締め切りの数日前、スクールのスタッフから子どもだけで参加してもいいかと連絡がありました。ルーヌスプレーは気をつけなければならない材料もあるので、何年生ですかと聞いたら年齢は把握していないとのこと。
翌日また電話があり。ひとり2年生だけどあとの3人は6年生とのことで、じゃあ子どもだけでも大丈夫ですねと言うと、親もつきそうと言われます。つきそうのではなく、一緒に参加してほしいと伝えると「2人で参加すると材料費がかかるからでしょう」とのこと。どっとため息。
当日、スタッフがあらかじめ机をセッティングしてくれていました。私の講座は全員が全員の顔を見られるように、可能な限り机を配置します。スタッフもその辺をわかっていてくれたので、教室奥にホワイトボード、その前に私が座る席、左右に椅子が2つづつ、ホワイトボードと対面するように椅子2つ並べてくれたました。この段階ではスタッフも私も何人おかあさんが来るのか把握していなかったのと、私はたぶん一番小さい子のおかあさんだけがいらっしゃるのかと思ってました。
さて、時間になってみるとお母さま方全員入室されました。子ども達を両サイドの席に座らせ、お母さま方の席は2つしか用意していなかったので、予備の椅子を後ろに出してスタートです。後で思い返せば、この座り方も良くなかったんです。
最初に自己紹介してもらい、この講座に参加した動機を尋ねたんです。大人の講座ではこれは当たり前のことでしたから。でも、これも不味かったかもしれない。4人のうち1人の子は自分でも虫除けスプレーを作ってみたかったと話してくれましたが、ほかの3人はおかあさんに言われて。そしておかあさま方も、そんなに興味を持っているという感じではなかったんです。なんとなく夏休みの自由研究によさそうだ、くらいの感じだったようです。よくよく考えてみたら興味のあるおかあさんだったら子どもだけでなく自分でも作りたいと思うでしょうし、単に材料費を払いたくないのではなく、もともと関心がなかったのでしょう。
おとなの講座ならいつも最初にハーブティーを飲んでもらうけど、子どもなのでライム・ソーダを用意していきました。ソーダは敢えて楽しませようと思って炭酸水の代わりにミネラルウォーターと重曹とクエン酸を持っていって、その場で作りました。酸っぱいのが苦手な子のためにガムシロップも用意して。これ、理科の好きな子などには受けると思います。面白がってくれるかと少し期待していたら、あまり感動はしなかったようです。それよりほとんど全員一口飲んだだけで残していました。もしかしたら気持ちが悪かったのかなと後から気づきました。重曹とかクエン酸みたいなものって本来口に入れてもいいものだけど、一般家庭ではあまり見慣れないし不気味だったかもしれませんね。
前半アロマのきほんなどをお話させてもらったのですが、子ども達は前でかしこまって、親は後ろでじっと見ている。まるで授業参観のようです。そして実習の虫除けスプレーを作る段になっておかあさま方に協力していただきブレンドを親子で決めてもらいました。そうしたら先程までの緊張感はいずこへ、各親子さん楽しそうに精油を選んでいました。ああ、もっと早くこの形にすればよかった。
授業参観のようなかたちにしてしまった事で親子双方に妙な緊張感を与えていたのかもしれません。せっかくスタッフが用意してくれたにせよ、時間を費やして机を並べ変えてでも、本来の親子講座の主旨のように親子で肩を並べて一緒にお勉強する状況を作るべきでした。日本では教育の現場は子どもが主役、親は見ているだけ・・・っていう変な意識があるのもいけないんでしょうね。もっと子どもが退くくらい親が率先して田圃しんでくれたほうが結果的にいい授業になるんじゃないかと思います。
いずれにしても、今回は反省することがたくさんあって直ぐにブログにアップできませんでした。またこういう機会があるかどうかはわかりませんが、親子講座や子どもだけの講座について大人以上の準備が必要だと痛感しました。そして今回参加してくれた方々のどなたか1人でも、少しでもアロマに関心をもってくれたらと願っています。
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翌日また電話があり。ひとり2年生だけどあとの3人は6年生とのことで、じゃあ子どもだけでも大丈夫ですねと言うと、親もつきそうと言われます。つきそうのではなく、一緒に参加してほしいと伝えると「2人で参加すると材料費がかかるからでしょう」とのこと。どっとため息。
当日、スタッフがあらかじめ机をセッティングしてくれていました。私の講座は全員が全員の顔を見られるように、可能な限り机を配置します。スタッフもその辺をわかっていてくれたので、教室奥にホワイトボード、その前に私が座る席、左右に椅子が2つづつ、ホワイトボードと対面するように椅子2つ並べてくれたました。この段階ではスタッフも私も何人おかあさんが来るのか把握していなかったのと、私はたぶん一番小さい子のおかあさんだけがいらっしゃるのかと思ってました。
さて、時間になってみるとお母さま方全員入室されました。子ども達を両サイドの席に座らせ、お母さま方の席は2つしか用意していなかったので、予備の椅子を後ろに出してスタートです。後で思い返せば、この座り方も良くなかったんです。
最初に自己紹介してもらい、この講座に参加した動機を尋ねたんです。大人の講座ではこれは当たり前のことでしたから。でも、これも不味かったかもしれない。4人のうち1人の子は自分でも虫除けスプレーを作ってみたかったと話してくれましたが、ほかの3人はおかあさんに言われて。そしておかあさま方も、そんなに興味を持っているという感じではなかったんです。なんとなく夏休みの自由研究によさそうだ、くらいの感じだったようです。よくよく考えてみたら興味のあるおかあさんだったら子どもだけでなく自分でも作りたいと思うでしょうし、単に材料費を払いたくないのではなく、もともと関心がなかったのでしょう。
おとなの講座ならいつも最初にハーブティーを飲んでもらうけど、子どもなのでライム・ソーダを用意していきました。ソーダは敢えて楽しませようと思って炭酸水の代わりにミネラルウォーターと重曹とクエン酸を持っていって、その場で作りました。酸っぱいのが苦手な子のためにガムシロップも用意して。これ、理科の好きな子などには受けると思います。面白がってくれるかと少し期待していたら、あまり感動はしなかったようです。それよりほとんど全員一口飲んだだけで残していました。もしかしたら気持ちが悪かったのかなと後から気づきました。重曹とかクエン酸みたいなものって本来口に入れてもいいものだけど、一般家庭ではあまり見慣れないし不気味だったかもしれませんね。
前半アロマのきほんなどをお話させてもらったのですが、子ども達は前でかしこまって、親は後ろでじっと見ている。まるで授業参観のようです。そして実習の虫除けスプレーを作る段になっておかあさま方に協力していただきブレンドを親子で決めてもらいました。そうしたら先程までの緊張感はいずこへ、各親子さん楽しそうに精油を選んでいました。ああ、もっと早くこの形にすればよかった。
授業参観のようなかたちにしてしまった事で親子双方に妙な緊張感を与えていたのかもしれません。せっかくスタッフが用意してくれたにせよ、時間を費やして机を並べ変えてでも、本来の親子講座の主旨のように親子で肩を並べて一緒にお勉強する状況を作るべきでした。日本では教育の現場は子どもが主役、親は見ているだけ・・・っていう変な意識があるのもいけないんでしょうね。もっと子どもが退くくらい親が率先して田圃しんでくれたほうが結果的にいい授業になるんじゃないかと思います。
いずれにしても、今回は反省することがたくさんあって直ぐにブログにアップできませんでした。またこういう機会があるかどうかはわかりませんが、親子講座や子どもだけの講座について大人以上の準備が必要だと痛感しました。そして今回参加してくれた方々のどなたか1人でも、少しでもアロマに関心をもってくれたらと願っています。
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一応受講料は一組1500円だったんですが・・・材料費は1人500円にしてました。1家族で1人、2人、3人とまちまちになる可能性があったので。
一口に子どもと言ってもその子その子の性格で違いますよね。今回の子達は反応が鈍かったので、ひたすら子どもに話すってちょっと難しいかな。あと逆にお母さんがいなければもう少しハキハキしていたんじゃないかとも思えました。
まあ、大人でもどんな人が来るのかわからないから本当に蓋を開けてみないことには何とも言えませんね。
私は、親子講座の時は、「一組○○円」として、兄弟設定を設けます。
「保護者と複数の子供」の場合は、いくらか割引ます。
で、ひたすら子供に話す。「おかあさんはどんな匂いが好き?」とか。
世間話が多いです(笑)。
でも、最初に予定外のことが起こると、パニックになりますね。
私は、最近は、ざっくりとした流れしか作らないことにしました(笑)