おまけの子、シロヤブケマン？

山野草を買う楽しみの一つは、おまけがついて来る事だ。
特に、少しだらしない店で、売れ残ったようなものを買うと必ずおまけがついている。

庭のあちこちで咲いているムラサキケマンのような奴がそれで、どうやらシロヤブケマン
らしいが、このおまけについては残念ながらハズレで、庭のあちこちに殖えて困っている！

ところで、ムラサキケマンはプロトピンという毒を全草に持っているそうだ。
人が誤食した場合は嘔吐・呼吸麻痺・心臓麻痺等を起こすが、一方ではウスバシロチョウ
の幼虫の食草となっていて、この葉を食べて体内に毒を蓄える事により、鳥から身を守っ
ているそうだ。　チョウはどのようにしてその技を習得したのか？　考えると不思議だ！
　

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シロヤブケマン→拡大	ムラサキケマン

シロヤブケマン、白薮華鬘（ケシ科、キケマン属）
全国で半日陰に自生する２年草。　草丈は30～50ｃｍ。
葉は、２回３出の複葉で、小葉は細かく裂けている。　花期は４～６月で、茎の上部に
先端が紫色の白花で長さ２cmの筒状の花を、総状にたくさんつける。
完全な白花はユキヤブケマンといい、全体が紫色の場合はムラサキケマンという。