残っているらしい。
それもその筈だ。 113.5 平方メートルの物件の値段は 5,925万円~となっていて、東京
にも負けないと思われる値段だ!
この一画、実は昔“繊維ビル”と呼ばれていて、戦後は繊維関係の卸会社がたくさん入
っていた場所で、“ines” も “seni”を逆立ちさせたネーミングだそうだ。
嘗て繊維ビルに入っていた多くの卸会社は、郊外へ造った卸町へ集団移転したものの
繊維大手のスーパーに席巻されて、今や最盛期の2~3割程度しか生き残っていない
らしい。
この一画の建設費125億円の内、約48億円を国と広島県と福山市が補助したとも聞く
が、投資が無駄にならず、駅前がシャッター街にならないように願うばかりだ!
集積した一角を、一つの街“ines FUKUYAMA”として4月1日に開業した。
〔再開発前と再開発後〕…新幹線のホームから撮影
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その内の、マンション建設を手がけたのは“章栄不動産”だが、実はアメリカ発のサブプ
ライム・ローンのショックで292億円の負債を抱えて一昨年に破綻した会社だ。
中四国地方のマンション売り上げナンバーワンの会社で、福山駅前再開発の核となるマ
ンション建設を担いながら破綻して先行きが心配されたが、ともあれ完成した事はめで
たい。
ところでこのマンション、バラの街福山に因んで“ローズタワー”と呼ぶ地上28階建てで、
総戸数140戸の内の最終3邸を売り出し中だが、どうやら18階より上の階の物件が売れ
残っているらしい。
それもその筈だ。 113.5 平方メートルの物件の値段は 5,925万円~となっていて、東京
にも負けないと思われる値段だ!
この一画、実は昔“繊維ビル”と呼ばれていて、戦後は繊維関係の卸会社がたくさん入
っていた場所で、“ines” も “seni”を逆立ちさせたネーミングだそうだ。
嘗て繊維ビルに入っていた多くの卸会社は、郊外へ造った卸町へ集団移転したものの
繊維大手のスーパーに席巻されて、今や最盛期の2~3割程度しか生き残っていない
らしい。
この一画の建設費125億円の内、約48億円を国と広島県と福山市が補助したとも聞く
が、投資が無駄にならず、駅前がシャッター街にならないように願うばかりだ!
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