選挙雑感

午前中に苦渋の選択で投票をしてきました。居住区の小選挙区は民主党、公明党、共産党、みんなの党系の無所属候補４名が立候補しています。憲法９条、消費税増税、原発、歳費節減、デフレ脱出対策等への各党の立ち位置、政策を今朝の朝刊まで入念に目をとうしましたが一長一短で、それでも棄権は避けようと、ほんとうに苦渋の投票でした。

民主党候補者は維新の会支持票獲得を意識してか尖閣上陸を掲げる民主党右派、それに野田政権のこれまでの言動が信用できません。共産党は政策には共鳴できるのですが党名が共産党では票が伸びず死票になる確率が高い、みんなの党系候補も大阪維新の会塾卒で末が不明、結局選挙権を得て初めて公明党候補に投票しました。

理由は、悪くとも比較第一党と噂される自民党の日本維新の会との連立を阻止するには、公明党との過半数が最低必要条件であろうとの読みと、安倍政権が憲法改正、集団的自衛権行使へ傾いた場合、自公連立であれば憲法改正、集団的自衛権行使に比較的慎重である公明党の政権内での発言に淡い期待が持てそうという苦悩の判断です。

比例区は卒原発、脱増税、歳費削減、地方分権で日本の未来に期待することにしました。余談ながら自公はインフレターゲット、デフレ脱却の経済対策を前面に掲げているため、これと矛盾する消費税増税法案に賛成したものの、２０１４，１５年での増税は経済成長率面から見送らざるを得ないと思います。そうすれば１６年末には今回の衆議員の任期がきて総選挙となるわけで、消費税増税は早くとも次の衆議員選後で、その時の政権が経済成長率を見ての判断と言うことになるのではないでしょうか。

いかに野田首相の消費税増税法案成立と引き換えにした「近いうち解散」が軽率であったか、今晩は民主党自滅解散であったことを再認識することになりそうです。

「護憲＋ＢＢＳ」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
厚顔の美少年
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最悪の自民党返り咲きを阻止すべくまず民主党候補に１票。つぎに未来の党に１票。

長岡京は歩いても１０分の投票所に自動車で投票に来る人が多く、あきれる。マスコミに「閑古鳥」と書かれたが、いつもと同じか幾分少なめな風景であった。

「護憲＋ＢＢＳ」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
名無しの探偵
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昨夜はあまりのことに途中でテレビを見るのをやめてしまいましたが、何か見るに堪えない結果です。（うちの選挙区も私と同世代の人たちは本当に選挙に行ったのかと疑いたくなる結果でした。）

人よりもコンクリートが優先される、ＮＰＯなどの市民運動はただのボランティアとみなされる、そんな世の中になってしまうのでしょうか…。

選挙だけが市民の声を届ける方法ではないと励まされたので、今後は今以上に政治の動きをチェックし、声を届ける方法を模索し、実践したいです。

「護憲＋ＢＢＳ」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
見習い期間