『整体法 体の自然を取り戻せ』

整体について書かれた本です。実はこれまで整体とかカイロプラクティックに関してはなんとなく避けていたというか、敬遠していました。でも、そうも言っていられないので思い切って読んでみました。

実際に読んでみたら・・・いや、それが、面白いんですよ、なかなか。この本は整体法の入り口に該当するようで整体法とは何ぞや？という以前に自然治癒とは何ぞや？というあたりに焦点が当たっていて初心者にも読みやすいと思います。一例として、人間は本来汗や熱を発散させることによって病気に打ち勝つようにできているのだから、無理に解熱剤で熱を抑えるのは風邪が治りきらず癌の発症につながっているなどの見解が書かれていました。

解剖生理学についてはさらりと記されていましたが、特に骨に関する記述が細かくて興味深かったです。意外ですがリンパ系の流れにもページが咲かれていて、リンパ体操なるものまで写真入りで載っておりました。そのほか足湯とか蒸しタオル法とかアロマのフットバスや温シップに該当するものもありました。

以前、整体師をされてる方に整体とカイロプラクティックはどう違うのか聞いた時、ほとんど同じだと言われました。でもこの著者は明確に違うと述べてます。一体どう違うのか？片方の情報だけでは判断しづらいので、いずれ細かくリサーチしてみたいと思います。

	整体法―体の自然を取り戻せ!
	クリエーター情報なし
	三樹書房