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術後のシュナ。

2006年09月11日 | 疾患/病院
手術後は快復も早く、元気なシュナ。あっという間にバリバリッと復活です!

先日、抜糸しました。抜糸といってもホチキスの様な金具でとめたものを
はずすのです。
診察室で、術後の食欲や変わったことはなかったか?等の簡単な問診後、
目の前での抜糸。「じゃぁ、前脚持って立たせといて下さい」と言われ、
シュナを後ろから前脚を持って立たせ患部のお腹を獣医さんに
向けてハリを抜くのです。ハリがひとつずつポトン、ポトンと落ちて
抜糸は終わったのですが、縫い尻のところがまだ完全にくっついてなく
割れてる状態でした。このままだと裂けちゃうこともある(ひぇ~っ!)らしく、
一カ所だけ再び縫合ということになりました。
「ちょっと痛がるかも知れないのでしっかり押さえといて下さい」と獣医さん。
前脚持ってシュナを立たせ、お腹を獣医さんに差し向けて…、
想像通りホチキスのような器具でパッチン!しました。
カラーを付け傷口を舐めないよう注意して、3~4日後に再び抜糸することに…。

  

3日後に抜糸は完全に終了し傷口はほぼふさがった状態です(ちょい不安)
「シャンプーはいつ頃からできますかねぇ~」と聞いてみたところ、
抜糸後も5日~1週間はしないようにとのこと。
「シャンプーの時は激しくこすらないで下さい、裂けちゃうこともあるんで…」
と、再びおっしゃってました。


さて、入院から退院までの流れをマジメに記しておこうと思います。

検査:まず、避妊手術(子宮と卵巣の摘出)についての説明と事前の検査を受けました。
   他の疾患がないかどうか、歯がきちんと生え変わっているか…など、
   手術で麻酔をかけるのでついでに治療できることはないかを診ました。
   歯もすべて生え変わっており、今のところ特に異常はないとのこと。
   ちなみに獣医さん曰く、シュナウザーには不整動脈の子が結構多いらしい
   のですが、シュナは大丈夫でした。入念に心音と脈を診てもらいました。
   また、涙やけの相談をした処、涙管洗浄の処置も可能ということでしたが、
   一時的に良くなっても元に戻ることが多いということで今回は見送りました。
   もちろん原因は食物によるアレルギー等、他にもありますし…。
   そして、手術の日程、費用等の事前確認。手術は1週間後ということに。

             
入院:当日は食事は摂ってはいけないが、水はOKとのこと。
   診察室にて問診と体温や体調を診察し、最終的に手術内容と処置等の
   確認。1泊2日コースでお願いすることにしました。
   そして最終手続き、同意書に署名と捺印。


気になる費用は…
   <避妊手術> ¥2,8000 (2泊3日コースは¥4000プラス)
          診察、各処置、点滴、麻酔モニター、術後検査等を含む。

   <血液検査> ¥4,000
          赤血球・白血球、血清、肝臓機能、腎臓機能、総蛋白等の検査。
   <心電図>  ¥4,000

   <薬代>   ¥4,420 (1日2回1週間分の内服、外用薬)
          消炎剤と痛み止め、イソジン消毒液。

   合計で、¥42,440(税込)でした。
   縫合、抜糸は2度行いましたがもちろんここに含まれています。

   エリザベスカラーの貸し出しは無く、病院にて¥1500で購入しました。
   簡易的な作りで、ボタンではなくマジックテープで止めるタイプ。
   大きさによって色が違ってきます。
         
        カラーが家具でつかえたりすると、その場で固まってしまうシュナ。

退院:1泊2日なのでそんな大げさでもないのですが…。
   mamaさんが迎えに行ったのですが、とりたてて騒ぎもせず、ケロッと
   してたそうです。一見「あぁ、来たの~?」みたいな反応だったそうですが、
   やはり、手術の影響と慣れない病院での緊張があったのでしょうね。
   「吠えたり騒いだりしてませんでしたか?」の問いに看護婦さんは、
   「いいこでしたよ~」とだけ言ってたらしい…。家でも滅多に吠えないの
   ですが、パニクらないか?だけが気がかりでした。
   院内で大運動会することだけはなかったみたいです(笑)

療養:退院した日はさすがにオトナしかったですが、食欲は変わらず旺盛でした。
   驚いたのは、縫い合わせ口がまる出しなこと!包帯もガーゼあてもナシです。
   見た目にも痛々しく、そしてちょっとコワいような…。
   季節的にも、乾きやすい状態の方が傷口が早く癒えるということらしい。
   とはいえ、何かに引っかかりやすそうで、ちょいとハラハラでした。
   とにかく激しい運動はしばらく控えなくてはなりませんので、
   シュナには可能かっ!?と首をかしげつつも、よーく見張っておりました。
   薬は、消炎剤と痛み止めを1日2回、食事時に飲ませ、傷口も1日2回程度
   消毒液を使って軽く拭きました。
   気になったのは、退院して6日目に胃液のようなものを吐いたこと。
   これは、毎日2回飲む薬の影響があったのかも知れません。
   その後、2~3日は口が臭かったので胃がだいぶ荒れてたのではないかな。

   退院してきた時は全身から消毒の匂いがしました。被毛にしみ込んでいる感じ。
   日数が経つにつれ汚れも加わり、体がだいぶ臭くなってきたので
   シャンプーできる日が待ち遠しかったです。

傷痕:抜糸も終わって傷の快復も進み、縫い痕もだいぶ肌になじんできた気がします。
   ただ1カ所、切り尻の部分が縫い合わせの影響か、豆のように突起した状態に
   なっています。この突起は、素人目にも多少残るような気がします。
   獣医さんに尋ねたときは、しだいに消えるでしょうと言ってましたが…


   by rosa papa


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