先週、山友2人と北八ヶ岳に行ってきた。天気は快晴。ただし風が少し強かった。1日目はゴンドラで山頂駅から北横岳まで歩き、北横岳ヒュッテに宿泊。2日目は、小屋から歩いて15分ほどの北横岳山頂から朝日を仰ごうと朝6時前に出発して山頂に来たものの雲が多く風が強く、立っているだけでも大変だった。空が赤々としてきたが、寒いので小屋に戻ろうと話していたその時、太陽が雲の間から顔を出した。その赤いこと小さいこと! まるでサクランボのように美味しそうだった。今まで見たこともない景色に驚き、寒さも忘れてシャッターを切った。
朝食を済ませてから、三ッ岳、雨池山、雨池峠、縞枯山、茶臼山、五辻、山頂駅とぐるりと周回コースを歩いた。三ッ岳の一峰から雨池山の登り口までの下りがかなり急で、雪の表面が凍ってなくて本当に良かった。三ッ岳は岩がゴロゴロのピークが三つ連なっている所だが、雪がタップリあったので夏道よりもずっと歩きやすかったと思う。
厳冬期の冬山を歩く体力はないが、雪山ハイクは大好きである。雪の白さに映える八ヶ岳ブルーは、格別に素晴らしかった。そのうえ、山頂に上がれば、近くは浅間山、赤岳、編笠岳から、遠くは南アルプス、御嶽、乗鞍、中央アルプスそして北アルプスまで見渡せる。こんな贅沢な景色はそうそう見られるものではない。なんとラッキーなことだろう。浮世の憂さをすべて忘れて、雪山を満喫した2日間だった。
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