今回は秒速5センチメートルのネタバレ記事を書いていきたいと思います。
ニコニコ動画のコメントや、wikiに書いてあることを書いていくだけなので微妙ですが…
見終わって、物語の裏みたいなのが気になる!っていう方は見てくれると嬉しいです。
■ストーリー
小学校の卒業と同時に離ればなれになった遠野貴樹と篠原明里。二人だけの間に存在していた特別な想いをよそに、時だけが過ぎていった。
そんなある日、大雪の降るなか、ついに貴樹は明里に会いに行く……。
貴樹と明里の再会の日を描いた「桜花抄」、その後の貴樹を別の人物の視点から描いた「コスモナウト」、そして彼らの魂の彷徨(ほうこう)を切り取った表題作「秒速5センチメートル」。3本の連作アニメーション作品。
まあ、上は公式ホームページからもってきただけなんですけどね。
詳しく書くと、遠野貴樹と篠原明里は小学生の時に親友?でしたが、転校で離れてしまいます。
以後は文通で近況報告等をすることになります。(遠野は東京で、篠原は栃木)
中学の時に更なる転校が知らされ、篠原と遠野は簡単に会えなくなってしまう。
転校前に会うことになるが大雪で電車は五時間近く遅れ、約束の時間の七時をとっくに過ぎた11時につくことになってしまう。
ちなみに、上記の間に遠野は自分の書いた手紙を風で飛ばされ、篠原も待っている間に手紙を書く。
しかし、どちらかも渡せなかった手紙です。内容は
■遠野
大人になるということが具体的にはどういうことなのか僕にはまだよくわかりません。
でも、いつかずっと先にどこかで偶然に明里に会ったとしても、恥ずかしくないような人間になっていたいと僕は思います。
そのことを僕は明里に約束したいです。
明里のことが、ずっと好きでした。どうか、どうか、元気で。さようなら。
■篠原
日がこんなに大雪になるなんて、約束の時は思ってもみませんでしたね。
電車も遅れてるので待っている間にこれを書くことにします。
今日会うのは十一ヶ月ぶりです。すこし緊張しています。
小四の時、転校してきて貴樹君がいて本当に良かったです。貴樹君がいなければ学校はもっとつらい場所になっていました。
だから本当は貴樹君と一緒に大人になりたかったです。
「貴樹君がいてくれたらどんなによかっただろう」と思うことが、一日に何度もあるんです。
私はこれからは、一人でやっていかなくてはいけません。本当に出来るかちょっと自信はないけど、そうしなければならないんです。
私も貴樹君もそうですよね?
それからこれだけは言っておかなければなりません。でも言えなかったときのために手紙に書きます。
私は貴樹君のことが好きです。いつ好きになったかも、もう覚えてません。
とても自然にいつの間にか好きになってました。貴樹君は強くて優しくて、いつも私を守ってくれました。
貴樹君、あなたはきっと大丈夫。貴樹君がこの先どんなに遠くに行っても、私はずっと絶対に好きです。どうか、どうか、それを覚えていてください。
以上が手紙の内容です。
小説版に細かいところが載っているので、興味がある方は是非買ってみてください。
秒速好きならば、後悔しないと思います。
P.S. 何故か人気記事であるようなので見やすいように更新しました。