El Sol se Recuesta

バチルス・サブチリス・ナットーの日記

EnHANCE HEART plus

再びの宗谷岬 三日目

2017-08-25 20:39:14 | ツーリング
14日 午前4時
フライを叩く雨音に目を覚ます。
ザーザー降りではない様子なので、すこし安堵した。


顔を洗うために表へ出てみると、路面は濡れているもののほとんど雨は降っていなかった。

撤収するなら今のうち

朝の身支度を整え、撤収作業を済ませる。

まだ雨は降ってこないが、空は曇天のまま。
この先どこで降られるかわからないので、カッパを着込みいざ出発。


海沿いを南下し・・・。

あとのことは何も決めず。


キャンプ場を出て国道40号を豊富町の町中を走る抜ける。
昨日、買い物に来たセイコマで飲み物でもと思ったものの、開店前だったのでしかたなくスルー。
稚内国道をさらに先へ。
幌延町郊外で国道232号へ分岐、天売国道を進み天塩町。
遠別町、初山別村、羽幌町、苫前町、留萌市、と延々走り続ける。
ここまで去年、今年と北上のみのコースだったのだけれど、南下する景色も良かった。

留萌市から先は初めてのルート。
ここで国道231号にスイッチ。
ほどなく、増毛町の案内表示が。
「増毛」といえば。

昨年12月に廃駅となった、留萌本線の旧駅舎があるので立ち寄ってみる。


あった。

誰しもが撮るアングルで一枚。


「ご利益ありますように」

ここにきてようやく青空が見えてきた。
この先、天気がいいといいな。と願いつつ、先へと向かう。

ここまで来たら、積丹半島へ行こう。


ところが・・・。

石狩市、小樽市、余市町を過ぎ、古平町あたりからさっきまでの青空がまた曇天に。
積丹町から丸山へと登り始めたあたりでまた雨が・・・。
国道229号から道道913号へ曲がり、積丹岬へ向かったもののやっぱり雨。
なのでここもスルー。
先の神威岬も雨。
駐車場までは行ったのだけれど、雨に加えて強風。
展望台まで行く気になれず、駐車場をぐるっと一周してきた道を戻る。
国道229号(雷電国道)へもどり、神恵内村のほうへ。
神恵内村も雨。
そろそろ、今夜の泊まるところを決めないと・・。
泊村を過ぎ、岩内町へ。
ここで近くのキャンプ場を検索。
「いわないリゾートパーク マリンビュー」
フリーサイト2,000円/張 とちょっとお値段高めだけれど、ここで逃すと、それこそ野宿になってしまう。
ビジネスホテルに素泊まりするよりかは安いから良しとしよう。

センターハウスで受付を済ませ、指定されたフリーサイトへ。
センターハウス周辺にオートサイト、少し登ってバンガローサイト、敷地の最上にあるフリーサイトへ。
浜松ナンバーのCRF RALLYが一台いた。

ファミキャンパーを避けて、サイトの一番端っこへ設営開始。



するとCRF RALLYのオーナーが声を掛けて来た。
互いに情報交換しながら設営。
一通り準備を終えたので、食事をしに岩内の街へ降りる。

美味そうな天ぷら料理を出してくれるお店が検索でヒットしたので行ってみる。


鮮魚料理 こぶし

カウンター越しに板前さんが包丁をさばき、新鮮な魚介を調理してくれるお店。
カウンターに座ると、目の前で牡蠣を盛り付けていた。
(牡蠣食えればなぁ・・・。体に合わないからなぁ・・・。)
そんなことを思いつつ、天ぷら定食をオーダー。

しばらくして


揚げたてぷりっぷりのえび天、ホタテの天ぷらなどとてもおいしい。
茶碗蒸しはコーンのエキスで少し甘め。
甘い茶碗蒸しは苦手なんだけれど、これはイケる。
出てきた量で充分だったのだけれど、お店のおばちゃんが「ごはんおかわりするかい?」
訊ねてきた。
充分だったので「いえいえ、けっこうです」と満面の笑みで返す。

大満足で店を後にし、キャンプ場へ戻る。
サイトの駐車場にバイクを停め、シャワーを浴びにセンターハウスまで徒歩でむかう。
ファミキャンパーの子供たちが元気に肝試ししている。
センターハウスまで、かなりの距離だ(笑)
せっかく流した汗も、帰りにまた噴出した。

戻ると岩内の夜景が見事だったので、カメラと三脚をセットし一枚。

眺めが良い


夜風で汗も引いたところで、テントに戻りこの日は就寝。
明日はどこを通って函館へ向かおうか・・・。




8月14日 走行距離 428km (青森市から福島市くらいの距離だぞこれ)

上海アリス幻樂団