老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

離党者分の政党助成金は国庫へ返せ!

2012-12-09 17:47:27 | 民主党政権
半世紀以上朝日新聞を購読しているが、現在民主党の選挙広告は群を抜いて多いように思う、おそらく他の全国紙地方紙へも同時同回数であろう。内容は野田首相と小選挙区、地域の比例区候補との個別集合写真に党のキャッチフレーズを入れた広告である。

よくよく考えてみると、今年になって民主党から80名ほど離党しているわけで、その離党組の政党助成金も全額民主党に交付されいる。そして現在彼らはいない訳だから、個別に選挙活動資金を配る必要もなく、その分はまるまる浮いていることになる。これらを含め湯水のようにメディアでの広告宣伝費に使っているのであろう。魚心あれば水心、新聞社も悪くは書けないであろう。このように国民の血税は周り廻って何らかの業者に循環している。その上消費税増税では国民は堪らない。

因みに先般安住民主党副幹事長は300万円を貰った後に離党した数名に返金しろと訴えていたが、彼ら約数名が返金したとしても残り70名×300万円で計算すると、合計2億1千万円が民主党で浮いたことになる。安住氏も離党した議員の分は全額国庫に返納するから返金しろと言えば説得力があり、それが国民目線に立って言うべきことであろう。

「護憲+BBS」「政党ウォッチング」より
厚顔の美少年
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京新聞、筆洗を読んで

2012-12-09 08:08:56 | 選挙
京新聞「筆洗」がとても良いコラムを書いている。

12月8日朝刊筆洗

***これより転載***

<欲深き人の心と降る雪はつもるにつれて道を忘るる>なんてことを言いますが…と始まるのは、落語『夢金(ゆめきん)』だ
▼寝言でまで「百両欲しい」と叫ぶほど欲深い船頭が大雪の夜、身なりのいい娘を連れた侍を乗せ、川に漕(こ)ぎ出す。侍は船頭の強欲ぶりを見込み、娘を始末して懐にある大金を山分けしようと、持ち掛ける。船頭は機転を利かし娘を助け、親から礼に百両をもらって大喜びする…が、すべては夢の中の出来事というどんでん返しの噺(はなし)だ
▼懸命に冬の街を駆け回っている候補者の皆さんが「欲深き人」とは言わないが、どうも道を忘れてはいまいか。このままでは、「夢金」ならぬ「夢票」になるのではないか。そんな心配をしている
▼何しろせっかく当選しても、裁判所から無効宣告のどんでん返しをくらうかもしれない。一票の格差を是正せぬまま解散したために、格差は最高裁が「違憲状態」とした前回の総選挙の時よりさらに広がっている
▼そもそも解散をめぐって民主、自民、公明は「来年の通常国会までに衆院議員定数の大幅削減を実現」と約束し合った。だが、国会をどう改革するのか、一票の格差をどう是正するか。具体的な方策を公約に示さぬ党が多く、論戦も聞こえてこない
▼憲法を変える、という党もある。しかし、違憲状態の国会を自らただす気がなくて、何が改憲か。笑えぬ滑稽噺だ。

***転載ここまで***

久し振りに権力に対してもの申す記事を読んだ気がする。一票の格差が違憲判決を受けているのに、それを放置して、憲法を変えるとは確かにおかしな話だ。今度の選挙で当選した議員も違憲ということになるやも知れぬ。私達も、マスコミの情報に煽られている内にこんな大事なことを見逃していないだろうか。

とにかく、自分達にとって都合の悪いことは放置、隠蔽する。そして都合の良い事をねつ造して声高に叫ぶ者達は誰かというのを確かめるためにも、選挙に行こう!

「護憲+BBS」「マスコミ報道を批評する」より
パンドラ
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする