映画キャプテン・フィリップスを観てきました。
この映画は実際に起こった事件を映画化したものであります。
実はそこまで観ようとは思ってなかったんだけど、暇だったので観に行った程度。
しかし、今年みた映画の中でもお気に入りの作品になりました。
簡単にあらすじを!
ソマリア沖を航行中だった貨物船アラバマ号。
しかしソマリアの海は海賊たちだらけの無法状態であり、
アラバマ号も海賊たちの襲撃を受け、絶体絶命の状態に陥る…。
この映画は実際に起こった事件を映画化したものなので、
もちろん結末は知っていました。どうせアメリカ万歳映画だと思って見たのだけど、
そんなことはなかった。むしろアメリカや先進国に訴えるような映画になっていると思う。
何故ソマリアの漁師たちが海賊をするようになったのか。
そのような説明もされているし、映画の終盤では船長より海賊たちのほうに感情移入してしまう。
海賊が完全な悪として扱われず、むしろ絶対正義のアメリカ軍のほうが悪に思えるシーンも多かった。
特に淡々と作戦を実行していくアメリカ軍に少し恐怖を覚えた。非常にリアリティがあると思う。
また前編にわたって緊張感と緊迫感が持続し、カットも多くてスピード感があります。
特に貨物船の中で繰り広げられる、船員と海賊の攻防は私にトイレへ行く隙を与えなかった。
無名俳優が演じる海賊は本物にしか見えなかったし、迫真の演技だったと思う。文句なし。
もちろん、船長を演じるトム・ハンクスの演技もとても良かった。
終盤の一連の演技は本当に凄まじかったし、さすがとしか言いようがない。
一番良かった点として、船長がそこまで英雄では無かったこと。
某映画のように最強のコックさんなら海賊を瞬殺するだろうが、フィリップスはただの一般人。
事件関わった船員の中からは映画のフィリップスは美化されすぎている、という批判もあるらしい。
私が観たかぎり、映画でもフィリップス船長は余計な判断ばかりしているように思えるし、
フィリップス船長のせいで船員が殺されそうになったりで、むしろ事態を悪化させているように感じた。
なので、必要以上に船長が英雄になっているわけでもないし、ただの一般人で収まっていると思う。
フィリップス船長の家族シーンもアッサリしていて、しつこくなくて良い。洋画はしつこいの多いから…
ということでべた褒めって感じですが、とても面白かった映画だと思います。
似たような映画として、最近ではアンストッパブル、アルゴ、ザ・タウンなどがあると思いますが、
それらが好きな人であれば、楽しめるのではないでしょうか。個人的にはアルゴより面白かった。
元々の期待値が低かったので尚更って感じもしますが、
私が今年観た映画の中では上位にくる映画だと感じました。
年末にかけてハラハラドキドキ映画を見たい方にオススメです!!
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