「ヤフオクで買ったクロユリが咲いた!」と言えば聞こえが良いが、実は今月の8日に
お嫁入りして来た時に既に開花直前だったので、咲いて当然の開花だった。
実は、「白山が西限で、標高約2,000mの草地に自生する」という事なので瀬戸内海で
は栽培するのが難しいかと思ったのだが、近所の園芸店のオーナーの安請負に乗せ
られて買ったもので、この花が今生の見納めになるかと心配している。
ところで、このクロユリの花に珍しいハエがとまっていた。
胸の部分の背中がベッタリ黄色で、今迄見た事が無いので調べてみたが分からない。
そこで、クロユリを検索したところ「悪臭があり、ケブカクロバエが花粉を媒介する」
と書かれていて、背中にベッタリ花粉をつけた画像が載っていた。
平地の都市部でも普通に見られる種類というので、ケブカクロバエの可能性が高いと思
うのだが、次に写真を撮った時には花粉が殆ど無くなってしまい、僅かに花粉が付着し
た写真しか撮れなかった。
流石にハエが集まるだけあって、果物の腐敗しかかったような甘酸っぱい臭いがしたが、
白山の群生地ではさぞや強烈な臭いがする事だろう!
クロユリ、黒百合(ユリ科、バイモ属)
本州中部地方以北で、亜高山~高山の草原に自生する多年草。 草丈は約10~30cm。
葉は披針形又は楕円形で、葉柄はなく3~5枚輪生する。
花期は夏。 茎の先に、花径約3cmの釣鐘形で、褐紫色の花を1~2個下向きにつける。
花には黄色の細かい斑点があるが、花全体が黄色のものはキバナクロユリと呼ぶ。
花には地下の鱗形の大きさによって雌雄の差があり、鱗形が小さい場合は雄花のみで、
大きくなるとようやく両性花をつけるようになるが、独特の悪臭があり、この臭いに誘わ
れたケブカクロバエにより花粉が媒介される。
お嫁入りして来た時に既に開花直前だったので、咲いて当然の開花だった。
実は、「白山が西限で、標高約2,000mの草地に自生する」という事なので瀬戸内海で
は栽培するのが難しいかと思ったのだが、近所の園芸店のオーナーの安請負に乗せ
られて買ったもので、この花が今生の見納めになるかと心配している。
![]() |
![]() | ![]() |
ところで、このクロユリの花に珍しいハエがとまっていた。
胸の部分の背中がベッタリ黄色で、今迄見た事が無いので調べてみたが分からない。
そこで、クロユリを検索したところ「悪臭があり、ケブカクロバエが花粉を媒介する」
と書かれていて、背中にベッタリ花粉をつけた画像が載っていた。
平地の都市部でも普通に見られる種類というので、ケブカクロバエの可能性が高いと思
うのだが、次に写真を撮った時には花粉が殆ど無くなってしまい、僅かに花粉が付着し
た写真しか撮れなかった。
流石にハエが集まるだけあって、果物の腐敗しかかったような甘酸っぱい臭いがしたが、
白山の群生地ではさぞや強烈な臭いがする事だろう!
![]() |
クロユリ、黒百合(ユリ科、バイモ属)
本州中部地方以北で、亜高山~高山の草原に自生する多年草。 草丈は約10~30cm。
葉は披針形又は楕円形で、葉柄はなく3~5枚輪生する。
花期は夏。 茎の先に、花径約3cmの釣鐘形で、褐紫色の花を1~2個下向きにつける。
花には黄色の細かい斑点があるが、花全体が黄色のものはキバナクロユリと呼ぶ。
花には地下の鱗形の大きさによって雌雄の差があり、鱗形が小さい場合は雄花のみで、
大きくなるとようやく両性花をつけるようになるが、独特の悪臭があり、この臭いに誘わ
れたケブカクロバエにより花粉が媒介される。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます